KIN10G13Fさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

貞子(2019年製作の映画)

3.5

エライザかわいい。鈴木光司の「タイド」を原作とした「リング」シリーズのホラー映画です。演劇口調のような、多少不自然だけど、分かり易く聞き取り易い出演者の話し方が印象的でした。

網走番外地(1965年製作の映画)

4.5

人を切り、3年の刑期を宣告されたヤクザ「橘」は日本最北端の刑事施設「網走刑務所」へ送られる。入所後には真面目に労役に取り組み、また彼の保護司「妻木」の尽力もあり仮出所の可能性が出てくるが─。
高倉健の
>>続きを読む

アポロンの地獄(1967年製作の映画)

4.0

''お前は父を殺し、そして母と情を通じるだろう''。ソポクレスの戯曲「オイディプス王」を原作としたイタリア映画です。
終いには自ら''知''を拒絶する「エディポ」の姿が本当に哀しい。

パージ(2013年製作の映画)

3.5

一年に一度、夜7時から翌朝7時の12時間、アメリカでは全ての犯罪が合法となる─。''クライム映画''です()。
次々登場する人物による逆にセオリー破りな展開が新鮮でした。折角全ての犯罪が許されているわ
>>続きを読む

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

4.0

インディアナ州の田舎町で小さな食堂を経営している寡黙な男「トム・ストール」。ある日、彼の食堂が強盗に襲われるが─。シンプルで集中できる構成と緊張と緩和がしっかりした演出で結構面白かったです。エド・ハリ>>続きを読む

11:11:11(2011年製作の映画)

4.0

信仰・聖書・神話を題材としたホラー映画です。大音量SEと急な出現に頼ったホラー演出が残念だったけど、オチは面白かったです。

ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦、夫のソビエト出征を契機に関係が狂いだす夫婦を描いた恋愛・反戦映画です。恋愛映画としての脚本・演出も然ることながら、極寒の地ソビエト戦線の戦場描写も素晴らしい。そして切ない。

飼育(1961年製作の映画)

4.0

大江健三郎の同名小説を原作とする、太平洋戦争末期、山村にて捕縛された黒人米兵と村人・疎開者との奇妙で残酷な交流を描いた日本映画です。部落という閉鎖的共同体を容赦なく陰湿に描いている。流麗なカメラワーク>>続きを読む

日本誕生(1959年製作の映画)

4.0

面白いです、大迫力です、でも長いです。古事記・日本書紀の記述をベースとした、日本武尊の生涯をスペクタクルに描いた日本映画です。''東宝映画1000本製作記念映画''として約2億5000万円をかけて制作>>続きを読む