Chocomonkeyさんの映画レビュー・感想・評価

Chocomonkey

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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

4.0

胸糞。
時が経って昔よりも今の方が良くなっているなんてことはなく、カトリックは今でも性犯罪者集団だし、時代問わず本当にどうしようもない連中だな。神なんていないって一番の証明はこいつらの存在だわ。
最後
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

この監督、オムニバス含めて日本で公開・配信された作品は全て観ているが、正直面白いと思ったことがない… 前作に続いてなぜこんな大役を任せられているのだろうか…?
なんの伏線も無しなご都合主義のオンパレー
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

ぱっと見のビジュアル的にはフランス版に分があるが、動き始めたら冴羽にしか見えなくなってきた。この人すごいな。
ストーリーも特に文句なし。
GET WILDの入り方はいまいちだった。切り替えなしで止め絵
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.1

掴みようがない話で、一番印象に残ったのは着信音の魔界村だった。
しかし、多様性とか騒いでもやはりロリコンには厳しい世の中だな。性癖自体は否定されるものじゃなかろうに。
この主人公、やっちゃいけなかった
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シド・バレット 独りぼっちの狂気(2023年製作の映画)

3.0

ピンク・フロイドのピの字も知らないが、別に退屈はしなかった。ならファンならもっと楽しめたのか?そうとも思えない。
まず、そもそもヒット前に在籍していたメンバーという時点で、ファンだとしてもかなりのコア
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.0

自分にはあまり合わず、映画の外にかなり意識を持っていかれてしまった。
こういった話って主人公側を一般的視点からまともに描くか、もしくはどちらも中立に描くかで活きてくると思うんだけど、主人公の牧師にいろ
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No.10(2021年製作の映画)

3.5

面白いかは微妙だが、楽しめはした。予告編も良い仕事している。「ネタバレ厳禁」という身構えさせる感想を言うことはある意味すでにネタバレだとは思うが、事前情報なしで椅子からズッコケる感覚を存分に味わうのが>>続きを読む

ザ・タワー(2022年製作の映画)

3.2

ツッコんだらキリがないが、それは野暮な気がするのでやめておく。
こういったハッタリきいた映画は嫌いにはなれないんだけど、10日程度の短期間で徐々に狂っていく様を見せた方が良いんじゃないかと思う。長期間
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.7

おそらく作り手もそうなんだろうが、観ているこちら側もやはり父親の影を追ってしまうので、二世監督は大変だなぁと。
設定自体はありがちながら、そこは親譲りの悪趣味ビジュアル(父親の方なら妙ちくりんなガシェ
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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

3.7

予告編でも流れていたが、子供がドラムセットのプレゼントに喜んでいる姿にほっこり。あらゆる楽器の中でも本能に訴えかけるものがあるからな。
最後のセッションは圧巻。願わくばもうちょっと長く観たかった。この
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.3

これを言ったら元も子もないのだが、悪魔のいけにえでもエクソシストでもなんでもいいんだけど、ホラー映画のプリクエルなんて観たいか?といった問題がある。
もちろんこれで出来が良いのなら問題ないのだが、焼き
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

ハイスクール・ミュージカルの若造がこんなムキムキになるとは誰が予想できただろうか。(ベイウォッチの時点で既にバッキバキだったが)こういった殻を破ろうと頑張っている俳優は応援したい。
かなりしんどい映画
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

23年4月9日、立川極爆にて。
24年3月31日、再び立川極爆にて。
日本の上映権が切れるということで、ひとまずの見納め。
何も言うことない。いつ観ても最高。
シネマコンサートも行っているけど、極爆で
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.9

どれだけつまらない映画だとしてもそれが時間の無駄だと感じることはほとんどないのだが、そんな私でもこの前作と同じ年に公開したジュラシックワールドは耐え難いものがあった。こうすりゃ喜ぶんだろ?って馬鹿にさ>>続きを読む

デストラップ/狼狩り(2020年製作の映画)

3.4

この配給のやることなので、予告編詐欺、ポスター詐欺なのは別に良いとして、展開が遅い。そして、そこまでじっくり時間かけたわりには最後奥さんの察しが良すぎる。さらにその冷静さを欠いた行動が最悪の結果に繋が>>続きを読む

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

3.9

どん底からの大逆転劇な話かと思いきや、その部分は結構あっさり。
そういうドラマと思えば楽しめるのだが(実際楽しめたのだが)、ずっと犯罪ばかりしていたような印象で、そこまで音楽に努力していた気配がない。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

IMAXにて。
無神経なバービーのミームがなかったとしても確かにこりゃ夏に公開できるような映画じゃないな。反戦反核ではあるけれども。
インターステラー以降の作品と比べて体感としては70mm IMAXの
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ブリックレイヤー(2023年製作の映画)

3.3

一時期中国の雇われ監督に成り下がってしまった感のあったレニー・ハーリンだが、最近(と言っても全て観たわけではないが)の中ではとりあえず見た目上ではそれなりにリッチな部類なんじゃないかと思う。
ただ、な
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

