Hipposkyさんの映画レビュー・感想・評価

Hipposky

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暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー(2022年製作の映画)

3.0

カオス&カオス!30分の中に情報多過ぎ!!
ゲストキャラの監督とマネージャー以外はキャラが確立しており、誰ひとり物語のためのキャラクターがいない。キチンと作り込まれている。キャラクターが物語を動かして
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黄金の腕(1955年製作の映画)

2.5

163.2200

主人公の薬物依存とザシュの共依存をうまく組み合わせたストーリー。中盤と終盤に訪れる落下シーンが恐怖。

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942年製作の映画)

3.0

162.2199

ガーネット版がラナ・タナーの魅力とサスペンスに重きを置いたのに対し、こちらは無許可とは言え正統派な内容。貧しさ故に結婚したという設定も、レストランので働いてそうな人妻感も非常に説得
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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946年製作の映画)

2.0

161.2198

ラナ・タナーの魅力が全開で、確かになぜこの亭主とくっついた?と誰もが疑問に思う配役。さすがに田舎の食堂には似つかわしくない。なさすぎる。魅力的ではあるんだけど人妻の魅力とは違う、ど
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.5

160.2197
天才と狂気が入り混じる財産家、ハワードヒューズの物語を弱みのあるヒーローとして切り出した点が上手い。前半のテンポの良い展開、後半の丁寧な描写。ゲーム廃人界では伝説と呼ばれるボトラーシ
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クィーン(2006年製作の映画)

3.0

159.2196

まさにこの時期、王室には批判殺到であった。実際の映像と合わせた事で当時がありありと思い出させる。ブレアをえらく持ち上げている気がするが、確かに王室の近代化はこの瞬間から始まった気が
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ツォツィ(2005年製作の映画)

3.0

158.2195

力づくで奪うことが当たり前の世界で育った男が、赤ん坊を誘拐することから少しづつ品位を持った人間に変貌する過程を描く。題材としてはよくある話ではあるが、舞台設定を南アフリカのスラムと
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.5

157.2194

抑圧から開放された性癖!いい!!
抑圧された家庭内、教師としての顔、心の奥に持っている願望、エリカのキャラクターを非常に立体的に見せてくれます。
前半の個室ビデオのシーンが最高。

ビバリウム(2019年製作の映画)

2.0

156.2193

冒頭からカッコウを出しているんだから、囚われるのは子持ちカップルの方が良くない?? 明るい不気味な雰囲気は良いけれど、無理がありすぎる。隣りの家の中はどうなってるの?とかこの子供の
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ノットジラ(2020年製作の映画)

2.0

155.2192

ゴジラというよりリトルゴジラ似のノットジラ。テンポも良く悪ノリも少ないので安心して観られる。好きなシーンは核実験シーンでサングラスで防護okというところ。実際50年代の海外特撮には
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動物農場(1954年製作の映画)

3.0

154.2191

社会システムを痛烈に批判、外に敵を作り団結させる。理念は容易に捻じ曲がる。ウェルズは本当に世界を俯瞰していたのだと感じられる。お気に入りはやはり人間を豚と犬に例えるあたり。

ヒート(1995年製作の映画)

2.5

153.2190

追うものと追われるもの、女神を手放すと負けなのです。。

ル・ミリオン(1931年製作の映画)

3.0

152.2189

兎にも角にもモダンな作りの映画で、今日的な映画の完成形とも言える。お気に入りはオープニングのセットとミニチュアを組み合わせた俯瞰ショット

Heaven and Earth Magic(原題)(1962年製作の映画)

2.5

151.2188

ぬるぬる動くアニメーションが当たり前の現代においては、全編切り絵アニメーションという構成が珍しい。ウルトラマンのOPやまどマギの魔女などでワンポイントで活躍中ではある。動きの珍妙さ
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シリアル・キラー アイリーン 「モンスター」と呼ばれた女(2003年製作の映画)

2.5

150.2187

前作から10年、刑の執行に合わせた更新作。前作に比べ格段に垢抜けたドキュメンタリーに仕上がっている。

アイリーン・ウォーノス:セリング・オブ・ア・シリアル・キラー(1992年製作の映画)

2.0

149.2186

基本黒人か、白人の殺人犯が死刑になる米国にて、「女性」で「白人」で「連続殺人犯」で「死刑を宣告された」ために、ドキュメンタリーの題材として成立している。基本、長期の取材が必要になる
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Tongues Untied(原題)(1989年製作の映画)

-

148.2185

実験映像としては良いと思うが、ドキュメンタリーとしては???という思い。ポリコレ映画が溢れる現代、本作監督はどう思うのだろうか。

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

2.0

147.2184

誰が正気なのかわからないまま進む展開は不気味でヨシ!
ただ早々にクリーチャーを出してしまうと、クリーチャー=絶対悪になってしまうので、登場はもう少し控えていただきたかった。クリーチ
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(1985年製作の映画)

