多分結局は愛の物語なんだと思う。ドニーはきっと自分にしか見えない世界で自分にしかできないやり方でグレッチェンを救ったんだ。
ドニーは決して孤独に死んでいない。
久しぶりに素直に楽しめる映画を見た気がする。思ってたより脚本も緻密だし演出も良かった。
男なら、一度くらい全てを賭けて何かを求めて走り抜けたいよね。
タイトルとか見た目を大きく裏切る鬱展開だった。
もっと克明になぜ生きるのかなぜ死ぬのかについて描くことができた気がする。
23/7/5
チャゼルはフィックスの方が良い画を撮る。
18/4/12
「暴れまわる原色のリズム」
青春の不完全さ的なやつをブルーハーツが全部解決してくれた。
月の爆撃機を歌ってくれたら満点だった。
少し難解なシーンがあってどう言葉にして良いかわからない。
みんな空っぽで誰かを必要としている、やっぱ心があるって切ない。
ぺドゥナの表情が良かった。
きっと誰も悪くない。それでも誰かは悪く誰かは正しく見えてしまう人間の目は恐ろしいと感じる。
トッドが詩をいうシーンが素晴らしかった。
告別式での参列者の思い出発表のシーンが、最初は一体何を見せられてるんだと思ったが終わってみれば心にくるものがあり、不思議な映画体験だった。
佐藤二朗と波岡一喜はやはり良い俳優だと思った。
2022/08/09
「境界を破ること」
いま見返すと手放しで賞賛できるような傑作ではないが、ショットの随所に現れる「境界」に注目して鑑賞したい一作ではある。
(昔の感想があまりにも意味不明だったので>>続きを読む
さすが吉田大八。
タイトルしか知らずに鑑賞したので、途中まで穏やかな田舎のファンタジー映画なのかと思ったが、終盤で驚きの展開に。
登場人物の抱える問題と精神的に浮ついた感じを絶妙に描いており、吉田監督>>続きを読む
この作品を映像化するにあたり、この監督・作画・音楽以外ではあり得ないだろうと思えるくらい素晴らしかった。
脚本は普通だったと思うが、世界観の勝利。
全体としてのナンセンスを局所的なセンスの強度で回復する、タランティーノの真骨頂。
CGがショボいのとストーリーが微妙なのを除けば壮大で良いと思う。
23/2/20
全編にわたって離人症的な間抜けさがある
18/3/10
徹頭徹尾いい不気味さによって独特の緊張感が保たれていた
圧倒的な世界観。監督の頭の中のイメージをそのまま外に出したような作品。
ラストには賛否両論あるらしいが、満足。これを東洋思想と絡めて考えて良いものか。
最高のカッコよさとひと握りのくだらなさ。
黒スーツに細いネクタイを締めサングラスをかけて街を歩きたくなる。
なぜ三度目の殺人なのか意見が分かれそう。
サスペンスなのかミステリーなのかよくわかないが、ある程度展開が予測できあまり新鮮さを感じなかった。
周囲とのズレを感じている主要な登場人物を、主人公と半魚人の恋を起点としてうまくドラマチックに動かせていた。