KENTA91さんの映画レビュー・感想・評価

KENTA91

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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.6

今やレジェンドとなった音楽界のスーパースター達が『We Are The World』という作品を作るために集結した一夜の裏側を撮影されたドキュメンタリー映画。小学生の音楽の時間に聴いて、それ以降国際関>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.2

コメディ的要素もあり、アニメ風でポップな要素あり、クリーチャーによりSFアクション的な要素もあり、1作目に劣らず様々な要素があり見応えかあった。海中都市など水中シーンは綺麗で全体的に楽しめた。

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.7

兄弟が犯す銀行強盗に、彼らの人質となった救急隊員と瀕死状態の警官。繰り広げられる救急車での逃走劇はカメラワークの良さもあり見応えあるアクションとなっている。アクションだけでなく、兄弟の絆や善悪を超えた>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

低予算のわりには少ないキャストでもしっかり個々にキャラがあり、コメディタッチな意外と面白い作品。『カメラを止めるな』を思い出したけど、それ以上に面白かった。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.4

ゲーム原作の財宝を追い求めるトレジャーハンター。それなりに迫力があり、ところどころ面白いが、思ったよりアドベンチャーとしてワクワクできなかった。マーク・ウォールバーグももう少しかっこいい役てわ観たかっ>>続きを読む

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.5

崩壊した国から逃げるためにコンテナに入り込む妊婦のミア。コンテナで出産し、激しい嵐と闘うサバイバルサスペンス。コンテナという限られた空間であるが、しっかりと緊迫感が感じられ、良くあるストーリーであるが>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

2.8

アメリカで農業で成功することを夢見た韓国系移民の男とその家族の物語、どこかノスタルジックで柔らかなタッチで描かれ、地に根を張り逞しく育つ「ミナリ」(芹)を描写している。ただ作品のテーマの伝え方が弱い気>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.8

過去の「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」は結末がよく知られているが、今回はあまり知られていないアガサ・クリスティ作品を選んだケネス・ブラナー。ホラーの要素が強くこれまでの作品とは異なる新しい>>続きを読む

アルピニスト(2021年製作の映画)

2.8

断崖絶壁を命綱無しで一人で黙々と登り続ける青年マーク・アンドレ・ルクレールの話。壮大な自然は美しく見応えがあったが、クライマックスがどこか分かりにくく、この前に観ていた『フリーソロ』ほどは楽しめなかっ>>続きを読む

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

3.4

自分の人生(時間)を提供したり、移植することができる未来世界。巨大企業AEONの管理下で社会的に深刻な問題ともなる中、借金返済のため寿命40年をかけたエレナと、AEONの最優秀営業マンであった夫マック>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

名優ハリソン・フォードも80歳。これまでのインディ・ジョーンズと比べて、カーチェイスや空中戦が多く見られ、アドベンチャーと同じぐらいアクションも激しく、また後継になるかのようなヘレナ・ショーのシーンが>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.4

誰が「怪物」なのか、作品が意味するものを見つけるのが難しく、これが海外に受け入れられるのかと思った。ただ安藤サクラの演技が上手いのと、坂本龍一による音楽による各シーンの引き立て方が良かった。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.9

これまでのワイスピを振り返るかのような感じあり良かったが、期待が大き過ぎたのか、少し物足りなさを感じた。特にドミニクとリトルBの結末やレティとサイファーの行方、最後に出てくるホーブスの意味が分からずも>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

『Avatar』という作品に衝撃を受けてから13年、舞台も約10年後の設定。今回は主人公ジェイクの家族に焦点が当てられているところは面白かった。初の4DXで鑑賞したが、空中や海中での映像は綺麗で、自分>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.7

"スリーパーズ"、それは"少年院上がり"を意味する。悪さをして少年院に送られた少年たちは看守から暴行を受け、14年後に出所して復讐に動く。初めは『スタンド・バイ・ミー』のような少年のロードムービー的な>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

第一次世界大戦の西部戦線、意気揚々と戦いに向かうドイツ軍兵士パウル。その主人公を演じるエドワード・ベルガーは初めてとは思えないほどの演技を見せる。よく映画に取り上げられるので展開は分かっているが、主人>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

ガイ・リッチー作品にしては面白かった。ジェイソン・ステイサムとヒュー・グラントが登場する、工作員によるミッション遂行型アクションムービー。

マネーショット Pornhubは語る(2023年製作の映画)

