明花さんの映画レビュー・感想・評価

明花

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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

登場人物全員ただの善人で全然感情移入できなかった。
坂口健太郎さんが大好きなので、真実を告げられて泣いて縋り付く姿にかなり気持ち悪い笑みが込み上げてしまった。
エンドロールで実話に基づいてることに気づ
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ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

このノリの映画でガッツリ続編ありきなことあるんだ。
玉木宏と山田裕貴、声が分かりやすすぎてウケた。
Netflixの『赤ずきん〜』がつまらなかったから全然期待してなかったけど面白かった。やっぱ原作があ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.1

老若男女問わず楽しめる最高のエンターテインメント映画。
ストーリーは単純明快で映像は綺麗、セリフ回しも気がきいてて、つまらない瞬間がない。
あらゆるマリオシリーズの要素が出てくるからファンには堪らない
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呪詛(2022年製作の映画)

4.0

虫、集合体、閉所、暗所、怪奇現象その他諸々「こんなん出てきたら嫌だなあ」って恐怖要素が完璧なタイミングと完璧以上のクオリティで出てくる。
人間が怖いと感じる現象を徹底的に分析して導き出した最適解の詰め
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

出オチかと思ったら中盤しっかり盛り上がってまいりましたしてくれた。曲のチョイスがとても良かった。
ちょいグロだけどギャグ感の方が強い。でも男性にはちょっときついかもってシーン何回かあった。
ひたすらぶ
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

ディズニーアニメーション映画で一番好きかも。
ディズニーのキャラの表情が素晴らしいのは前々から知ってたけど、この作品はその良さが遺憾無く発揮されてる。ニックもジュディもニヒルな笑い方超可愛い。

可愛
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.9

エライザちゃん、いつもと全然違うキャラで可愛かった〜!話し方とかファッションとかばっちり世界観にマッチしてた。
オダギリジョー、いつも通りの雰囲気でかっこよかった。軽薄そうな男やらせたら右に出る男はい
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.9

名作だしラストちょっと泣いたけど、好きかって言われると微妙なとこ。
エドワードは優しいけど善良ではないよね。作中でも落とした財布の会話でそこははっきり示されてる。それが面白いと思った。彼が近所の人に優
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バレリーナ(2023年製作の映画)

4.2

サイコー!!
冒頭3分で思いっきりハート掴まれて、そっから1時間半掴まれっぱなしだった。

強くて手段を選ばない女、狂ってて好き。
動機が親友の敵討ちってところも好き。

笑っちゃうほど清々しいまでの
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.1

ある意味劇場で観なくて良かった映画。
嗚咽を漏らしながら泣きまくった。ハンカチとティッシュ必須。
大抵の映画って「さあここで泣いてください!!」って押し付けがましい感動ポイントがあるけど、これにはそう
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.3

ここ最近で一番しょうもない映画だった。

杜撰なのは犯行計画ではなくこの映画の演出では???
森を歩いてても汚れないし川辺にしゃがんでも濡れない服。人を鈍器で殴っても返り血を浴びず、人混みで物騒な話を
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

実話に基づいてるの知らなかった。

帰還兵のPTSDの話だと思ってたらどちらかというと戦地メインで、そこに関しては正直物足りなさを感じた。でもまあ自分が勝手に勘違いしてただけだし、戦闘シーンの見せ方は
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.7

娘の話は最後まで聞こうな!!

登場人物達の過去がはっきり明かされないの良い。なんでもかんでも一から十まで説明しないと気が済まない映画が増えてる中で、敢えて余白を残されると想像力を掻き立てられる。
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

ドラマシリーズ大好きだったから期待して視聴。面白かったけど映画にするほどの見応えを感じなかった。
良くも悪くも(悪くもに比重多めで)ドラマと変わらないクオリティ。

露伴先生と泉くんは安定かつ文句無し
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

4.0

「幸せな人が増える、これ以上のことはない」黒沢のお父さんのこの台詞に全てが集約されてる。映画のストーリー忘れても映像忘れてもこの台詞だけは忘れない。
世界中全ての愛や恋を知る人に幸あれ。

ドラマラス
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

小説読んだことあるから犯人は覚えてたけど、それ以外全部忘れてた。
忘れてたとはいえ、結構改変されてる気がする、良きにつけ悪しきにつけ。
展開が駆け足になっちゃうのは映画って枠組みに収めるために仕方ない
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

衝撃作!!みたいな謳い文句だったから覚悟して観た。覚悟しすぎた。
前半1時間ちょっとの、彼女の思惑が暴かれるまでがピーク。
ただ、そこで終わったらありきたりで、その後の夫婦の攻防戦を描くことこほが斬新
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.7

一筋縄ではいかない展開に驚かされた。
「この調子だと1時間で終わっちゃわない?」と思わされてからの急転直下予想外、楽しいね。
ただ、登場人物が軒並み馬鹿かクズ、もしくはその両方だからさっぱり共感できな
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.3

