fwknさんの映画レビュー・感想・評価

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シラノ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

詩的な言い回しや比喩表現を交えたセリフが心地よく、冒頭の羊たちのダンスをはじめ、パン屋や兵士たちの訓練中のミュージカルにおけるダンスが美しく全編を通して、贅沢な時間を楽しめた。目を見張るのは、ピーター>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.6

沖縄でのハクソーの戦いを舞台に、人を救うために戦争に出兵した青年の信念の物語。行動や思いで回りを変えていくシーンが要所要所に入ってグッときた。戦争のシーンでの映像の生々しさが見所。

潜入者(2015年製作の映画)

3.7

麻薬組織への潜入捜査官、女好きの売人、資金洗浄会社の社長、幸せな家庭をもつ愛妻家までいろいろな顔を使い分けるブライアンクラストンを楽しむ映画だった。犯罪組織の中に身を投じることで、犯罪者に情を感じてし>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.1

それぞれのキャラクターが協力して欠点を補いながら戦うのだけれど、スーパーマンが無敵すぎて負けることはないという安心感の元映画が進んでいった。バットマンの能力が本当に「金持ち」だけのように感じて残念だっ>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

無人島に何か1つ持って行くなら?と聞かれたら、ラドクリフと答えたくなるそんな映画。

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.6

既に出来上がった関係性の中に、二階堂ふみ演じるノビが入ってきたところから始まり、物語の中に途中参加したような感覚で話は進んでいく。最後の静とチャラのシーンもノビの気持ちは理解出来たが、静の考えは理解し>>続きを読む

GAMBA ガンバと仲間たち(2015年製作の映画)

3.7

原作未見です。
キャラクターの個性が光っていて、とにかく生き生きと動いていた。理不尽さや挫折といった重苦しさは全くなく、冒険・勇気・感動といった王道のワクワクストーリーで素直に胸が熱くなった。ネズミた
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

異質なケースの事件ということもあり、できれば別のポアロ作品を観た上で、観賞したかった。容疑者を一堂に集めて謎解きをする定番のシーンも、この作品だけは異彩を放っており、ポアロの人となりを咀嚼しきった後に>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

-

伏線が非常に多い。あのときのあの行動はこういう意味があったのかと家に着いてからもハッとさせられる。中盤に至るまでは不気味な家族親戚に囲まれてその謎の言動に危機感を感じながら、やり過ごそうとする主人公だ>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

おいおいそれはダメだろう、と主人公の行動にツッコミを入れながら、だんだんと主人公に自分を重ね合わせていった。倫理観を欠いた報道の世界に客観的な嫌悪感を抱きつつも、事実刺激的で凄惨なその映像に魅入ってし>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

完全に白と黒に分けることができない問題に、多感な時期の中学生の主人公は自分の気持ちに少しでも汚い部分があると自分は悪い人間だと感じ苦しんでしまう。3つの物語が語られるに従い、現実は複雑で一面的には語れ>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

ジブリ感が出ててよかった。序盤の展開が眠すぎて、いまいち入り込めないままラストに至ったせいか、クライマックスでのカタルシスは一切無かった。キャラの行動の疑問点や魔法のシステムに目がいってしまった。

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

外の世界を知らない子供から見るルームの中での話と外での話。子供に移る世界を押し付けがましくなく静かに描いており、ルームの中での閉塞感や外の世界での不安な気持ちが重たくなりすぎずに伝わって来た。ルームか>>続きを読む

キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.5

うまーーーーーーーーー!
てしょっぱなになります。
テンポが良く、リズミカルに描かれてるシーンが多い反面、手に汗握って盛り上がるみたいなシーンはほぼなかったです。CGは見応えありました。
聖剣を使いこ
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ある決闘 セントヘレナの掟(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

キャラクターの行動原理があまり見えてこなかった。アメリカの当時の時代背景 に詳しくないからと言われればそれまでだが…。なんで?なんで?と思うシーンがありすぎて、ラストの主人公が流れ者になるシーンも解決>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

2.8

ただただ暗く、物語に展開が無いので見るのが辛くなってくる。眠かった。プロフェッサーとウルヴァリンに思い入れが相当強く無いと訴えてくるものがないと思う。切り刻む系シーンが多くR15なのもわかったがあんな>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.8

字幕で鑑賞。
それぞれのキャラにグッとくるシーンがあり、物語が進むにつれてどんどん魅了されていった。実写化したことでそれぞれのキャラクターにより魅力が備わっていたように感じた。ガストンがかっこよく、ル
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.4

2を観てから鑑賞。
少し語りのシーンが多く、物語の進行にもどかしさを感じる時があった。登場人物達の関係性がシュールでクスッと笑える所が多かった。イギリスの当時の文化や音楽に無知な私でもかっこいい映画だ
>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

変わらないドタバタ劇を繰り返すのだけど、それぞれが年を重ねた分、行動態度表情になんともいえない深みが増していた。ノスタルジックでかっこよくて、映像のギミックと音楽の疾走感が相まって熱くなった。スパッド>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

4.0

映画の主人公の視界を通して、物語が展開するので没入感が半端ない。まんまFPS視点のゲームをやってる感じ。全編にわたってめまぐるしく展開が変わり、逃げて、追いかけて、撃って、撃たれて、爆破して、敵かと思>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

変態映画。
序盤は設定や世界観を楽しむ映画かと冷めて見ていたら、中盤のどんでん返しでグイグイ引き込まれた。ベッドシーンは意外とエロく感じず、館の主人の変態趣味が成人指定の理由だと感じた。視点が入れ替わ
>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

自らの信念に従って消極的で不毛な努力を続ける主人公と好奇心旺盛に京都の街を散策するヒロインの恋愛ストーリー。主人公のベクトルは常にヒロインに向いており、ヒロインのベクトルは自分の興味を引くものにコロコ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

少年期、青年期、成人期のパートに分かれて、主人公の性格や人となりを形作る出来事が描かれていた。ひどい家庭環境で、いじめにもあっており、自身もゲイであることに葛藤しているという重々しい内容だが、カメラワ>>続きを読む

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