Popularrabbitさんの映画レビュー・感想・評価

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キャロル(2015年製作の映画)

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とても画が美しい。内容と相まって一つ一つのシーンに胸が痛くなる。車の中での映像がとても美しかった。キャロルの夫との背景がもっとあった方がキャロルが自分勝手な人に見えなくなるとも思ったが、それはそれで何>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

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良い映画だった。実話をベースにした話らしいが、どうやら実話とは異なる点がいくつかあるみたい。あえてそこにはあまり触れずに書くと、綺麗な脚本でとても良い。奥さん強いなぁ。サポートする人ってとても大切なん>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

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この作品好きですね。冒頭は、あれ?これラース・フォン・トリアーだよな...って思ったが、新郎新婦の車内でのシーンで、やっぱりラース・フォン・トリアーだ(笑)と感じた。奇跡の海等、撮り方がホームビデオチ>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

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とても良い映画。やっぱりオチをどう持って行くかが気になってたいた。私はオチも含めて好き。テーマ自体が非常に興味深く、良い脚本だなと感じた。コメディ調だか考えさせられる。ヒトラーという人間については勿論>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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かなり良かった。たしか公開が2007年...?レトロ感、フィルム感。映像が非常に独特。その映像美がサスペンス、コメディというストーリーにとても良くマッチしている。カメラワークが面白いね。不自然なんだけ>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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大満足!出だしからやられた...!デイミアン・チャゼル、スゲェ。とにかくスゲェ。多分こんな自由な映画日本だと撮れないんだろうな...。雨に唄えばや鈴木清順の作品等を彷彿とさせるシーンがあった。まさに名>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

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スコセッシ。彼の作品は沈黙しか観たことなかったが、とてもいい。沈黙、とはまた違った感じで(友人曰く、沈黙の方がスコセッシっぽくないらしい)一つの作風にとらわれていないのかもしれない。
孤独な男は、感情
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

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サイコーに良かった!日本にも共通する問題が多くあったので非常に興味を持って観ることができた。普段、ドキュメンタリーはあまり観ないが、コミカルなタッチで進むのでとても観やすい。マイケル・ムーアの行動を見>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

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なんか納得いかね〜〜って感じで終わった。ちょっとクズすぎないか...。まぁそこと、タイトルにある血という意味がおそらく重要なんだと思える。ポール・トーマス・アンダーソンの作品を鑑賞するのはこれが最初。>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

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いや〜キタね。お笑い芸人ビート武が、映画監督北野武に覚醒した瞬間だね。北野武相変わらずクズというか気狂いの役(笑)。展開が予想の斜めいってて素晴らしい。ラストシーンの対決での構図、画面が大変カッコイイ>>続きを読む

カフカの「城」(1997年製作の映画)

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フランツ・カフカの原作を読んでから観るべきだっかなとちょっと感じたが、名作は名作。全体的に静かというか無機質な感じ。奇妙な無機質さがある。未完成小説が元ということもあるせいか、作品の目的が徐々に変わっ>>続きを読む

es [エス](2001年製作の映画)

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非常に怖い。実際にあったスタンフォード大学監獄実験を元にしている話。悲しくもある。人間とは環境や状況によって善人にも悪人にもなることができるのだと。ベルスがなんだか実験に操られているようで、可哀想にも>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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ジョン・カーニーは恋愛と青春(後音楽)というイメージが強くて少し敬遠していた。かなり良かった!学校のはぐれ者がバンドを組むという設定はありきたりかもしれないが、飽きずに観れたし登場人物に感情移入して気>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

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劇場で見逃して悔しがっていたらとうとうレンタル!!いやぁ良い映画だった。90分でよく構成されていた。実はあまり事前情報なしに観たから驚いた。てっきり、墜落するというところをメインな話かと思っていた。ラ>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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非常に良い映画でした。どう捉えるかは観る人によって変わるかもしれませんが、少なくとも反日映画ではないです。一つ一つの言葉に重みを感じましたね。タイトルの“沈黙”これはかなり重要なワードでした。後は“転>>続きを読む

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

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なんだこの映画は、っていう印象 笑 。リメイク前は未視聴。エグいエグい。息子のシーンはキツかった。内容に対しなんだか静かな雰囲気。急にデスメタルな音楽が流れたのは焦った。長回しで撮ってるシーンにとても>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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良い映画だった...。不覚にもちょっと泣きそうだったね。ハッピーエンドでこんなに心臓が動いたのは珍しい 笑 。僕を許してくれ、この台詞に共鳴してしまった。力強く生きているようで、脆い、どことなく不安定>>続きを読む

奇跡の海(1996年製作の映画)

