ポンヌフさんの映画レビュー・感想・評価

ポンヌフ

ポンヌフ

爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

3.2

パンクすぎて着いていけなかった自分が情けない〜。近未来の話なのに、暴走族とヤクザというバリバリ昭和が出てきて、そういうとこがよかった。
パンクロックってほとんど聴いたことないし、なんとなく劇中歌が苦手
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ガンモ(1997年製作の映画)

4.2

貧困動物虐待児童虐待性犯罪障害者売春殺人…奇抜な画とともに描かれるのは死にたくなるような現実で、しかもそれが日常だと思ってるんだ。アメリカの物質主義の結果を見たような気もする。
アメリカの郊外も日本の
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

前半めちゃめちゃコメディタッチ過ぎてお洒落な感じで、なんだこれ!好きだ!ってなったけど後半へ進むに連れて、精神病棟に入れられた明日香みたいに暗い気持ちになる。
最初はたまたま精神病棟に入れられちゃって
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.3

コロナ禍の今だから、人類滅亡が逆にリアルに感じる。コロナ流行り始めの時に思った、ウイルス一個で世界中がストップしてて、なんか世界って意外と狭いんじゃねって思った時を思い出した。
民衆は馬鹿だけど上も上
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街の上で(2019年製作の映画)

4.5

こういうのエモいだけとか思ってあんまり観なかったけど、最高だった…
演技が自然で、緩くてここちいい。
青、ユキ、イハ、マスター、イハの元カレが鉢合わせするシーンは笑いを堪えるのに必死だった。

インスタント沼(2009年製作の映画)

3.5

他の三木聡作品に比べたらあんまりかな〜。
話があちこち飛んでた気がするのと、テンポ感が遅めだったと思う。でも全く音楽性を感じないパンク青年の加瀬亮とか、めっちゃ良かった。あと、理想的な折れ釘を買った客
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

4.8

転々に続いてそのまま観ちゃったけど、三木聡ワールドに入り込みすぎて一瞬で終わっちゃった悲しい!
何もかもぶっ飛んでるけど、天国でも地獄でもないあの世を彷徨うところがすごく良かった。ロケ地もあのポンジュ
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転々(2007年製作の映画)

4.0

誰が原作を書いてどんな話だとしても、三木聡が撮ったら全てが三木聡作品になりそう。スタイルが唯一無二過ぎるし、こんなに緩くてコメディ調なのにいい気分になる映画ってあんまりない!
人を殺しちゃった映画の中
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花に嵐(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャケの200円コインロッカー前でのキスシーンがずっと頭に残ってたのでやっと観賞。
モキュメンタリーというのもあって、ジャンルを定めることのできない映画。
タイトルの出し方、クレジットの出し方がめちゃ
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

5.0

生きるって素晴らしすぎる!
幸せとは何かを最近考えてたけど、多分生きてるって実感することなんだと思う!
最初の走馬灯的な出来事の羅列が、最後また流れた時、全てが繋がって、人生の全てに意味があることがわ
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松ヶ根乱射事件(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

田舎特有の息苦しさマックスの雰囲気がたまらない。
序盤からほぼ終盤まで鬱屈して息苦しい展開がずっと続く。そんな中で翻弄される主人公の新井浩史は緩やかに、だが確実に狂っていき、ラストの乱射へと話は進む。
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.3

金持ちの娯楽の定番「人間狩り」の題材をかなり今風に落とし込めている。狩りの対象に黒人がいないのは変だとか、女が慈悲で殺されないのは変だとか、問題を杓子定規に理解してるから、自分の首を絞めてるところがア>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.7

アクションがかっこいい!
刺客も色々いて、まさかのベイビーわるきゅーれの2人もいたし、『暗殺教室』の後半を思い出した。
ストーリーとしては割とベタだけど、乗ってきてからの校内戦争はまさに見所で、そこだ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.8

なんとなく『時計仕掛けのオレンジ』に通ずるものがあると思う。
なんというかすごく独特なカメラワークが印象的。チワワを思い出させる顔をした主人公の異常っぷりを、ぶるぶる震えるような、コマ撮りみたいなカメ
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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

濱口竜介監督が構想中の長編作『FLOODS』の前日譚であるこの作品。
肌を触れることのない2人の青年が描かれる。背骨の浮き出た上半身と、白くほんのり肉付いている上半身が触れずに踊る様子が、踊りとは言い
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.2

ドロステ効果-再帰的な画像がもたらす効果のこと。合わせ鏡や不思議の環。
『カメ止め』みたいな技巧系で、スマホで撮ってるくらいの低予算だろうけどそれを感じさせないくらい面白かった。
未来がわかる系物語な
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さらば! 2021年(2021年製作の映画)

2.9

コロナに始まり、トランプ落選、東京オリンピック、タリバンなどで2021年をドキュメンタリー風に皮肉りまくる本作。
あんまり印象には残らないけど、世界情勢の総括としては良い。コロナが大半だったけど。
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

