ホールデンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.5

午前十時の映画祭の4Kバージョンで鑑賞

擬似夜景での自衛隊VSモゲラ戦や、ラストの地球軍VSミステリアンの一大攻防戦は圧巻
モゲラ君はもっと活躍してええんやで

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.5

アメリカにも因果応報があって安心した
デンゼルワシントンのちょくちょく共感しながら悪の道に誘ってくる感じ怖い
後半になってくるとギアが入って面白くなってくる

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実話ベースなのに実際の事件の面白い部分はかなりハブられて脚色多め
ラストとか蛇足感あったけど監督の言いたい事なのだろうか……
面白かったがどうも監督の色が自分にマッチしなかった

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

言わずもがな穴の設定が面白い
下位階層は空腹で苦しんでるけど上位階層も退屈から頭がおかしくなるって人々の反応も、ある種人間の本質を描いている様
ただ定期的にランダムで階層が変わる設定に少し引っかかった
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最後、塔が崩れるシーンが心無しかジブリスタジオに見えました

On Your Mark(1995年製作の映画)

4.0

どことなく感じる押井臭
初めて見たけど宮崎さんサイバーパンクっぽいSFディストピア系の作品もあるのね
宮崎作品は短編が傑作って言われる所以が分かったような気がする

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

SFファンタジーの金字塔
いつか原作版きちんと読みたくなるなぁ

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

平凡だけど割としっかり作ってるザ・邦画スリラー
主人公の出生の秘密とかは見ててしんどかったけど楽しめた
ラストにびっくり

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

波乱万丈のDCEU一旦の一区切り、ベンアフバットマンの完結編としてはかなり良い出来では無いでしょうか?
前半パートは見たかったDCEUが見れた
ワンダーウーマンの真実の投げ縄を持った時に心中をベラベラ
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バットマン(1989年製作の映画)

3.8

フラッシュに備えて10年以上ぶりに再視聴
ゴッサムシティの雰囲気もさることながらそれを実現する特撮が素晴らしい

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

自分はDS Wii世代でそこまでガッツリマリオのゲームをやり込んだではなかったけど楽しめた。
それぞれのマリオのキャラクターの付け方が見事。今作のピーチ姫の可愛いこと。
過去作BGMや洋楽の使い方も良
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

三者三様の立場から子供二人の関係が描かれるがどれも学校というシステムや世間の常識に支配されている構成なのは皮肉よね

校長先生と生徒の音楽室でのシーンが素敵
秘密を抱えた子供の気持ちを汲み取ってあげる
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

ディズニー資本でディズニー批判を展開しながら最終的に真の多様性を小ボケかまして描く傑作
まさかアダムウォーロックに泣かされるとは
GotGシリーズで一番好きかも

人狼(2018年製作の映画)

3.8

プロテクトギアのデザインとアクションは今作のが一番好きかも
ディティールの細かさと重量感がたまらない
CGでは描けないそこに存在するだろうなって手に取るように分かる感じよね

内容は中盤とラストの悪編
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.7

ノリの良い音楽とお下劣ジョークで描かれるスペースオペラ親子喧嘩
笑わせるところはしっかり笑わせて泣けせるところはしっかり泣かせる流石ジェームズガン

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

現在社会において優しさは長所か欠点か
ラストにゾクっとしたと言うか身につまされる思いがする
主人公の元カノの言葉全部が理解も共感も出来るけど怒られてるような感覚になった……

ここまで考えされらるオチ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

有名すぎて大筋は知ってたから見る機会が無かったけど傑作
疑わしきは罰せず、大事な事や
これは何度も見返したい

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シビュラシステム(≒AI)があるなら法は必要無いのでは無いかの問いかけに
色相を濁らずに(≒AIの抜け穴を潜って)殺人を犯す矛盾した存在になって法律を存続させる結論を出した茜(≒製作陣)の凄さよ

大学での出来事(2020年製作の映画)

3.8

もし日本に銃規制が無ければ起こりうる出来事
大学の大教室で銃声が響くファーストカットからこの映画に引き込まれる
ある種戦争映画のような没入感

斬、(2018年製作の映画)

3.5

盗賊の片腕を切り落として命が尽きるまでにこれまでの人生を反省しろはやる事えげつな過ぎる
今作の池松壮亮のキャラや塚本晋也との関係性はどこかシン・仮面ライダーを想起させる

コマンドー(1985年製作の映画)

4.0

離すと言ったな?あれは嘘だ。
うわぁぁぁぁ………

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

原作の良さよなぁ
クラシック映画な演出を今の時代にやるのは必見かも

羅生門(1950年製作の映画)

4.5

羅生門×
藪の中◯

え!?ここからでも入れるハッピーENDがあるんですか?
って気持ちで見ていたけど、ラストはしっかり黒澤映画らしいヒューマニズムに溢れた作品だった

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.3

あの百姓に必要だったものは金じゃなくて感謝の言葉やったんかなぁ……

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

よもゆめが尊い……
電光超人の方のネタは少なめな印象、アニメシリーズの完結編かな
敵の目的とかユニバースの説明とか一度であまり理解出来なかったけどOPで泣くチョロいオタクわい

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

小説「仮面ライダー 1971-1973」を超える事を期待したが無念
結局あの小説が全ての仮面ライダー作品の中でも最適解か……

シン・ウルトラマンの時はむせ返るほどのウルトラ愛と円谷愛を感じたがシン・
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ゴーゴー 仮面ライダー(1971年製作の映画)

2.5

13話を劇場フォーマットにしただけなので高望みは禁物
アスペクト比率だったり次回予告が無かったりとの違いは十分に楽しめたし何より旧一号が本当にかっこいい
それだけで十分

Winny(2023年製作の映画)

4.0

ナイフで人を刺したとしてナイフを作った人間を罪に問えるか

日本の悪い部分が詰め込まれた2時間だった
映画的な、いわゆるエンタメな映画ではないけど真実を積み重ねていって観客を釘付けにするタイプの映画
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

「今や人は肌の色ではなく遺伝子で差別する」
このナレーションを90年代に言わせただけでも成功
まるでこれからのAI時代を表すようなSFサスペンス映画

劇場総集編 SSSS.DYNAZENON(2023年製作の映画)

4.0

ダイナゼノンはグリッドマンよりも連続ドラマ感が強いからぶつ切り感が否めないがラストはしっかり熱かった
蓬のグングンカットは劇場で見たかったけども!

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

👀

どんな企画書脚本でこの映像が出来上がるんや………
ifの人生を行き来して描かれる親子の愛の物語
これは公開したら二度目観に行きたい

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーんやや中途半端というか凡庸というか
SFにも恋愛ものにもフィルムノワールにもエンタメにも振り切れてない印象
映像は綺麗なんだからあえてモノクロにして見るとか、ラストをもっとバチバチのバットエンドに
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観客の予想の一歩先を行く脚本力よ
セリフの端々に過去のアメリカの事件を想起させるし赦しと怒りの物語に見事に昇華してる
三つの看板が画面に映る時のある種この映画独特のキャッチーさも凄い
あと警察署長ええ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

あの時、あの瞬間を積み重ねて映画の歴史は紡がれてきた
酷評されようと自分達の映画は今の映画に受け継がれている
あえてハリウッドの暗部と闇を通して映画の夢を描く本作
好き嫌いは別れるけどわいは好きやで
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1989年の映画なのに未だに同じ事を繰り返しているのがこの問題の根深さだろうか……
ラストのキング牧師とマルコムXの言葉がこの映画の全ての様な気がする

人生で一度は見るべき映画って評価は分かるけど2
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