Daicherさんの映画レビュー・感想・評価

Daicher

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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

姿形は普通の人間だけれどもその中身は宇宙人。話が通じない人や何を考えているのかわからない人を指して「宇宙人」みたいと表現されることがあるけれど、文字通りそれが映画のなかで起こる。いかにコミュニケ>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.9

モデル業界の内幕もの。ただ、緻密なリサーチというよりも妄想と憶測に基づいていそうで、それが度を超した結果、内幕通り越して、異世界に片足突っ込んでるところが魅力。
美への飽くなきまでの追求を象徴する行為
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トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

4.2

子犬物語、じゃなくてトッド ソロンズの子犬物語、そこが肝心。
どう反応したらいいのか困るシーンの連続。
トッド ソロンズという名前が暗示することがわからない人でただ犬が好きで見る人にとっては事故みたい
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.8

人生は無意味だ、さてどう生きようとウジウジと悩んでた哲学科のエイブ教授が、生きる目的を間違った方向に見い出し迷走する物語。
彼は人はどうせ死ぬから何しても無意味さと考える寒々しいほどのニヒリストだった
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.0

正義という目的のためなら手段や手続きは選ばない立場と、正義という目的があるとはいえ手段や手続きは適正でなければならないという立場のボーダーラインが、メキシコとアメリカのボーダーライン(国境)上でせめぎ>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.3

三角関係が多角関係に発展して輪になっていく物語。
『上の句』を見て『下の句』は千早と太一と新の恋愛の三角関係が展開すると早とちりしてしまった。浅はかでした。
最終的には恋愛の三角関係なんて小さなところ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

いわゆる「感動」には着地しない特殊な難病物語。
難病で末期の娘アリシアの願いを叶えるために父親がとる行動が不幸の連鎖を生み出していく。
アリシアは日本のアニメ『魔法少女ユキコ』が大好きで、そのコスチュ
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.5

かるたという競技を通じて子供から大人へと成長する物語。
かるたに夢中な女の子ちはやを好きな太一と新。新はかるたも一流なうえに人格的にも大人びている存在である一方、太一の方は幼い頃とはいえ新に勝つために
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極秘捜査(2015年製作の映画)

1.1

映画は「この物語は事実に基づく」で始まる。
誘拐された女の子を救出するためにはぐれ刑事と占い師がタッグを組む。
この映画は占いを無邪気に信じられるかどうかで楽しめるかどうかが変わる。
そうでない自分は
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.6

カトリック教会がコミュニティの精神的支柱になっている街で、神父たちによる児童虐待の真相を明かそうと奮闘する新聞記者たちの物語。
性的な潔癖さを求める教会制度が神父たちの性的欲求を抑圧して歪めた結果、児
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.3

ボクシングのスタイルの変化を生き方の変化に重ね合わせる映画🐺怒りや復讐心に身を任せて攻撃するスタイルから、身を守ることを中心に据え虎視眈々と今まで練習で積み上げたものを発揮するのを待つスタイルへ🐺

ペーパーマン PaperMan(2009年製作の映画)

2.5

リサ クドローが現役なこと確認できてうれしかった🍀
って思ったけど2009年の作品って知って悲しくなった💦

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.0

平時にはパッとしない人生だけど、世界が危機に陥ったら生き生きする人をジョン グッドマンが好演f🙈