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さすがラース・フォン・トリアーというべきか、特に悪いわけでもない(少し妄想癖ではあるが、)女性が不幸になっていく話。章立てで構成されていて途中デビット・ボウイ等の歌に合わせてあるのが徐々に不安を感じさ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

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これはスゲー!!圧倒された!演出細かい。最初、バンドに入ったばかりで圧倒されてる主人公をよく描かれていた。音の使い方上手いなー。やっぱりストーリーが最高に面白いね。文字通り血を流すような努力...努力>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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ダンサー イン ザ ダークに比べたら後味は悪くなかった。こっちの方がスッキリする感じ。田舎の人も都会の人と何一つ変わらない人間。悪い人もいるけどそこまでじゃない人も嘘をついたり人間の暗い部分が全面的に>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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それぞれの地域でのタクシードライバーと乗客の会話劇。面白かった。クスッと笑える感じだ。コメディでくくるのはちょっと違うかもしれない。それぞれの地域の特徴がよく出ていた。盲目の女性良かったなぁ。感じる.>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

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あぁ...良い映画だ...。この映画の大きなテーマは人種差別、そこから生まれる憎しみ、争い。怒りは幸せになるか、その言葉にハッとさせられた。デレクの怒りの根源は完全に理解することはできなかった...。>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

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ストレートに来た。学生と教師の青春作品にこんなに良いものがあるとは。キーディング先生がもう愛おしいね。それぞれメインの子達のキャラクターもしっかり出ていた。親の圧力や規律から徐々に解放されていく感じが>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

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絵、いや、色が美しい。教室が深海のようだったり空が世紀末というか宇宙みたいになってたり。非現実的ではあるがアニメーションで、できる美しさ。最初は甘いだけの恋愛かと思ったが、徐々に切なくなる恋愛。最終話>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

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良い映画だった。魅せられた。人生は小説よりも奇なり。クリスの語りに惹きつけられる。名言...というか多くの事を考えさせられる。人によっては愚かな行動だと思う人もいると思う。もちろん神格化はさせないが、>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

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おそらく2回目。7人の侍のオマージュ。アメリカのマカロニウエスタン。ザ ヒーロー物。ちなみに7人の侍は未鑑賞。役者が最高。7人の個性的なキャラ付けは魅力的。やはりベルナルドがお気に入り。ガンマンなのに>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

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なかなか興味深い話。バラのつぼみはナルホドなぁ。とても悲しくなってくる。前半はすごく成功してるが、後半の転落人生。大金持ちにはなったのだけどあまり幸福成功とは言い難い。初めケーンの人生を映画にするため>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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最初の印象は次々と人を殺してく映画だった。ゴダールの映画の魅力がやっとわかった気がする。なかなか難解な映画。詩的で美しい。二人の掛け合い的なナレーションに合わせた絵画はとても印象的。運命線を見てほしい>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

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ストーリー雑だな 笑。ギャグは面白かった。いちいち変な笑いが出てくる。どちらかというとお笑い芸人ビート武色がまだ強いかな。後半主人公が全然喋らなくなり心失いかけてる感じは面白かった。北野武は本当にパン>>続きを読む

園子温という生きもの(2016年製作の映画)

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ハンパねぇな園子温監督。まずタイトルが好き。園子温の人生とかだったら評価下がってた。まさに生き物。とにかくエネルギッシュ。感情というか生きるということを爆発させている。動物的ともいえるが非常に人間的。>>続きを読む

家庭生活(1971年製作の映画)

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どことなく怖くもあり悲しくも感じた。病気の娘を持った普通の家族。親は娘を愛しているだろうけどそれが娘を締め付けているようにも見えた。でもその締め付けも娘が正しい道に進んで欲しいっていう親の心境なんだろ>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

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美しい映画だった。ストーリーは個人的にはまぁまぁだったが映像の心地良さが素晴らしい。最初、斜め構図が多かった。独特な撮り方をするなぁと思って序盤を観ていた。気がつけばフワフワとした感覚に襲われる。音楽>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

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一度観たことあるけど一応記録。2回目。面白い。個人的にはジャンルはホラーじゃなくてサスペンスかなと思った。ネタバレ厳禁で観た方がいい映画。セリフに注目すると多くの伏線が張ってあることに気がついた。暗い>>続きを読む

下衆の愛(2015年製作の映画)

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こういう泥臭い人間ドラマはかなり好きだ。基本人としても映画に携わる人間としても下衆ばかり。でもなぜか憎めない。これはもう内田英治マジックにかかってるといっても良い。そして個性が強い下衆な面々は社会を経>>続きを読む

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