初めてウェスアンダーソン見た
列車の動きに呼応して横にパッパッと行くカメラ、そしてパッパッと行く物語に驚かされる。小説や音楽ではできない(と思わせる)、映画という形式をこれでもかと存分に活かした手腕に>>続きを読む
カメラが淡々と捉える、あまりの呆気ない一瞬で、途方もないところまで人物の人生が飛び、その度に目眩がする。物語としてはもはやポルノに近く、特に今どきのホラーなどで相似性を見出すことも容易だろうけれど、こ>>続きを読む
車ヲタクの気持ちが初めてわかっただけで、映画としては十分なのである。
俺氏大号泣不可避。
ゴミ映画。
誰も悪くない、なんてこと本当に映画においてはどうでもいい。それをそれぞれの視点で描く...みたいな手法もかなり安直でくだらない。コミュニケーションの不可能性は決してこのような形で描くべきも>>続きを読む
中学生ぐらいの時に見ていたら、俳優を目指していたかもしれないと思うぐらい、子役も含めて演技が良い。
深淵を追求するうちに自らがそれに取り込まれ...というのはミステリーの王道の構造であり、本作もまた>>続きを読む
三宅唱の、登場人物(が表象する実在の人達)へのどこまでも真摯な目線は、観客から本作への目線と混じり合う。
2020年、コロナ禍の街とそこで暮らす人々・なくなる歴史がドキュメントのように記録される。カ>>続きを読む
ノア・バームバック監督が大好きな自分だが、ようやく見れた。
フェイクニュース、COVID-19...現代的なトピックを嫌でも想起させる、時代説話的なモチーフの数々と豊かなタペストリーにネオンライトの光>>続きを読む
井上雄彦がこのポジションでなかったら、あのポジションでなかったら、あり得ない構成/脚本という意味で極めて稀有かつ日本オリジナルな作品。その時点で俺にとっての価値はある程度担保される。オープニングで元が>>続きを読む