思いのほか面白かった。邦題が残念だけど、コメディありのハーレクインという感じ。何も考えず見れるし、少し下品だがそれがいい。
前編BGMなしなのに環境音がすごく耳に残る。日々の生活で、変えることのできないこと、どうしようもなく変わってしまうことがあるなかで、それでも変えることなく続けることを自分で選びとること。
予備知識なしだけど、テンポいいし、音楽かっこいいし(上原ひろみ!)、感情のピークの作り方が秀逸だしで、ぬるぬる動くサックス以外文句なし。
秀逸なプロット。ラスト5分の怒涛の展開で泣いてしまったけど、その夜はなぜだかりゅうちぇるとぺこのことを考えてしまった。家族だったんだよ、本当に。
アイルランドの戦争と平和。見終わったときにほーんとなるけど、ロシアの戯曲のような登場人物造形と寓意に満ちた(ように見える)事物がちょっとお腹いっぱいです。
尾美としのりっていう配役がリアル。永野芽郁が助演されている映画。
初見からだいぶ時間経って再見したので内容ほとんど覚えてなかった。原作とはかなり色が違うけど、やっぱり面白い。
コロナ禍の描写がしっかりあるのに、何もなかった一年をちゃんと何もなかったものとして描くのがえらい。追記:池松壮亮はB型
アンドロイドの記憶の断片から自分を、家族を再構成する物語。説明がないのがよい。
大自然の開放感ゆえの閉塞感。アメリカ人がカウボーイとキリスト教を楽しむ映画。
このレビューはネタバレを含みます
参照点であるいろんなSFが思い浮かぶんだけど、この作品が今後参照点になるかと言うとうーん。30分一話構成はクリフハンガーによってダレることはないけど、第6話に入った時に身構えたわりに終わり方はうーむ。>>続きを読む
前後編の前編。ジュブナイルをちゃんとやっててえらい。説明多いけど、長男のモノローグで説明しないので30分過ぎた頃からはテンポよい。Netflixでもみんな見てくれよな。
終戦期にあったと言われる殺人事件を究明するために被疑者に話を聞きに行く映画。尋ねる主人公も、なかなか真相を離さない被疑者たちも、枕元で兄が真相を話したと語る遺族も、そして監督自身もみんな戦争被害者の映>>続きを読む
韓国でキャリアに躓くとみんな始めるというフライドチキン店。設定は面白いし演技もコミカルなんだけど、要所要所で演出のしつこさがあってテンポがよくない。これまで見たことなかった俳優が多くて新鮮だった。
俺はエヴァという作品にも、碇シンジにも、ましてや碇ゲンドウにも実存を重ねることはなくなってしまったし、もはや元からそんなことなかったんじゃないかとさえ思ってしまう年齢になった。思えば遠くへ来たもんだ。
なぜ「閣下」を殺したのか。韓国中央情報部部長が時の大統領を殺害した事件を元にしたフィクション。監督とイ・ビョンホンはインサイダーズでもタッグ組んでたのね。
イ・ビョンホンがコップいっぱいのウイスキー飲>>続きを読む
ジャケ写の3人が3人とも、この役にうってつけ。スパイ送り込んでるチェミンシクの感じが、誰よりも狙われた男のフィリップシーモアホフマンみたいでよい。最後に入れてた馴れ初めシーンは本編にしては字余りだし、>>続きを読む
百合にはまるかも知れん。
ケイトブランシェットも最高だけど、ルーニーマーラもめちゃ可愛い。
「ベテラン」みたいにスカッとはしない清濁併せ呑むファンジョンミン。
マドンソクの本名、イドンソクが使われてるのはあえてなのかな?