zozomichanさんの映画レビュー・感想・評価

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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

新感覚ホラーという触れ込みでオーストラリアの双子YouTuberが初長編映画監督を務め話題になってた映画。プロットも割としっかりしてるし、ホラーとしての新鮮味もあるし、おもしろい。おもしろいんだけど、>>続きを読む

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.9

拳が論理の街で筋肉キレッキレのジェイク・ギレンホールが暴れまくる格闘西部劇。それだけでもう観る価値ありだが、筋肉・格闘を魅せるアクションシーンのカメラがすごい。観ていて楽しい。月曜日を前にして憂鬱な日>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.9

何者かにならなければいけないというネット時代における慢性的な病を、他人と比較して、自分の身体を傷つけ、人に注目されることでしか「自己肯定感」が得られない一人の女性のストーリーでもって盛大に風刺した映画>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

4.0

銃乱射事件の「被害者」の両親と「加害者」の両親とが、とある教会での対峙(mass)でもって受け入れ直していく場面を、ワンシュチュエーションで描いた映画。お互いにとって受け入れ難い偶然起こってしまった出>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.7

気になっていた監督の作品ということでとりあえず観てみた映画。実のところ、ロバート・レッドフォードの引退作という触れ込みで話題になっていたということを観たあとで知った。
映画自体の内容は大したことなかっ
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.8

この映画にいつものどんでん返しを求めてはいけない。シャマラン流のロマンス映画。ホラーとの落とし所もちょうどいいと思う。ヴィジットもよかったけど、これも好き。
てかシャマラン、この映画でも漏れなく出演し
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

ひとり深夜に一作目のB級感を求めて見始めたのに、いい意味で期待を裏切られた。これをただのホラー映画と侮ることなかれ。

生まれ落ちた家庭環境により偶然一でも必然一サイコキラーになってしまった少女・パー
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

これ好きですわー。たぶん、男子にしかほとんど受けないのでは。
完璧主義者のデヴィッド・フィンチャーが作る完璧じゃない殺し屋のリアリティショー。コメディなのかフィンチャーなのかわっかりづらいなと思いなが
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

気づけば4作目。銃と格闘を混ぜたアクションシーンに最初観た時のような新鮮さはもはや感じられなかったけど、きれいなラストを見届けられたのでそれだけでよし。
そろそろジョン・ウィックの「Yeah..」を真
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.7

傑作!!!!!!!!!!!!
すでにこの映画の解釈に自信があるけど、まだ公開から時間が経ってないので避けます。

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.8

すぐ隣にありそうな日常を描いた時こそコーエン兄弟の真価が発揮されるような。
ニヒルな映画に逆に元気にさせられることもあるよねえ。ギャスパー•ノエとは違ってブラコメでアプローチし続けているのが好き。

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

これ本当に実話なのか。現実はもっと壮絶だったのだろうけど、まったく見当がつかない。けど、そう想像させるに足りるカメラとBGMもグッドな良作だった。

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.2

アメリカンビューティーで中流階級の家庭をちょい皮肉ったサム•メンデスが、夫婦というものに迫った映画。ラストシーンはややアメリカンビューティー時代のサム•メンデスが顔を出したけど、とはいえめげるなこれは>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

宗教人口の多いアメリカにおいて、神父ひいては教会のもつ意味が人々にとってどれほど大きいのかも知れる。
ボストングローブの記者たちも至言連発。それを日本語訳にした齋藤敦子さんという方も気になる。
公開以
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.3

そうか、被害者の一人だったグウィネス・パルトロウと昔付き合っていたのがブラッド・ピットで、その映画を制作したのがPLAN Bであると。この映画自体も多くの連帯で生まれたんだな。
今さらながら見たが、短
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

噂に違わぬおもしろさ。アメリカ自らこんなん作っちゃうんだから、不思議な国だなとつくづく思う。『フレンズ』というネタを皮肉った作品テーマに持ってきたの最高。

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.8

どいつもキャラが濃くて全体のオフビートな感じが最高。短気なジョングッドマン、セリフの少ないブシュミ、斜め上のテンションをいくタトゥーロ、魅惑のジュリアンムーア、なにやらせてもうまいフィリップシーモアホ>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.8

オスカーアイザックの演技に酔いしれる。カメラワークがよかった。

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.9

ブラックホークダウンの後にこんなんも撮ってたのね(笑)。
夜にお酒飲みながらダラダラ見るにはちょうどいいテンポ。かといって一筋縄ではいかないラストの展開。十分おもしろい。

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.8

エネミーオブアメリカよろしくな空撮が見れただけでエモい気持ちになった。脚本もいいし。
にしてもアメリカ人がつける作戦名っていいよな。映画で登場した作戦名どっかでまとめられてないかな。

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.7

アルツハイマー病を患う役として弱体化していく姿だけでなくリーアム兄貴のリアルに鈍くなった動きを見るのはなかなか寂しかったが映画としては普通におもしろかった。最後の着地も鮮やか。
にしてもリーアムの兄貴
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.8

ボーダー以来気になっているアリアッバシ監督。今作でも善悪の境界線(ボーダー)を問う視点は変わらず、前作のファンタジー要素全開のボーダーとは打って変わって実際に起きたイランでの娼婦連続殺人事件に着想を得>>続きを読む

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