HarutoMさんの映画レビュー・感想・評価

HarutoM

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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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タイムループに囚われてしまったナイルズとサラの。タイムループ・ラブコメディ。
テーマ自体はありがちだけれども、サラの妹・タラの結婚式を巡る事件や殺戮ジジイことロイの存在によって本作はユニークな作品に仕
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エルヴィスへの誕生日プレゼント/ザ・ギフト(2014年製作の映画)

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ミニマルな短編作品として完成されていながらもその背景に壮大なスペクタクルを感じさせる映画。
母にとっては息子に危険なおもちゃを買い与えくないだけだったかもしれないし、店主も彼女を助けるために一役買った
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ジョーイ(2020年製作の映画)

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ウェイトレスの女性恋するピエロの物語。
短編の中にも明るい話なのか暗い話なのか揺れるような演出が良かった。
(20240422)

ハリー、大人になる(2012年製作の映画)

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ベビーシッターに恋心を抱く赤ちゃんハリー視点から「愛」を描いた短編。
大人でも答えを見つけるのが難しいテーマに、むしろ赤ちゃんの視点だからこそ真に迫った「愛とは、」。
(20240419)

フィーリング スルー(2019年製作の映画)

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端的かつ人情に訴えかけるドラマ。
青年が視聴覚障害者の男性との出会いを通じて成長する物語。
"Feeling through"とは、(〜を通して)感じるという言葉。見ることも聞くこともできない人と人の
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子連れじゃダメかしら?(2014年製作の映画)

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アフリカのシーンはとても美しい映像でロマンスに花を添えていたのだが、アメリカのシーンは映像のルックに違和感を感じた。
ローレンの息子二人組のクソガキっぷり好きだな〜。ベラ・ソーンは可愛すぎて、映画前半
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水虎(2021年製作の映画)

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遊郭から外に飛び出る場面で、画面奥の壁が勢いよく開いて光の中に駆けていくシーン移行が良かった。
2日間でこれだけのシーンを撮影できる力量が凄いなと思います。
(20240416)

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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"強い女性"のシャーリーズ・セロンと"ダメ男"のセス・ローゲンが意外にも相性バッチリ。
ものがたりの運びがかなりガサツではあるものの、いつもながらのセス・ローゲンのへっぽこぶりに笑ってしまう。
(20
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恋するポルノ・グラフィティ(2008年製作の映画)

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「男女の友情は成立するのか」という主題を、同居する男女がポルノ映画を作るという斬新なストーリーで描く。下ネタ全開でセックスしまくりだけどいい話。
あとトム・サヴィーニがインチキジジイ役でカメオ出演して
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ジュリア・幽霊と遊ぶ女(1977年製作の映画)

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ラストの椅子に臥したジュリアをぐるんと回りながら捉えるショットは素晴らしかった。
(20240413)

ナイトメア(1981年製作の映画)

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子供の無邪気な怖さからラストで邪悪な恐ろしさに変わる。
(20240413)

トラウマ/鮮血の叫び(1992年製作の映画)

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殺人犯の隣家に住む少年が最後に大活躍するあの展開は予想できなかった。
(20240414)

悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)

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ハゲを殺れ!

摂取してしまうと10年後に抜け毛が始まり、終いには凶暴化し人を襲いまくる危険ドラッグ"ブルー・サンシャイン"。殺人の濡れ衣を着せられた主人公ジプキンはハゲの暴走を食い止めるべく奮闘する
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ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌(1992年製作の映画)

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火薬の量がとにかくエグい。銃を撃ってるだけで至る所で爆発が起こりまくる。
アクションシーンも去ることながら物語展開がとにかく熱い。同僚警官の復讐に燃えるテキーラとおとり捜査官としてメラメラと闘志を燃や
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

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相撲の競技としての面白さと文化的な面白さが表現されていた。ギャグもほどよくあって面白い。
主人公の中の葛藤がもっと描かれていればドラマとしてもっと深みがある作品になったと思う。展開の意外性にも欠けてい
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地下水道(1956年製作の映画)

