KASENさんの映画レビュー・感想・評価

KASEN

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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

製作者の狂気に近い執念を映像で感じ取る一作。画面や音響の所々が年代感を感じさせるような仕様になっているのがさらに不気味さを増している。

物語は神に挑戦する人類が神から裁きを受ける話だと解釈しているが
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

シナリオは単純な所謂アベンジャーズ系列。一流の映像美とはミスマッチ。

あらゆるシーンに多大な資金を費やしているのを鑑賞中常に感じていた。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

絶対にネタバレしてはいけない映画。

自分が見ている世界は真実だとは限らない。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.5

吉高由里子と松山ケンイチの共演部分が本作の見どころだと思う。

残念なことに松坂桃李は全く役に入り込めていなかった。

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.4

イ・ビョンホンが演技をもって身に纏うスキャンダルを脱したきっかけとなった一作。

敵役の下品さが印象的。

華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.3

すべてがうまく行き過ぎているシナリオ。
主人公がどん底にまで落ちる過程の描写が少ないため、最後のリベンジは爽快感が足りなかった。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

声を出して笑うというより口元が引きつるような風刺満載のコメディー映画。

現実の社会問題を娯楽化して分かりやすくしているが、この映画を単なるコメディーだとして笑い過ごす人がいないことを切実に願う。

エスター(2009年製作の映画)

3.8

サスペンス映画の中でも特によく耳にするので見てみたが、雰囲気作りや最後のどんでん返しも含めて流石は名作だと思った。

うつせみ(2004年製作の映画)

3.9

静かで美しい映画。

セリフがない分表情や仕草に多少の誇張があって展開が分かりやすい。

トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.6

同じ血が流れているのに、北朝鮮と韓国の人々は桃源郷でしか手を取り合うことができない。

人々が交流し、理解し合える場が設けられるのは、桃源郷のように幻想の中でしかありえないのだろうか。

流浪の月(2022年製作の映画)

2.7

元々原作は繊細な心情描写が取り柄なのに、その部分を根こそぎにして一番つまらないストーリーを中心に撮ったのが失敗の理由。

役者陣の演技も見てて反応に困るときがよくある。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

ムード作りは良いが、人物が平面的で面白みがない。
セリフもあからさまなものが多すぎる。
原作を読んでいないが、もし村上春樹が書いたセリフであるのならば映画の形式に沿った変更があっていいと思う。

ワー
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

東出のセリフが少ないため演技の拙さが目立たないのが救いだった。

映画全体の雰囲気はとても良い。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.2

悪役としてこれ以上ないほど魅力的な黎明卿。
受け入れられない、許せないと思っていても、心の奥底どこかで彼を尊敬してしまう。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.3

好きなシーンを無理やりくっ付けた感じ。
悪くない画面もあるが、全体を通して流れが滑らかではない。

キャラクター(2021年製作の映画)

3.4

予告とのギャップでガッカリ。

努力してるのは分かるが、サイコパスっぷりがイマイチ出せていない。

映画を見終わって数ヶ月、記憶に残っているのは殺人鬼のピンク色の髪だけ。

JSA(2000年製作の映画)

4.3

打算や利益の追求もない純粋な友情の描写が特に美しい。

ラストシーンは韓国映画史上トップ5に入るのではないか。

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.4

ファンジョンミンとイジョンジェの演技は申し分無しだが、ボロが次から次へと出るシナリオはともかく、アクションシーンも見てて爽快感があるものではなかった。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.1

風刺が詰まったホラー映画。

怪物より恐ろしいのは愚直な政府。

EXIT(2019年製作の映画)

3.7

映画館で楽しめる一作。

手に汗を握るような展開が多く、見ていて没入感がある。

逃亡としての結末はまとまったが、シナリオ的に結末はなんとも言えなかった。

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

4.1

画面音楽脚本全てが暗く重苦しい映画。
復讐劇なのに清々しさは全くなく、凡人の恐ろしさを思い知らされる。

新しき世界(2013年製作の映画)

5.0

自分史上最高の韓国映画。

これほど自分のテイストに合う作品に出会うことはもう無いだろう。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

大画面で見る迫力がとにかく半端無い。

正義は必ず勝つという単純だが心地よいシナリオに、「キャプテン・コリア」マドンソクが生身で悪を薙ぎ払い、暴力で無双シーンを詰め込んだハッピーセット。

映画を見て
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

朝鮮半島の南北問題に焦点を当てた作品の中でも特にお気に入りの一作。

珍しく北朝鮮の指導者を風刺したり、誇張化したりせず、赤裸々に北朝鮮の問題を暴いている。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

気持ちいい!!!
映画を見ているときはずっとこう思うほど、マドンソクの拳はストレス発散に最適。
敵役のキャラが立っていて見応えがあった。

ザ・キング(2017年製作の映画)

3.2

完全にチョンウソンとチョインソン目当てに見たが、想定外にリュジョンヨルが一番人を惹きつける演技をしていた。

ベテラン(2015年製作の映画)

4.3

ファン・ジョンミン VS ユ・アインは間違いなく面白い。
ユ・アインが演じる財閥のお坊ちゃんは密会での天才ピアノ少年とは全く違うが、どちらも彼独特の色気が出てて大変印象的だった。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.4

韓国で興行成績が良いと聞いたが、腹を抱えて笑うほどには残念ながら感じなかった。
ストーリーは簡単で、深く考えずにステレス発散するにはいい作品だと思う。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最後のシーンのソン・ガンホの名演技。
画面を通して犯人を見つめてる表情に吸い込まれた。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.3

打撃感があるアクションシーンが印象的。
冷静で圧倒的な物理的強さを持った女性キャラは新鮮で良い。

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

手に汗を握るようなハラハラする逃亡劇で、映画館の音響と大画面があれば誰でも楽しめる一作。
こうした性質から、重くなりがちな北朝鮮と韓国の関係性を描く数ある映画作品の中でも特に大衆向けだと言える。

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

言うまでもないソン・ガンホの演技。
対比を意識した画面構成がとても良かった。

非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

イ・ビョンホンやその他豪華な俳優陣の演技の無駄遣い。
演技5点、脚本-2点。

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