アゴンヌさんの映画レビュー・感想・評価

アゴンヌ

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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.2

試写会にて。タイムスリップ前の誕生から高校卒業までで既にうるっと。中国の80年代は日本に置き換えると丁度東京五輪(昭和)くらいの感覚になるのだろうか。日本とはちょっと感覚が違うが主演も、無理矢理母親に>>続きを読む

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

試写会で鑑賞。老人だけが絵の価値を見出せたとしたいのだろうが全てが破綻しているのは作品の方。オークションの落札価格は不意に訪れた人には絶対に教えない。そんなことをしたら最後信用を失い取り引きが成立しな>>続きを読む

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

2.0

試写にて。小木さんの壁を乗り越えられるのならば所謂お仕事映画としては及第点。今よりも景気がマシだった頃の大企業の余裕。乗り気でなかったメンバーがだんだん染まっていく様はベタだが観ていて気持ちいい。唯一>>続きを読む

羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

3.8

試写で鑑賞。まずポスターが怖い。拳銃やナイフと違い大なり小なり誰もがその痛みを知っているカッターナイフ。主演の2人が美しくなければ正視できない。スプラッタのていではあるがれっきとした愛の物語。宮市は躊>>続きを読む

WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.8

初監督とは思えない完成度。一流のスタッフに恵まれた反面、監督本人の意見が何処まで反映されたのか気になる。石橋蓮司演じる謎のアジア人の描写は世間のラッパーへの偏見を逆に茶化して小気味好い。ストーリーがし>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.0

シネスイッチ銀座にて鑑賞。予告の時点で胸を鷲掴みにされ、鑑賞後には打ちのめされたが時間の経過と共に作品としての残念な点が浮かび上がってきた。描写されている個々の出来事は実際にあったのだろうがそれをゼイ>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

1.6

無印の第1作目からリブート三作、ウルブァリンまですべて鑑賞。子供ジーンの能力発動からして昔以下。スコットが復活したのは嬉しいがローガンが出せないので話が動いていかない。製作側はキャストが出演してくれた>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

つまづいて立ち上がれる人もいればそうでない人もいる。このままではいけない事は当人が一番分かっている。震災は多くの人の人生を狂わせた。海に感謝してつけられたであろう美波という名の皮肉。呼ばれる度に多くを>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

1.3

公開初日に鑑賞。主人公に松山ケンイチの覇気のない声。起用するメリットがわからない。早乙女太一、堺雅人は許容範囲。
制作側に進歩が一ミリも感じられない。ドリルを炎に変えただけ。ロボットバトルもグレンラガ
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パリの家族たち(2018年製作の映画)

3.2

登場人物が多くて把握するのに時間がかかる。女性の描写もパターンから出ていない。子供を授かる機会がなかった教授が色々とやらかすのはやりすぎ。どちらからも共感を得ることはないのでは。痴呆の始まった老母をホ>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.6

試写にて鑑賞。原作物であり様様な協賛が付いた反面、やれなくなった事が増えたように感じた。本人は悪くないのに悉く上手くいかない次女役の蒼井優。優しいを通り越して共依存となる描写は恐怖を感じた。劇中のよう>>続きを読む

ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

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イイノホール特別上映。鑑賞前は人種差別大変映画と高を括っていた。主人公のモノローグ多めで貧困層の中では恵まれているのかと思っていたが一発の銃声が全てを引き裂く。半兄、半兄の妹、直弟、父の元妻(現夫は街>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

3.9

一応は正式の続編。まあ収監から出なくては物語が始まらないので移送の理由を描写しろと言うのは野暮か。新しいターゲットになるであろう孫娘周辺のキャスティングがお見事。B級感溢れる顔(失礼)で起こるであろう>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ティム・バートン監督で期待し過ぎたのかもしれない。危惧していたダンボは可愛いかったがその他はCGであることを隠そうともしない。生まれてすぐに芸を強要され親と離れ離れにさせる団長もお人好しの善人、ダンボ>>続きを読む

エマの瞳(2017年製作の映画)

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ダイアローグインザダークで知り合った二人。勿論映画なので結ばれるのだけど事後にすぐ他の女性に目が行く種馬。私とは恋愛感も人生感も全く違うのでひとかけらも共感できなかった。
目の不自由な女性をかわいそう
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もっと爽やかな作品かと勝手に予想したこちらが悪いのだけど権力者は自分の思い通りに生きるし爺様は謀殺を仄めかされ、公共放送は何処の国も腐ってるし、溜飲が下がったのは子供の精一杯の抵抗だけ。映画の中に入っ>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

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試写にて。正論で障害者手帳だ生活保護だと断ずるのは簡単だが
実際の役所は程度の差はあれども心を折りに来るのだ。隣家にこの2人がいたら私達は助けることができるだろうか。見えない聞こえないふりをするのでは
>>続きを読む

ヴァンサンへの手紙(2015年製作の映画)

4.4

仏で手話を公的に百年も否定していたとは驚き。聾学校へ通う為移住など苦労が絶えない。聴者の何倍もの努力で教師になった父親が運転中、後ろの娘と手話でやり取りする時、僅かだか手放しになっていたのが心配。

東京彗星(2017年製作の映画)

4.2

9.23シネマート特別上映。主要人物を3人に絞り丁寧に描くことで小品と思わせない。実際の報道素材と実景をチョイスするセンスが抜群に上手く、ハリウッドの大作以上。各種媒体での配信もはじまる様だが、多くの>>続きを読む

飢えたライオン(2017年製作の映画)

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冒頭からがっかり。現行犯でない限り生徒の前で逮捕はありえないし、後の彼女のマスコミの扱いもありえない。SNSの悪意を描きたいのは理解出来るが、現実的ではない。2ヶ月も一人の人間を追わない。他の惑星の物>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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突っ込んでいたらキリがないが、もう少し脚本を練って欲しい。男性に復讐してる時点で駄目。女性だけで華麗に悪ふざけして欲しい。