Takashiさんの映画レビュー・感想・評価

Takashi

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.6

まず個人的な話。ワーホリで滞在していたシドニーの映画館で全く期待せずに見た第1作目以来、早6年。大いに楽しんだシーザー3部作が完結したということで、非常に感慨深いものがある。

まさかCGの類人猿にこ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

爆音で見たかった!ロック好きなら見るべし。クイーン好きとしては、ブライトン・ロックの使い方がたまらないね。エドガー・ライトさすが。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

前作のアウトレイジの激しさを期待すると拍子抜けしてしまうかもしれないけれども、これはこれで北野武らしい作品。『ソナチネ』や『HANA-BI』に近い雰囲気がある。

WE ARE X(2016年製作の映画)

4.0

X JAPANのドキュメンタリー映画、余計な先入観なしに作られていて、とても誠実な作品だと思う。日本では超有名バンドでも、海外だとまだまだ知る人ぞ知る存在だから、この作品をきっかけにX JAPANの音>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

私は遠藤周作の小説やエッセイが好きで、『沈黙』を読んだのは10年くらい前だったか定かではない。いずれにせよ、随分と前のことである。ただ、そんな私に原作を読んでいたときの感覚を思い出させてくれたのが、こ>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

スター・ウォーズについにスピンオフが!シリーズ全体のファンである自分が、やっと映画館まで観に行くことができました。

前半から仕込まれた小ネタの数々にニヤニヤしつつも、こんなものかと思っていたら、後半
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

大傑作。見終わった後、しばらく茫然としてしまった。

広島といえば、片仮名でヒロシマと書かれるように、原爆の被害を受けた街というイメージが強い。けれども元来活気のある街で、負の遺産である原爆ドームは広
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.8

第二次世界大戦中のポーランドが舞台のノンフィクションを原作とした作品。ポランスキー監督自身の経験をもとにした戦争の恐怖を感じさせる描写、そして戦後もソ連の圧政に苦しめられたポーランドの歴史を鑑みた上で>>続きを読む

メタリカ:真実の瞬間(2004年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーって被写体のキャラが濃いほど面白くなるけど、この作品はその良い例。ステージの勇ましい姿を知っているメタリカのファンも、この作品での人間臭い弱々しさをさらけ出した姿を見たら、より愛おしく>>続きを読む

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.3

メタリカの「One」のMVでもおなじみの反戦映画。本当に絶望しかない。介護施設で働いた経験のある自分としては、実際に経管栄養のご利用者さんと接する機会が多かったので、その点でもいろいろと考えさせられた>>続きを読む

日本沈没(1973年製作の映画)

3.4

1973年版を自宅にて鑑賞。この作品のハイライトは、中盤の東京での大震災のシーン。CGがない時代、ここまでの迫力ある映像を作り出した中野昭慶特技監督の技術力の高さには圧倒された。

残念だったのは、終
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.8

「シン・ゴジラ」に多大な影響を与えた作品。2時間37分という時間を感じさせないテンポの良さ、三船敏郎を筆頭とした役者陣の迫力、全てが圧倒的である。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。庵野秀明総監督、並びに樋口真嗣監督を始めとする製作者の特撮愛が詰まった、日本特撮映画の集大成とも言えよう。ゴジラファンはもちろん、次作を待ち続けているエヴァのファンにも是非見て欲しい。>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

『レヴェナント』レオ様がひたすら体張ってて凄い。アカデミー主演男優賞受賞も納得。で、見終わった後、どんな話だったっけ?ってなるけど。