Dさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

D

D

映画(84)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

”What did they do?”
“What they could do”

つくり込んだセリフ回し。鮮やかな色使い。よくできた子供達。かわいい衣装。絵に描いたような母。優しすぎるキャプテン。
>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

すべてを置き去りにしたとき、はじめて自分が何者かを問うことができる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

万引き家族に続いてまたもや貧富の格差問題がパルムドールに、、

象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.2

静かに座ってられない世の中で、象は静かに座ってる。向こう側を見つめながら
、、

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.5

戦争と二人の女。

昭和20年の夏、戦争がおわる。日本人のみんながそれを知ってるからこそ、すずさんあともう少し耐えてと願う。でも戦争がやっと終わったのにすずさんは悔しくて涙を流してた。これが戦争なんだ
>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.7

悲壮感たっぷりの前半からのタイトルバックからの葬式コント。結構攻めとるな。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

相手の良いところいっぱい言えるってことは嫌なとこもいっぱい言えるってことなのかもしれない。

愛ってなんだろなぁ、
相手のために仮面を被ることも愛だし、仮面を剥がしあうのも愛だって安部公房が言ってたな
>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

躍り、狂う。

初ギャスパー・ノエ。地獄の長回しで観客をも酔わせる。最後はカメラが定まらないうえ、字幕までひっくり返る。踊ってるのか狂ってるのか、紙一重。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

スティーブン・キングがキューブリックのシャイニングを嫌っていたのはレディープレイヤー1でも語られる有名な話だが、その理由は父親の愛が描かれなかったかららしい。

本作ではすでにホテルの一員となってしま
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.1

愛と憎しみの血み泥ラブコメディ。

邦画ってのは寡黙な主人公が多い。そんな主人公の堪えきれない思いが堰を切って溢れ出す様に共感する人も多い。が、宮本はあまりにも堰が低い。すぐ溢れる。全然共感できないが
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

誰しもがヒーローになれる時代から誰しもが悪魔になる時代へ。

悪魔が人間をエデンから解放したように、JOKERは弱者をこの格差社会から解放しようとする。そんな彼の過去に触れるのはタブー、禁断の果実なの
>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

仕事してお金をもらう。
それは誰かに必要とされていることを実感できる一番の近道なのかもしれない。良い会社に入っても承認欲求は満たされないのだ。
だから仕事の内容なんてたいして関係ないのだ。世の中の大半
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

昔々、1969年8月9日ハリウッドで一人の女優が殺される、、、はずだった。

登場人物たちは誰一人奇跡が起こったことを知らない。映画を観ている人だけがこの奇跡を体験することができる。これが映画の力か。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.6

肝心なところが映されていない。結末が描かれないことはあるが、主人公の選択が描かれていないのはどうしてか?

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.3

実際の地方の田舎町ってこんな仲良しこよしじゃないと思うんです。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

踊って終わる最後のカットが良い。

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

4.2

なんだこの映画は、、
さ迷い、走り、歌う前田敦子。
言葉にできない不思議な映画体験。
なぜこんなに感動している自分がいるのか分からない。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.9

建築家の私がレビューします。
建築は材料と構造が大事です。
技師は楽譜を書けますが、建築家は演奏もできます。
建築と映画は総合芸術なのです。

主戦場(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画でさえ情報の偏りはある。問題の本質は誰が間違ってるとか正しいとかではなく、本当の史実はどうだったかでもなく、何も知らないことだ。これは政治の問題でもあるし、教育の問題でもあるという意見に反対し>>続きを読む

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.3

人に、音楽に、踊りに、映像に、歌に、言葉に、すべてに華が、芳しき華が。