franさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

せっかくなので35mmフィルム版で観ようと
109新宿に行くもなんと機材トラブルで上映中止に。
貴重な経験でした。日を改めて再チャレンジ。

まずまずの予習とそれなりの覚悟を持って鑑賞。
『TENET
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

それなりに長くプロレスを見てきたので
なんとなくエリック一家の不幸は知っている。
が、実際はもっともっときつい状況だった。
厳しい家庭環境下にも疑問を持たず、
性格も仲も良い兄弟達が楽しそうにしている
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

少年と犬が活躍するハートウォーミングな作品。長尺の夫婦喧嘩のシーンはげんなりするほど恐ろしい。そして犬。本当に犬が素晴らしい。観たあともつい考えてしまうので良い映画なんだろう。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

「怒涛のアクションつるべ打ち!」

といった惹句の映画は今までにもよく見たが、
『RRR』はその中でもぶっちぎりトップではなかろうか。
主人公二人が実在した人というのもすごい。
娯楽てんこ盛りマシマシ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.4

2023年度の1本目。池袋、IMAX3D鑑賞。1秒たりともどうやって撮っているのかわからなかった。凄まじいCG制作力。クモ型ロボ、カニ型ロボがとても良い。もう戦いはやめて平和に過ごしてほしいです…

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

初回はIMAX、2回目は4D-X Screenと立て続けに鑑賞。
文句なしに面白い。

序盤:『ライトスタッフ』
中盤:『SW4』
終盤:『ファイヤーフォックス』

を思い出した。
ストーリーがわかり
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

なぜかコメディと思い込んでいたのでスリリングかつシリアスな展開に驚いた。カンニングが題材だけどテーマは社会格差だよなぁ。タイのイメージが大きく変わった1本。

空白(2021年製作の映画)

4.3

古田新太、寺島しのぶ、田端智子、松坂桃李、伊東蒼。
全員、演技がめちゃくちゃうまくて引き込まれる。
日本版『ヘレディタリー』とも言いたくなるような
陰鬱な話から、現実味のある、かすかな希望を
感じられ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.3

明るい『桐島』。登場人物、全員が愛おしく、それなりに楽しい未来につながりそうな話運びがよい。外野スタンドが甲子園には全く見えないのだけが惜しい、県大会決勝とかでも良かったのに。お金かけずとも面白い映画>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.7

私はあまりネタバレを気にしない(ある程度、情報が入ってからの鑑賞でも気にならない)のですが、本作に限ってはほぼ何も知らずに観にいけたことに感謝した。よくこの企画が実現したなぁ。スパイダーバースはアニメ>>続きを読む

SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

4.1

前から観たかった映画が知らぬ間にアマプラに来ていた。

なんてことのない日常生活から、米ソ関係がじょじょに不穏な空気となり、まさかと思いきやイギリス全土に核爆弾が。その後はまったく救いのない
展開が延
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.5

NHK-BSで放送されていたので久々に
観たのだが、やはりめちゃくちゃ面白い。
キャラがマンガっぽいが、原作に忠実なので
ぜひ原作読んでから観てほしい。
原作、映画、アニメのどれもが名作。
主役に限ら
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

うだつの上がらないチームが奮起する話、
しかも韓国の警察ものということで
その時点で面白さ保証済み。
終始コメディかと思いきや、後半はかなり
アクション要素が高くて意外だった。
チキン食べたくなること
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

潜水艦の映画かな、と軽い気持ちで観だしたのだが地上ミッションも同時に進み、さらに思いもかけない大風呂敷の話になったりとぐいぐいとひっぱられ気づいたらエンドロールだった。ミサイルや魚雷の発射シーンのかっ>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

よくこんな(人間視点からすると)醜い見かけの男女を主人公にして2時間の映画を成立させているな、とそこに一番感心した。日本だとまず企画として通らないのではないか。冒頭、なんとなく映るコオロギのシーンです>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

めちゃめちゃ面白い。誰も知らない俳優、低予算(であろう)なのに安さを感じない絵作り、飽きない展開と話のテンポの良さ。実録殺人もののつもりで見始めたら、全然、想像していないところへ着地した。登場する人物>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

主人公(テルちゃん)は人間的にとても魅力のある女性なのに、なぜ、恋愛だけこうもおかしな距離感を良しとするのだろう。もはやホラーの領域。男性側もサイコパスに見える。映画全体の雰囲気はゆったりしていて好き>>続きを読む

デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.2

アマプラ視聴。Cウォーケンの悲しげな瞳。元彼女の物憂げな雰囲気。全編を通じて抑えた音楽とカメラ。40年くらい前の映画だが、今でも張りつめた気持ちで観ることができる。名作だと思います。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

覚悟して観にいったがやはり一度ではよくわからず。主人公は誰と何の目的で戦っているのだろうか。時間の逆行が影響する範囲はどこまでなのか。理詰めで理解したいのだが、たどり着くには様々な知識と深い思考が必要>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

4.1

『火花』は原作、映画、ドラマと見た。

なので共感できない主人公たちのお話だろうと覚悟をもって
臨んだが、やはり見ていて大半がつらかった。

主人公が身勝手すぎる。誇張ではなく、ごくあの界隈で
普通に
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.5

パラマウントのロゴ、スターがソニックのリングに!

ソニックのゲーム画面が現れ、カメラを引いていくと
ゴールデンアックス、スぺハリ、戦ヴァル、スペチャン、
JSR、龍が如くなどいろんなSEGAのゲーム
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

戦争映画なのに美しいシーンが多く、見入ってしまう。
特に照明弾のシーンは絶品。
どうやって撮影したんだろう、というシーンがあちこちに。
劇場で観るべき一本ですね、満足。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

大きなスクリーンで迫力のレースシーン!
爆音でのエンジン音!
映画館で観てよかった、と思える一本。

ただ、フェラーリをもっと持ち上げて欲しかった。
これだとフォードvsフォード(背広組)だもの。
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.4

不謹慎かなと思いつつ、昨今の社会情勢でどうしても思い出してしまい、久々に再見。25年前の映画と思えない。ブラピの演技がキレキレで素晴らしい。ヒロインが綺麗。ブルース・ウィリスもベストアクトではないかと>>続きを読む

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.5


見終えた直後の感想は『FAKE』。

アナウンサーと契約社員の生き様はリアルであると思いたいのだが、最後でなぁ…

観る者をぐらぐらと迷わせるのは、この映画の場合必要なのかと。最後がなければ素直に受
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

シャロン・テート事件を扱って、あの最後は許されるの?

まだご存命のシャロンの身内、ポランスキー監督はどういった気持ちかと思うと、素直に楽しめなくて… hideが亡くならなかったX JAPANの映画な
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.2

旦那が悪い。以上。

映画的には地味すぎて、いくら重厚な演技でも間延びした印象。

EXIT(2019年製作の映画)

3.3

凄まじいテロなのに、悲壮感がなくて現実味に欠ける。主人公とヒロイン、身体能力が高すぎてこれまた現実味に欠ける。広告で『新感染』の次に見るべき、とか言わなければいいのに。もっと明るく楽しめる、全然違う映>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

韓国的『万引き家族』。似て非なるものだけど、通ずるところもあり。何事も、やりすぎで破綻していくのが韓国なのかな。公式サイトや予告編の打ち出しがミステリー風なので損していると思う。ブラックコメディなんだ>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

原作未読。この題材を語るほどの知識が圧倒的に足りないが、どうしても音の良い劇場で観たくて。役者陣の抑えた演技に美しいピアノの演奏。じわじわと良い映画を観たな、という気持ちに。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

まず、予告編の出来が素晴らしい。ジョーカーがタバコを吸いながら胸を張って歩くシーン、階段で踊るシーンの美しいこと!劇場公開前から俄然、昂る。公開された本編も実に素晴らしかった。派手な見せ場やCGなどが>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

5.0

30年くらい前、初めて見たときはよくわからなかった。その後、繰り返し見て、様々な解説を読み、バージョン違いも追いかけ、今回はIMAXで劇場にて鑑賞。大画面でも全然古さを感じられず。BGM、SE、セリフ>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

2.8

単細胞生物からあんな知的生命体になるのがどうにも腑に落ちず。エイリアンとか遊星Xとか見てから宇宙行った方がいいですよ。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

『誰も知らない』を思い出す。それが作家性なんでしょうが。子役の表情、演技が本当に素晴らしい。あと安藤サクラさん。『まんぷく』のふくちゃんと同一人物と思えない。女優ってすごい。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

何回見ても面白い… レオン、マチルダ、みんな大好きスタン、裏社会っぽさ溢れるトニー。無駄なシーンがなく、133分があっという間にすぎる。至福の一本。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.3

2019年、一番の眼福映画。これ全部、CGなんだぜ?!ずっと見てたい。ハッピー・ホーガンことジョン・ファヴローさん、なんという多彩な人なんだ。

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