ちゃんくれさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃんくれ

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

ホアキンフェニックスのジョーカーで、シナトラのthat'sLifeエンディングはうまいな〜っと痺れたけど、
ここのエンディングでニーナシモンのfeeling goodは個人的にかなり揺さぶられました。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

若くて勢いのジャズでした、満足。
ここから年齢重ねて渋みを増していくところが醍醐味では。

怪物(2023年製作の映画)

3.9

各々の愛する人を守ろうとすることが、全く別のところで絡み合うことで他者からは怪物のように見えてしまう。
わかりやすい脚本でそれぞれの固定概念、価値観、ステレオタイプが顕著な人物たち。伏線がとてもしっか
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソン節炸裂。
このリズミカルで楽しい絵の中にふと我に帰る寂しさがあった。不意打ちで感情揺さぶってくるので、安心して見れない。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.4

クラシックギターが秋にぴったりの映画でした。個人的にバリオスの大聖堂第3楽章がとてもよかった。
お話しは、ありがちな映画のような恋愛やけど全然響かず。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.3

さりげなく美しいシンデレラストーリー。
貧富男女差別社会のなかで真っ直ぐに生きる主人公に、恋に落ちました、素敵。
インドの街、音、色、匂いまでしてくる、個人的にとても好きな映画でした。
大画面でもう一
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.1

想像以上にコントラストの強いシーンが多かったので、喜劇か?と思いきや
中盤からの流れが美しくて、ラストシーンはとてもよかった。
ピアノと朝焼けがしっとり響く映画。

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.2

この心地よさは、フランス映画でフランス語だからこそ。
80年代パリの集合住宅とモダニズム真っ只中のインテリアはかなり好みで、
コーナー窓から溢れる、午前4時の澄んでいて靄がかったようななんとも言えない
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.2

とにかくルカグァダニーノの色気溢れる映像と音楽とで十二分に満足です。
諸々ホラーなシーンは多いし、中々の衝撃作ではあるけども、カニバリズムはあくまでメタファー。
繊細で孤独な感情を、カニバリズムによっ
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

3.9

竹野内豊の声がよい
フィレンツェと梅ヶ丘っていうのも渋い

シャレード(1963年製作の映画)

4.3

オープニングクレジットの時点で、これは当たりやなと思ったの、大正解。
アナログな分、構図の上手さが際立ってて、色使いもロケーションも相まって、素敵なシーンに溢れておりました。眼福。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

映画という枠に納まらない映像表現に加え、時代を限定しないメッセージとアイロニー、名優ぞろいのシーンの数々に、諸々追い付くので精一杯、字幕見てる暇なんて無い。
ウェスアンダーソンは天才。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

-

ティモシーシャラメが詩の朗読する、5分間のエンドロールが良い。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.9

地理的でなく、時間的観点からみる場所の大事さ。
1980年代の韓国、たったの40年前。
ノンフィクション的に書いてあるけど、事実はどうなの?な所が多々消化不良なのは、まだまだそういう時代なのかも。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

人生で、こんなにも響く映画に出会うタイミングがあと何回あるのか。
しばらく現実に戻って来れず、北イタリアに彷徨ってる、、、

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