はるまさんの映画レビュー・感想・評価

はるま

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.3

ややネタバレになるのかもしれないが、これは謎解きミステリーではない、ということを言っておかないと、誤解をうけるし評価にも反映しそうなので最初に言いおいておく。

映画後に感じるもやもやは何に起因するの
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

あれほどまでに凝っていて美しい料理が、不気味で美味しそうに見えないのがこの映画のスゴさではないでしょうか。
とにかく皆さん演技巧者が集ってるので、とにかくうん臭かったりろくでもなかったりが素晴らしいで
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃSLAM DUNK世代(ジャンプ連載開始時読んでいる)で、テレビアニメはそこまで思い入れのない、洋画見慣れた人間の感想です。
まず、このSLAM DUNKは原作マンガ→映画であって再アニメ
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.5

評価が難しい、とても難しい。
20世紀FOXとしておそらく最後のXメンとなる作品で、ファーストジェネレーションから続くシリーズのとりを飾るのがこの作品である。そして最初の三部作の三作目ファイナルディシ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

(ネタバレというほどではないが、一部展開に触れるのでネタバレとした)

ドキュメンタリーの再現ドラマのような作りでありながら、また時折挟まれる実際に事件を起こした本人達のコメントが挟まるので、単純に物
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

3.8

観に行って良かった。
性差別と闘ってこられ、最高裁判所判事になられた方であるのに、普段のギンズバーグさんは、創作ドラマなどで思い描くイメージから程遠い、物静かでしゃべり方も優しい方であった。しかし、裁
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

ライアン・レイノルズなピカチュウを見に足を運びました。ポケモン、ゲームもアニメも一ミリも接してない人間ですが、それでもピカチュウやコダックの存在がかわいかったです。
物語はお子さんでも楽しめるようにな
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.7

今回音楽の使い方がとても良かった
アラン・シルヴェストリらしさを堪能できる
1日たっての感想は、釈迦の掌の上、だった。
結局彼らのエンドゲーム内での結末はインフィニティウォーでのストレンジ先生の行動で
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

この話で台詞のアビゲイル・アダムスのをジョン・アダムスの妻と訳したのは受け入れがたいものがあった。日本の配給はこの話の何を見てたのだろう

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

まずは、主演女優賞おめでとうございます。

見終わった時、これだけは知っていないと、この映画の理解はだいぶ変わってしまうのではと思ったこと。
それはサラの夫はモルーバラ公爵(マールバラ公爵)であること
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.5

ライ麦畑でつかまえてを恥ずかしながら読んだことはないし、サリンジャーについてほとんど知らないと言ってよい身なので、このような自伝作品を評するのはなかなか難しいが、二次大戦中従軍しているシーンとホルトく>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

たしかにヒーロー映画なのだ、この映画は。派手なアクションも目を見張る超能力もないけれど、どこか近くにいるのではないかとそんなことを思わせる。
それにしてもマカヴォイさんの演技、相当大変だったのではない
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

続き物なので評価しずらい。キャラは相変わらず魅力的です。
ただハリポタの頃からそうですが、画面くらいのなんとかならないかと

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

ボヘミアンラプソディーを見に行った同じ日に、ベートーベンを主役にした「No.9 不滅の旋律」という舞台を見たのだが、その中の台詞で、自らが作曲した「ウェリントンの勝利」のコンサートの観客の反応を称して>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

原作を知らないこともあるけれども異種バディものとして楽しめました。笑い要素もいい味があります。アメコミものですが、前知識もいらないですし、気楽に楽しめるダークヒーロものです。日本でのヴェノムへの反応は>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

消えた人を探す、そこにどんな謎があるか、こういう話はゴーンガール始めいろいろありますが、サーチは全編ネットの世界で描かれるあの演出手法がはらはらさせられます。この演出がなにより効いていました。

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.4

映画としては地味な作りですが、英国によるインドパキスタン支配の終演を、独立の混乱で大変な思いをしたご子孫が監督をつとめるという、そういう意味でも歴史を語っている映画です。個人的には恋愛パートはちょっと>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.7

舞台版からの映画化とことなり、本作はオリジナル作品。母と娘の物語であることは変わらず、前作をうけて、既存曲の歌詞を読み込んでストーリを作り上げたスタッフさんたちに拍手を贈りたくなる出来でした。ミュージ>>続きを読む

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