3.5

カナダ発のアダルトコンテンツのプラットフォームが変えたポルノ制作と配信のあり方を変えた事実を写したドキュメンタリー。賛否両論ある中で人身売買や無断投稿といった社会問題が隠されていたことは知らなかった。>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

ドリブルの音は実際に横でボールを突いている感じがしたり、無音のシーンを上手く使っていたりしてアニメとはいえ映画としての出来は想像以上だった。漫画は一度しか読んだことが無いが、自分の学生時代を思い起こさ>>続きを読む

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.4

北極圏に不時着したマッツ・ミケルセン演じるパイロットのサバイバル映画。セリフこそ少ないが、緊迫感がしっかりと感じられるのもミケルセンの演技力のすごさ。ストーリー的には良くある作品。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

2.4

湿地帯で生活をする少女カイア。青年との出会い、青年の変死、謎に包まれる真相、モヤモヤしたオチ。タイトル「ザリガニが鳴くところ」、サスペンスとのことだったので期待したが、それは最後のオチにあった。映像は>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.5

ミステリーというかコメディ要素が強めで、個人的には前作の方が好き。少しアガサ・クリスティ原作映画のようなエンターテイメント性もあってさくっと楽しめる作品。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.6

『パルプ・フィクション』のような感じで、さらにスピーディーでエンタメ感満載、「ハリウッドが描く日本」と見れば面白い。ただ別にブラッド・ピットでなくてもいいのではないかと思う。

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

森林消防団の映画は日本では珍しいこともあり、彼らの仕事や山火事などの自然災害といった内容も勉強になった。消防士たちにとっての仕事と家庭の選択は厳しいものだと改めて痛感する。ヤク中から立ち直り、男として>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.9

プロボクサーの栄光と挫折を力強く表現している作品。挫折から這い上がる作品は良くあるが、ボクシングシーンのカメラワークや主人公演じるジェイク・ギレンホールの演技にも力強さを感じ、観ていて興奮を感じるとと>>続きを読む

ケス(1969年製作の映画)

3.4

家でも学校でも孤独な少年ビリー。唯一心を通わせられたのは雛から育て上げたハヤブサのケス。ストーリーとしては切ない終わり方だが、ビリーがケスを飼い慣らすシーンには逞しさを感じた。

サウンド・オブ・007(2022年製作の映画)

4.5

007シリーズは芸術なのだと気付かされた。
あの有名な曲をはじめ、ジェームズ・ボンドのかっこよさを支える音楽。その007作品の各シーンを表すように作曲されている多様な音楽。その裏側を知ることができて、
>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.5

孤島にある独自の奇怪な風習や宗教、そこに足を踏み入れた警官の恐怖。「ミッドサマー」(2019)の元になった伝説的カルト映画と言われる作品。性的シーンを躊躇なく出してくるところがカルトホラーを感じる。

DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

2.4

確かに娯楽性は皆無。オーディション人数からエキストラ人数、制作年数に制作費用、桁違いの規模で実験的に制作された作品。
ソ連にある研究所でウエイトレスとして働くナターシャを通して、どこかドキュメンタリー
>>続きを読む

鏡の中の女(1975年製作の映画)

2.2

精神的な病に悩まされて狂い出す女性を描く。どこか社会的問題を映し出しているような感じはしたが、自分が好きなイングマール・ベルイマンの作品ではなかった。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.4

実在の大量殺人看護師を演じるエディ・レッドメインの演技が彼らしい。妖艶なジェシカ・チャステインともマッチしていて、ナースの絆に現れるサイコパスというストーリーも不気味で、これが実話とは驚き。

ベロニカは死ぬことにした(2005年製作の映画)

2.4

自殺に失敗して目覚めると、そこは社会から隔離された病院。真木よう子の表情や所々の幻想的な描写などは個人的に良かった。

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.2

図書館×奇跡、ホームレスが図書館を占拠する。人種差別、政治、偏向報道などといった社会的問題をユーモアに描き、それでも何か考えさせられるハートフルな作品。

桜桃の味(1997年製作の映画)

2.8

パルム・ドール受賞のイラン映画。自殺を考える男が後始末の手助けをしてくれる人を探して車を走らせる。人との出会いを通して死が哲学的に表現されるが、もう少し衝撃的な展開が欲しかった。ただ車と田舎の風景はい>>続きを読む

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