3.5

146.2183

死ぬまでにみたい映画500本目に邦画超大作を。
重厚なリアリティは現代では再現不可能。もう、矢射ってるよね!?城建ってるよね?燃えてるよね?馬人を踏みつけてるよね!?炎の中に仲代達
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

2.0

145.2182

携帯に着信がある度、丘に登る主人公を中心に世間話が続き、ちょっとした事故がおこる。過去作と比べるとちょっと無理がある物語筋に世間話はキツイ。

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

2.5

144.2181

映画製作もの、監督の特徴である素人を配役しているため、どこまでが劇中劇なのか、どこまでが演技なのか不思議な感覚に陥る。ホセインのキャラクターが非常にリアリティがあって良い。見ている
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

2.5

142.2179

次作カジノを先にみてしまったが故、本作は少々退屈してしまったことは否めない。完全に見る順番を間違えてしまった。。

話の構造的にはカジノと同じだが、作中に起きることが事象の羅列に見
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カジノ(1995年製作の映画)

4.0

141.2178

3時間、マフィアものと聞いて長年敬遠していた本作。蓋を開けてみると長尺な事も忘れる傑作であった。

マフィア、カジノと派手な要素が全面に出るもののその実、零細社長奮闘記の様な大人に
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ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

3.0

140.2177

恋愛弱者としてはこの手のファンタジーにまとめてくれる方がすんなり受け入れられる。
キャンパスを模した画作りや緑がかった色調、パートカラーなど各所面白い試みがなされている。
ジェニィ
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忘れられた人々(1950年製作の映画)

3.5

139.2176

所長の言う「子供達より貧困を閉じ込めればいいのに」が正に本作を象徴している。貧困の連鎖が生々しく、また鶏と驢馬が凄くブニエエルらしい。1950年、貧困の味方、社会主義が広まっていく
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忘れじの面影(1948年製作の映画)

1.5

138.2175

端的に言えば、昔の男が忘れられず、家族も夫も子供も捨て男の元に行ってみたら、覚えられていなくて、あげく腸チフスで亡くなりました。という身も蓋もない話。恋愛偏差値の低い自分としては激
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宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

2.0

137.2174

特撮ステージの新設、東宝離脱組の加入、政府からの融資と好条件に恵まれたおかげか、本作の特撮は非常に良くできている。当時既にウルトラシリーズが放映され、ゴジラシリーズは予算の都合上、
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

136.2173

猥談や与太話が各キャラクターを見事に浮かび上がらせ、時系列を入れ替えて語る事で物語を鮮明に語る、タイムパフォーマンス重視の昨今の映画とは相反する。ただ無駄話が結局の所、本作の話の密
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アダム氏とマダム(1949年製作の映画)

2.5

135.2172

男女平等をテーマとうよりは夫婦の痴話喧嘩であり、男女間には少しの差しかない。(その少しが問題)ときて続編は選挙!を匂わせるエンドが秀逸。

つぐない(2007年製作の映画)

3.0

134.2171

10代の失恋がきっかけの嘘が相手の一生を台無しにしてしまう。
語り手ブライオニーのパート、ブライオニー主観/創作のパート、ロビーのパートが入り混じる構成だが、物語全体の構成がしっか
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若草の頃(1944年製作の映画)

2.5

133.2170

1904年、セントルイスの町は来るべきオリンピックと万博に沸いていた。世界恐慌、スペイン風邪といった惨事の前。古き良き時代を第二次戦時下のアメリカ人に贈る、乱暴に言えば米国版「Al
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オルフェ(1950年製作の映画)

2.0

132.2169

オルフェをベースに現代(50年代)のフランスっぽい恋愛事情を取り込み、水銀鏡といった狂気の特撮技術を混ぜ込んだ逸品。
やはり神話というからには神の物語であり、整合性など無視した圧倒
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.0

131.2168

デストピアともユートピアとも取れない世界観、神なき世界で教会に住む男。主語がweの男が女と少年に出会い、変わっていか、、、、ないのか。

孤独なエンディングが心に突き刺さる。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

130.2167

極端なアップの連続、序盤からの表面上の情報量の多さは、仮面ライダーをいかに現実感ある存在に見せるかという部分に貢献している。

本郷とるり子、一文字に絞ったドラマ作りで、全体の世界
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JFK(1991年製作の映画)

3.0

129.2166

序盤の実際の映像を多用、インタビューを交えた構造から、中盤はドラマ主体へシームレスに変化、終盤の法廷はそれまでの積み重ねもあり、熱量と何より圧倒的なリアリティを突きつけてくる。ラス
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