真っ白な雪、ネクタイのある制服、ロザリオ。田舎のクリスチャンの学校という独特の雰囲気がとても好きだった。
引っ越して初めてできた友達。かっこよくて頭も良くてサッカーが上手でみんなの人気者。別荘も持って
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獣道(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

伊藤沙莉がいいのはもちろんだけど、アントニーが想像以上によかった。
伊藤沙莉の普通じゃない生い立ちとか、やたら宗教絡むところとかはなんとなく園子温ぽくて好きな設定。悪やってても彼女ができて更生した奴、
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黄龍の村(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

最高だった〜本当に!
『ある用務員』と『ベイビーわるきゅーれ』と本作の『黄龍の村』の三作が同じタイミングで劇場でやってたけど、観れなかったので。劇場で観たかった〜。
冒頭のいわゆる模範大学生によるスマ
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援助交際撲滅運動(2001年製作の映画)

3.2

ゼロ年台初頭のIWGPとかと同じ空気感が味わえる。テレクラとか、人が多すぎる渋谷とかネオンギラギラのラブホとか。
ただ5割くらいAVで、くだらないといえばくだらない。ただ援助交際撲滅運動vs美人局をす
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何者(2016年製作の映画)

3.0

就活嫌だ!!
就活系映画なら織田裕二主演の就活戦線異常ありのほうが全然面白いけど、時代が全く違うな〜。たぶんこんな奴らが友達にいたらみんなまじで嫌いになってると思う。いい人は菅田将暉と有村架純だけ。

偶然にも最悪な少年(2003年製作の映画)

4.2

さいっこう!
蒼井優の出番が少ないだけで、それ以外最高でした!てかジャケかっこよすぎてポスター欲しい!中島美嘉可愛いし最高や

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.4

二回目の鑑賞。一回目は確か高二。
はじめての印象は今まで観たことのないような映画だったということ。それはカメラワークや映画全体の雰囲気がなんとなく不思議でふわふわしているから。元々のイメージの東出昌大
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.6

男女の逃避行ものに弱いから、これも好き。
何人も人を殺してるのに、いざ主人公サイドの人が殺されたら悲しむなんて、理不尽にも程があってそういうとこ含めてアメリカっぽくて良い。
車が走る時に流れるカントリ
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.5

子供の頃、この映画の挿入歌「ANGEL」を父親が日曜日の朝に流しててめちゃめちゃ好きで、調べてみたらこの映画の挿入歌だったのでそれ目的で鑑賞。スカっぽい感じと、武田かおりの声が心地良すぎる。
長回しの
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

IMAXで見たかったけどなかったので普通に鑑賞。UNEXTポイント使った。
自分的には、映像美、セット、衣装などのデザインがハマった。特に砂の惑星の民の、砂漠専用スーツがH.R.ギーガーっぽさがあって
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

話し合いだけなのにめちゃめちゃ面白い。
ただ自分的にもったいなかったのは、本作のリメイク版『12人の優しい日本人』を先に見てしまっていたから、どんなものか想像がついてしまったこと。知っていてもなお面白
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.4

ステイシーペラルタ、トニーアルバ、ジェイアダムス
アメリカ西海岸のやんちゃスケートキッズが、スケートボードの伝説を作った話。スケボーカルチャーの原点。ひたすらカッコ良すぎる。まだオーリーもなかったし、
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.9

服とか装飾とか凄く好み。
まさかの監督がヴィオレッタ(当事者)だとは。この上なくリアルが描かれていると思う。
教育って自分の価値観を押さえつけるんじゃなくて、もっと子供の自由にさせてあげるべきだよね。
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EDEN/エデン(2014年製作の映画)

3.4

ディスコっぽいハウス、通称ガラージのDJ。クラブで破茶滅茶な一晩!みたいなテーマじゃなくて、いちDJの栄枯盛衰を描いてて、音楽やってる人ほどハマると思う。
時間がとびとびだから話が結構わからなくなった
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ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

3.7

現代版の貴族の退廃。
酒女薬暴力なんでもやり放題。
実際にあったブリンドン・クラブを元にしているらしい。日本の大学の飲みサーやりサーより全然ひどいと思う。イギリス貴族って面は紳士だけど裏が変態っていう
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.1

世代がちょうどパリスヒルトンみたいなセレブファッションが流行っていた時代でかなり好み。みんな悪意なく、ノリでセレブの家に侵入して強盗してたから、実際めちゃめちゃ楽しそうだったし、こういう遊びができるな>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

AIとクローンの映画なのにいい人しか出てこない。
サムはクローンとして作られて、たった3年の寿命でそれが終わったら死ぬ。普通はそれに気がつくことはないけど、気づいちゃう話。
サムの生活環境が面白くて、
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