HazukiNakamoriさんの映画レビュー・感想・評価

HazukiNakamori

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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生活のなかにあるちょっとした喜びや発見は、SNS にポストして人とシェアしなくても、どこかに発表して誰かの判断に晒されなくても、ただ価値あるものとしてわたしのなかに存在しているものだった。
それを孤独
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.6

社会的な問題を投げかけるドキュメンタリーの側面がしっかりしているのはさることながら、はじめからおわりまでボーイミーツガールという地球上のあらゆる国でいつの時代にも繰り返されてきたストーリーラインで、か>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

愛についての映画。エーリッヒ・フロムが『愛するということ』で愛は対象の問題でなく技術なのだと書いていたことを思い出す。
他者に耳を傾け、それに誠実に応答すること。
受動的に愛されるだけだった子供が能動
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スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.0

フリーが服を与えるんじゃなくて、ミシンと布で服を作りたくさせる、創造性を刺激してくれるのがスパークスだ、と言ってたけど、まさに!

偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

誤配は身体なしには起こり得ない。
東浩紀が『存在論的、郵便的』でデリダの思想から抽出した「誤配」というコンセプトで、完璧にすべてのシーンが解説できるのでは?!
ツーとカーという謎のあだ名、お前不気味だ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.7

わたしも来世はかわいい女の子の胸に抱かれて眠りたい

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.5

『わたしはロランス』とおなじ、インタビューでストーリーを語らせるという、あくまで第三者的に物語を見せるお作法。
これまで繰り返し描かれてきたモチーフが今回も登場する。ゲイであることに向けられる世間から
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

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田舎もいまや東京でさえも日々衰退していて、日本のどこにも光り輝く未来は見えない中で、それでもどうしてわたしは生きていけるのか。
(白石一文小説が問いかけるような)ある種の若者が抱える、生きていくことへ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

誇大妄想でテレビの中が現実になるみたいに、映画の中が現実に迫ってくるみたいで、やばかった。ジョーカーかっこよすぎた

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.5

自分以外はみんな他人で、他人にできることは何もない。愛する人も守れない。すごく非力。唯一、全力で側にいることならできるってかんじかね。
男ですもの。女なんだよ!

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