最高〜!!
大好きなアン・ハサウェイ様が無双してた。
美人って顔のバランスが良すぎて逆に印象に残りにくいっていうけど、彼女はその限りではない。眉、目、鼻、口、全てのパーツが大きくてゴージャス。そしてそ
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.8

友達や恋人と観るのにちょうどいい。
というか、一人で観ると拍子抜けしちゃいそう。良いとこも良くないとこも人と共有して会話したくなるタイプの映画。
いい塩梅の理不尽さと怖さとスリリングさ。最終的に「え、
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.8

どれだけの人々が無差別に撃ち殺されようとも、主人公に弾丸は当たらない。なぜなら主人公だから。
この手の映画を観るときはそのことに疑問を抱いてはいけない。

勝手にコミカル要素強めかと勘違いしてたけど、
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娼年(2018年製作の映画)

3.2

最初から最後まで何を見せられてるんだって気分で観てた。
松坂桃李はなぜこの役を受けたんだ。
性描写が多い、というかほぼそれなのに肝心のそれが全く魅力的に見えないのは如何なものか。あと当時既にアラサーの
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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.9

上映館少ない上に期間も短くて劇場で観られず、DVD発売を待ち望んで購入した思い出。何度も観返せるからDVD買って正解だった。
可愛いは正義なんて使い古されたフレーズだけど、そう思わなきゃやってけない女
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

父親が一番好きって言ってた映画。
フィルム・ノワールみたいな雰囲気でかっこいいし、それだけで終わらない仕掛けに素直にめちゃくちゃびっくりした。
途中ちょっと中弛みしてるように感じて飽きちゃったけど、あ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

どんな話なのか全く知らずに観始めたら初っ端から心掴まれる展開だった。
次々暴かれる最悪の事実が地獄すぎるのに目が離せなかった。
悲劇でしかない結末だけど、それでも一矢報いる様は小気味良い。

トップガン(1986年製作の映画)

3.6

全くもって好みじゃなくてさっぱり面白さが分からなかった。
友情も恋愛も成長もバランスよく取り入れられてて分かりやすい起承転結もあるのに何がここまでハマらなかったのか分からない。飛行機に興味無いからかな
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.8

文学版『プラダを着た悪魔』って評されてた。確かに良くも悪くも似ていた。
業界が違うから当然とはいえ、プラダほどの華やかさがないから観ていてやや冗長。

何より惜しかったのは主人公の挫折体験の少なさ。
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

About Timeは好きなのに、なぜかこっちは全く好みじゃなかった。なんなら観てすぐ内容を忘れてしまった。
当て馬にされる婚約社の気持ちを考えると腹立つし、結末も陳腐な奇跡で全然響かなかった。
レイ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

痛い痛い痛いってなる系のホラーかと思ったら、行為それ自体よりその原因を巡る物語だった。
女性の精神的不安定ってヒステリーに描写されがちだけど、この作品は主人公の押し殺した過去や感情が少しずつ顕在化され
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.2

原作未読。規模のでかすぎる恋愛ながらサクサク進むし、理想的ハッピーエンド。最初から最後まで飽きずに楽しめた。
途中何ヶ所か声出して笑ったし、2人の恋愛模様は観ていて微笑ましかった。
こういう作品に登場
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインがとてもチャーミング。人気出るの分かる。
ストーリーは単純明快で、MARVEL詳しくなくてもなんとなくの流れは分かるし楽しめた。もちろん知識あった方が面白いとは
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

観ていて息を飲むような映画は数あれど、息が上がる映画はそうそうない。これはそういう作品。劇場で観てたら汗だくになってたんじゃないかとすら思う。
怪物と怪物のぶつかり合い。実質アクション映画。

コーチ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

めっちゃ面白いしめっちゃ飯テロ。
唯一好きになれないのは見た目も中身も冴えない主人公がやたらと美女からモテるとこ。だけど昨今のポリコレ至上主義的風潮に一切媚びず男の夢とロマンに全振りしてるのはむしろ好
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.3

愛とは若い男女が育むものだと信じて疑わなかった小学生の頃の私に、その多種多様さと美しさを教えてくれた名作。
年齢も性別も立場も正解も不正解も関係なく、愛とはただそこに存在して、それ自体尊いのだと学んだ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.7

正直そんなに好みではなかった!
主人公が好きになれないと作品そのものにもハマれない。もうちょっと真っ当に生きてくれと幾度となく思ったけど、主人公が真っ当に生きちゃったらこの物語は生まれないから仕方ない
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罪の声(2020年製作の映画)

3.9

友達と映画館で観た。
鑑賞後に感想を言い合えるのが人と映画を観ることの醍醐味だと思ってるけど、これは感想を口にするのが難しかった。
一つ言えるのは、ものすごく丁寧に作り込まれてるから没入感が凄まじい。
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