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毒ガスが充満する地下水道の中で死に抵抗しようともがき苦しむレジスタンスの姿を冷ややかに見つめるカメラ。
決してクロースアップを使わず長回しによって撮影される地上のシークエンスとクロースアップを多用し肉
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日本の夜と霧(1960年製作の映画)

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10年という年月を隔てた「かつて学生運動に参加していた者」と「今まさに闘争している学生」を結婚式というシチュエーションで違和感なく向き合いの構図に収めた点は良かった。

新郎の野沢は唯一両方の闘争の中
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IT/イット(1990年製作の映画)

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90’s版のIT。
ペニー・ワイズのチープ感がむしろ不気味さに輪をかける。ティム・カリーの狂気溢れる演技は見もの。

TVシリーズをまとめたものだから187分と長めなのは当たり前。7人の登場人物の群像
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愛しのローズマリー(2001年製作の映画)

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アイデアに富んだラブ・コメディ。ハルには絶世の美女に見えてるのだが、周りには特大級デブに見えてることで起きるすれ違いコントが面白すぎる。

ジルを断るシーンの「男の人生には何度か決断の時が訪れる」から
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シックス・ストリング・サムライ(1998年製作の映画)

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マッドマックスのような世界観のアメリカでギター侍が暴れまくる。
おバカだけれど、スタイリッシュ。アクションシーンも迫力あり。
ラストシーン、バディーの遺した衣服とギターと刀を持ちベガスへと去っていくキ
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

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テルマとルイーズの共通点は、あるものから常に逃げながら生きていることだ。
冒頭でテルマの夫に対して自分の意見を伝えることができない様子が印象づけられている。彼女は夫という存在、もっと言えば結婚生活から
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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一人の人間としてのオッペンハイマーを浮き彫りにした作品。
結果として世界の破壊者となってしまったことに対する意識とそれが自身の生涯をかけた発明であるが故に苦悩するオッペンハイマー自身の視点から描いてい
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オルフェ(1950年製作の映画)

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”オルフェウス”の神話を現代劇として置き換えた作品。

ジャン・コクトーが得意とする逆再生による魔法の効果、詩的な台詞、舞台照明のようなライティングが本作でもふんだんに用いられている。今見ても古臭さを
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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜(2007年製作の映画)

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ノンストップ・ナンセンス・シニカルが延々と続く70分間。メタ的なギャグもたくさんあり大人も笑えるアニメーション映画。
(20240401)

恋はハッケヨイ!(2000年製作の映画)

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完全にパッケージ買いしてしまった。
原題は"Secret Society"(秘密結社)。海外の人が日本文化に対して持っているミステリアスな神秘性みたいなものが強調されている。
それは時にして地球外文明
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

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これまたオムニバスで描かれる恋愛群像劇。

言葉を発せない青年がナレーションで物語を語るという面白い発想。
『恋する惑星』と続けて鑑賞したが、同作では二つの物語がラストで繋がるカタルシスがあったのに対
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

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オムニバス形式で大人の不器用な恋愛を描く。

鏡に映った虚像を活かしたアパートのシーンが印象的。映像、音楽ともにスタイリッシュ。
(20240401)

ネイバーズ2(2016年製作の映画)

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展開にやや違和感が、ラストは特に強引に良い話に持ってったなという印象。学生たちも前作の方が個性強くて面白かったよな。
コメディシーンの面白さは前作にも引けを取らない。学園祭のマリファナを巡るチェイスシ
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ゆるし(2023年製作の映画)

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母親が娘に対して怒りを向ける場面がいくつもあるのだが違和感と唐突感が否めない。娘に大切にしたい気持ちはあるものの誤った手段によって逆説的に娘を苦しめてしまう母親のジレンマが彼女目線でしっかりと描かれる>>続きを読む

マーダー・ライド・ショー(2003年製作の映画)

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キャプテン・スポールディングが一番怖い。主人公らを直接襲うファイアフライ一家以上にスポールディングのその物腰の柔らかい表情の裏に隠れ爪を研ぎ澄ましている彼の狂気におもわず震える。
デニースが地下に落ち
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