inukoさんの映画レビュー・感想・評価

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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

2.8

ノートルダムの画が美しい。さすがディズニー映画。火事で大きく消失しただけに、これは貴重に思う。最後、少女がカジモドの顔をなでるシーンには涙が出たけど、なんかなんだかね…悪と戦って勝利っていうお決まりの>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

音楽がとても心に沁みる。この作品で描かれている同性愛者に対する偏見や無理解、拒絶・排斥が罷り通る社会的コンセンサスに嫌悪感を覚える一方、弱者同士の足の引っ張りあいや嫉妬もまた哀しい。自分と自分の周囲の>>続きを読む

セザンヌと過ごした時間(2016年製作の映画)

3.0

セザンヌの絵が大好きなので観た。導入から画の色彩、音楽、雰囲気が期待通りできゅんきゅん。ところが!!セザンヌの人柄にびっくり…。こんな気難しくて攻撃的な人だったの?!作品からは想像できない…。
一方、
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.3

私のハイライトは、水縞夫妻がパンを分けあうシーン。陽子さん作の鏡や、麻紐で結ぶ包装もとっても素敵。好きなものを丁寧に選び、少しずつ作っていく家っていいな。
おだやかな空気感だけど、疲れた心に力が与えら
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とまどい(1995年製作の映画)

4.3

エマニュエル・ベアールの美しさが半端なくて何度も繰り返し観た。貴腐ワインにも憧れた。あんなふうにタイピングしたい。

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

4.0

"You are the butter to my bread,and the breath to my life"
ハートウォーミングコメディ💓妻を見守り、支え、励ます夫たちがとっても素敵でした。お
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

傷だらけの癒し人。そんな言葉が思い浮かんだ。ロビン・ウィリアムズが演じた心理学講師ショーンの温和で深みがあり、しかし厳しくもある表情が心に沁みる。自分にもそのような人生の師がいて、今は疎遠になっている>>続きを読む

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

4.3

自分の殻に閉じ籠もり怯えているベラの心が開かれる瞬間瞬間の表情が好きだ。ジェシカ・ブラウン・フィンドレイが役の雰囲気にぴったりだったと思う。
また、心荒んでいたおじいさんがやさしさを取り戻し、ベラを彼
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

この音楽はこの映画のだったのか…なんてロマンティック。心に沁みる音と画とノスタルジー。特にジャック・ペランの目、表情がすごくいい。観賞後、心に愛が溢れました。「自分のすることを愛せ。子供の時映写室を愛>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.0

私も何にでもイエスと言ってみようかな!笑。経済的制限がかなりあるけど、姿勢だけでもね。ドタバタコメディでした。ブラッドリー・クーパーが男前。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.0

画が美しい。特に家の様子が美しい。虫や鳥の音も美しい。けれど音楽が不調和に感じた。ドビュッシーやショパンの挿入には違和感。また、トラン・ヌー・イエン・ケーの仕草が不自然に感じられ私の感覚には合わなかっ>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

タラジ・P・ヘンソン 、オクタヴィア・スペンサー 、ジャネール・モネイ の3人ともに本当に美しかった。知的さ、しなやかな強さ、愛情深さ、ユーモア、セクシー。そういった美しさが体現されていた。黒人だ、女>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.0

石田ゆり子が大好きなのです。が…この作品ではフランス語の発音がこどもっぽくて耳についてしまった。あと、全体の雰囲気が私には湿っぽすぎたかな…ギターの音色はよかった

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

エンディング音楽も相まって余韻がすごい…深い感動を覚えた。V.フランクルの「夜と霧」をあわせて思い浮かべながら、「希望」の力を胸に刻んだ。理不尽さに潰されることなく、できることを忍耐強く継続し、心豊か>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

仕事に行きたくなった!キビキビした、でも心地よいテンポ感に気持ちが乗って、元気になれる感じ。ミランダの生き方でも、アンドレアの生き方でも、どちらを選んでも素敵と思わせてくれる終わりかたが好き。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

横柄なボスにユーモアと優しさをもって寄り添う有能な秘書トマス(ショーン・ヘイズ)の存在がよかった。また、カーターが魅力的な女性に誘われて心に動揺が起こった時に、妻が素晴らしい女性で「自分は幸せな夫」だ>>続きを読む

奇跡のひと マリーとマルグリット(2014年製作の映画)

4.0

全盲聾唖の障害のうちに閉じ込められていたマリーは意思疏通の取れない荒々しい獣のようだった。けれど、物の名前を知り、言葉を学んで、彼女から愛が溢れ出るようになった。マリーとマルグリットの間に絆が結ばれる>>続きを読む

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.0

難しい。ナタリーの、お母さんの介護も浮気した夫への態度も、正しいけれど冷たくて、義務を履行してるように見えた。まるで自分の殻の中で泣いているよう。自分の信じる哲学と行動を一致させ、愛と融和し、時代の求>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

夫が昔愛した人が死体となって発見された。夫は、昔愛した人を思い出し、また嫉妬する妻を見て、妻への愛をより深めたようだ。一方、妻は、夫の愛のすべてが自分に向いていないことで不安になり、心の平和が崩れてし>>続きを読む

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

4.0

ヒール役の優しい心の見せ方が、マイケル・ダグラスはうまいなあ。ダイアン・キートンの歌もよかった。クレア役のフランシス・スターンハーゲンが印象的。あんな風に年をとりたいと思う。オレンが、周りに何を言われ>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

手元に置いておきたい作品。ロバート・デ・ニーロの紳士っぷりに癒された。世の男性が皆こうだったらいいのに!アン・ハサウェイは言わずもがな、それぞれの役者の魅力が光っている素晴らしいキャスティング。夫の浮>>続きを読む

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

5.0

軽いタッチだけれど、内容はとても深い。障害は私の心の中にある。偏見は植え付けられたものではなく、自分が植え付けたもの。だから変わる自由はこの手にある。人を、自分を愛する勇気を教えてもらった。アレクサン>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

インパクトはないが、後からじわじわと登場人物の一人一人が思い浮かび、色々なことを考えさせられた。真っ白なドレスを着ていながら泥まみれになって実家に石を投げつけるジェニーの姿に自分自身の愛に渇いた心を見>>続きを読む

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.0

私には刺激的すぎる描写が断続的に現れ、ずっと緊張を強いられながら観た。また、現在と回想とが交互に何度も転換するのも、心を作品に沈めるのを妨げて、好きではない。

禅 ZEN(2008年製作の映画)

5.0

心のうちに住んでくださる仏様。様々な出来事に対する道元の姿勢に尊敬の念が湧き、自分も座りたくなった。心の清さは宗教の違いを超えると思う。また、内田有紀がよかった。

海街diary(2015年製作の映画)

5.0

映像も音も心地よくて好き。この空気感を自分の中に吸い込みたくて繰り返し見た。冒頭の長澤まさみの美脚と、綾瀬はるかが階段の拭き掃除をしているシーンが特に好き。

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