ちょくちょく傍聴席の一般人が映し出されるが、これはこの映画を観ている側も一緒だよってことなのかな?
裁判なんていう特異なシチュエーションのみならず、客観性なんていうのはその実曖昧なもので、結局この世の
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FEAST -狂宴-(2022年製作の映画)

3.4

フィーストと言われるとあの3でいきなり巨大ロボの足が出てくるホラーシリーズがまっさきに思い浮かぶが、もちろん関係ない。
3幕以降があまりにも予想外すぎる展開で、思考が追いつかない。
宗教観の違いもあり
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.8

最高。大好き。アティカ!アティカ!
でも終わりに近づくに連れ、寂しくなってくるんだよな… なんとか逃げおおせてくれ、って。
観ているこちらまでストックホルム症候群にさせてしまうパチーノの演技、パない。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.6

35mmにて。
以前に立川で観たときも思ったんだけど、この年代のフィルムにしては状態が良いんだよな。どっかのリバイバルのタイミングで作り直しでもしたのかな?
しかし、結構混んでるもんだな。みんなトラビ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

本人が撤回しているものをいつまでネタにするのもどうかと思うが、引退予定だった10本からもうすぐ倍の本数に達しそうだな。元気そうでなにより。
ひょっとしてこの人、ノワールよりもヴァレリアンみたいなアホっ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.3

IMAXにて。
誰がなんと言おうとリンチ版のデューンは面白いし(いろいろな製作事情もあり、傑作とは言わないが)、ホドロフスキー版も永遠に待ち続けている身としては、どうにもこのお高く止まっている感じが受
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.0

こんな映画も撮れるのか。いつものテンポの良い演出は鳴りをひそめ、オーソドックスな戦争映画の体。
ひとつ前の作品は酷かったが、これは面白かった。いまいち安定感のない監督だな。
なんてったって原題はGuy
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.1

原作も全く知らないんだけど、デューンの予約ついでにたまたま開いたらイベント上映回がまだ空いていたのでなんとなく勢いで。ていうか、こんなことある? 声優でも来ないとみんな興味ないのかな? 面白かったのに>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.4

個人的な趣味の問題もあるが、単純に好みの展開ではなかった。予告編で感じた印象とは若干異なるので、そういった意味では予想外の展開と言えないこともないが、こっちとしては予告編まんまの話が観たかったよ。
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ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

4.5

カードカウンター面白かったから、手に入れつつも放置していたこいつを鑑賞。
コッポラ、ルーカスプレゼンツ。ポール・シュレイダーフィルムって出てきた時点で約束されたようなものだが、クソおもしろい。
特に石
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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

3.2

コジマプロ設立からデスストランディング完成までを追ったドキュメンタリーなので、コナミ時代のエピソードはほぼなし。権利の問題もあるのかもしれないが、これで小島秀夫という人物像を浮き彫りにできたとは到底思>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.2

これは良いワイティティだった。話は鉄板すぎて語るところもないが、ノリの良い持ち味が見事に内容にマッチした。
最後と最初に良いところ持っていく目立ちたがりワイティティもご愛嬌。
しかし、天気も悪く、いつ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

この人とA24はホラー業界にあまりよくない流れを作ってしまった気がして、手放しでは評価しづらい。へレディタリー以降、やたら思わせぶりな深刻ぶったホラーが本当に増えた。
そんでもって最新作がこれ。今回は
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ハンテッド 狩られる夜(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

超楽しみにしていた1本。監督作でこそないが、アジャはずっと追いかけてるので。
面白い。これ以上ないくらいシンプルなワンシチュエーションもの。大好物。
ラストもあれで大正解。顔も名前も知られずXのまま死
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

映画は90分程度が好みだが、短ければいいってもんじゃない。明らかに尺不足。
だからか、マーベル初の本格ミステリーとか言っておきながら夢の中でペラペラと疑問に全部答えてくれるヴィラン、エシュロン以上のハ
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悪魔がはらわたでいけにえで私(2023年製作の映画)

1.2

タイトルから狙い過ぎで正直拒否反応が強く、普段だったら観に行くタイプの映画ではないのだが、カメオ出演のロイド・カウフマンにうまくノセられて。
やはり観ていてこちらが恥ずかしくなる映画だった。低予算とか
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

どんな人なのか知らないなと思い、鑑賞。
この映画だけだと陰謀論ややらせも少し疑うところだけど(なんだよ、無償で手伝ってくれるパソコンギークって)、今となっては全く冗談にもならないな。
ドーピングのドキ
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ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

3.5

東京外国語大学のイベント上映にて。
所長としての責務を全うするのと冤罪って別問題な気がしたのと、いくら正義のためとはいえ一線を超えている社会福祉士の女性が何のお咎めもないのにはモヤモヤしたが、まあ映画
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