だっつさんの映画レビュー・感想・評価

だっつ

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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.6

面白かった。いわゆる殺人鬼ホラーっぽい分かりやすい演出。主人公の女の子が可愛い。ジェイソンっぽいキルもフレディっぽいキルも見せつつ、2人が戦うシーンもよい。もう少し2人の戦いが見たかった感もあるけど。

レック2(2009年製作の映画)

2.8

※ゾンビ映画は、元気でハラハラしたゾンビが見れた時点で◎ その上での感想!
・前作と映画の展開がほぼ一緒なので、前作を観てすぐ観たところ、展開パターンが同じすぎて飽きてしまった
・喚く→冷静になれよ→
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レック(2007年製作の映画)

3.1

※ゾンビ映画は、元気でハラハラしたゾンビが見れた時点で◎ その上での感想!
・リアルな撮影方法だけに、登場人物、組織のご都合主義的行動、カメラワークが気になる
・展開がワンパターンで飽きてきがち。誰か
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.3

・オカルト映画=演出過剰なイメージだったけど、そんなことはなかった。一流の映画でした。わざとらしい音楽演出は一切ない。観客を大人扱いしている。演出、脚本、登場人物達の動きが自然で映画に入りこめた。配給>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

ザ・ミュージカル!って感じの映画(ミュージカルをそんなに観たことが無いやつの感想)※ややネタバレ有

好きな映画解説youtuberのすがわかるお氏が「面白かった」と、リメイクとしてよかったと語ってい
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

こういう爺さんに、自分も成りたいと思える素敵な映画

観れば元気が出そうだなと思って観てみた。
長年勤めてきた会社を引退した70歳の爺さんが、
インターンプログラムで新進気鋭のECファッション企業に入
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

主要人物が死なない、コメディチックなゾンビ映画。姉妹の行動原理がよくわからなかったり、あんまりアクション面がすごい気持ちい映画、ってわけでもないんだけど、最後まで観れちゃった。悲観的じゃないゾンビ映画>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かった。色彩的豊かな楽しさが追求されているのだけれど、それが作品のストーリーと綺麗にリンクしていて、うならされた。悪の組織の実験によって、複数の並行宇宙の物体や人が主人公の世界にやって>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.8

 最新作が公開されるからだろう、アマゾンプライムで観れるようになっていたため、鑑賞。とてもよかった。評判通り、SFの教養的な扱われ方をしているだけある。私個人がこの作品の影響を強く受けているな、と分か>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

 面白い。音楽、演技、演出が上手い。観た後に人と議論したくなる仕掛けたっぷり。妄想と現実が入り乱れる。社会がおかしいのか、自分がおかしいのか。観ているこちらが何かおかしいのか。ゴッサムシティの抱える問>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

すぐわかるお氏や宇多丸さんが絶賛していたので観てみたが、文句なく、良い映画だった。面白かった。体感型の映画だ。視聴者はアンソニーと同じ目線で戸惑い、驚き、怯えることができる。認知症の症状を客観として描>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

映画自体も滅茶苦茶面白いが、この「エヴァ」という作品が背負っている
カルマが、この作品の娯楽性や完結することへの歓びを倍増させている。

長かった。この物語が完結するまで長かった。その待ち時間があった
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パターソン(2016年製作の映画)

3.6

映画が全体が詩のようになっている。何も意味のないような描写にみえて、意味が湧き上がる。いろいろな風景、景色、言葉を繰り返す。毎日の日常の中で、世界を観て、解釈して、自分なりの言葉を紡ぐ。そのプロセスが>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宇多丸さん曰く「観た人たちが自分の物語を語り始めるための映画」。まさしくそう。自分は96年生まれで、麦くん、絹ちゃんの3歳下。興味のあるカルチャーや音楽が被っているので、物語がリアルに感じられてよかっ>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

2.3

個人的には合わず。邦ドラマの一般的な演出に違和感が無い人はいいかも。

私は邦ドラマの現実離れした行動や、現実離れした説明セリフに代表される演出が苦手である。本作も、その類に値する。1つ1つの言動が説
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.3

不気味なホラー。原作と同じく奇妙さと世界観が凝っている

 お昼寝の後、何か映画でもみたいなーと思ってAmazon Prime を漁っていたときに、目に留まり視聴。ストーリーそのものに強く惹きこまれる
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

 自分事として受け止めることの難しさ。この世にはびこる生きづらさと向き合う。

韓国の大ベストセラーを描いた小説。この物語は、何か特別なことが起きるわけではない。淡々と、一人の韓国人母の生きづらさが描
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21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.7

資本主義の虚しさを分かりやすく伝える映画。経済学徒は皆見た方がい。この映画、ピケティのメッセージは分かりやすい。「歴史的に資本成長率が経済成長率を上回っている。どれだけ経済が成長しても、そのパイを多く>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

 面白い映画は総合的にレベルが高いんだなぁ。2時間があっという間だった。新しくモダンな作品コンセプト。この作品のテーマは重層的だ。いろいろな視点から刺しにかかるもんだから、見た人は色々と考えずにはいら>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.6

色々なところで「泣けた!」「期待以上!」と聞くことが多かった本作。かんそう氏のブログでアマプラで観れることを知り、視聴。

心があったかくなる、素敵な物語だった。まずキャラクターが最強にかわいい。「す
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.6

アメリカにないのものを、他の国から侵略(アイデアを盗む)するドキュメンタリー。日本はアメリカに近い文化なので、アメリカの自虐的な描写も他人事ではない。他国から侵略する制度や文化はどれも羨ましいイタリア>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

「ビジネス上の大成功者は、どこか狂っている。資本主義の指揮を執る人の人格の一例がよく分かる作品」

 マクドナルドの創業者であるレイ・クロックの物語。マクドナルドのシステムを作った兄弟と出会ってから、
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

 現代にタイムスリップしたヒトラー。初めはコメディアンとして人気を獲得していたが...。

評判のいい本作。テンポもよくて退屈なシーンが無い。最終的な展開もだrもがひやりと感じられる。多くの人に薦めら
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.0

 見ていてアニメーションがものすごく気持ちいい。投げた缶がくるくる回りながらペンギンに変わるシーン。日常の風景のいろいろなものがペンギンに変わっていくシーンは見ていてとても楽しい。展開は抽象的だが、森>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

*面白い。最後のライブシーンは圧巻。音楽も全く違和感がなく、まるでフレディ本人と、クイーンが演奏しているようだ。

*スターへの道はトントン描写でかけあがる。そのあとのクイーンとフレディに訪れる壁は、
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

脚本を努めたのは野木亜紀子。「俺物語」や「図書館戦争」など。伊浦役は吉沢悠。監督はガンツや図書館戦争などの佐藤信介。

テレビ局が製作委員会にいないおかげが、残虐シーンが多い。

原作の、人間の嫌な部
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