歌猫まりさんの映画レビュー・感想・評価

歌猫まり

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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.5

劇場未公開の珍品
幽霊を安売で出しまくらないところがいいですね、怖がらせる場面は音が大きすぎるけども
カメラワークに結構光るものがあって、肝心の幽霊の造形もイカしてました
ちょっとスリップノットみたい
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.6

ひとつの部屋の中でひとつの時間軸で進行していくミニマルな話
それでも飽きることなく楽しめるのは演技と脚本の力があるから
登場人物のヨリのカット&セリフの繰り返しが多く、今みるとノベルゲームのよう
各キ
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

ほとんどヨリのカットで進行してゆく作品で、重厚な役者陣の演技が画面いっぱいで観れます
しつこいくらいに反復するテーマに出口の無い印象を与えられ、画面の演出も同じような場面を少しずつズラしながら重ねる手
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告白(2010年製作の映画)

3.9

アイキャッチが松たか子の顔オンリーなんだけど、本編でも圧倒的な松たか子の画面の支配力が効いてる作品

演出もコロコロと方向性が変わって暗くて大きな展開の少ない脚本を持たせてます

総合力の高い映画! 
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ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

4.0

やりすぎなくらい豪華!!
実写×アニメの実験的な作風だけど、最初から頂点を叩き出しちゃってる

「みればわかる!」、この作品はもうホントにそんな感じ

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.8

手持ちカメラや防犯カメラの映像を使っていたり、映画ということを前面に出している感じのカットが多かったりと、映像へのこだわりが見える作品でした

軽い感じでみれるコメディだろうと思っていたら、少し神話の
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.2

設定、ストーリー、役者、全部が完璧に噛み合ったコメディ! 名作です、お気に入りになりました! ひとにもオススメしたくなるような作品

面白い人たちって、なんだか哀しかったりやるせなかったりするよね、コ
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セブン(1995年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

デコボコバディというふたりのメインキャラクター、常にザーザー降りの雨などの世界の雰囲気作り、重なってゆく事件と犯人探しがだんだん加速していく脚本、もう間違いない実力者揃いの俳優陣と、サスペンスとして隙>>続きを読む

嘘八百(2017年製作の映画)

3.6

中井貴一の顔と声って、渋いセリフもいいし、情けないセリフも馴染んじゃう、素晴らしい素材
老けてからまた一段と好き
キャストがみんなハマってたと思います

負け組たちのカウンターパンチ、よくまとまったド
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

ヨリのショットが多用されていて、物理的に撮影対象に迫っていることで画面に常に緊迫感や切迫感がもたらされている感じでした

実際の出来事を元にした作品だけど、そう書いてないと「いやそうはならないでしょ!
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みぽりん(2019年製作の映画)

4.0

「スゴいものをみた」そう思わせてくれる映画は本当にいいですよね
B級っぽいけど、しっかりとした演技と丁寧な映像にキテレツな脚本が乗っかってる作りなんでストレス無く楽しめる!
かなり好き!

あとアイキ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

尺のかなりの割合がアクション! 退廃できるだけさせちゃいましたの世界観もあって、シリーズが行き着くところまで来たような感じ!
そしてやっぱりどこからか来て呆気ないくらいさらりと何処かへ去っていくマック
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.5

前作よりシリアスさが減って世界観がよりアク強めになった感じ
でもまだ過渡期というか、世界観やアクションの派手さは中途半端で、ストーリーも芯が無くて薄味に思えました、自分が2が好きだったからかな?
次作
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.6

シリアスさとSFを全面に出した作風、映像もそれを念頭に効果を狙ってるところが多かったように思います

シリーズ3部作、どれも味付けが違って楽しめる! 要素を拾いまくった決算的な作品になってて尺の割にボ
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

4.0

内容から尺から、まるっとライトにしっかり楽しめるナイスコメディ👍

ラストシーンにかけてのくだりはグッと掴まれた! イイ!

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作をどこまでも丁寧に映画化しようとする熱意を感じる出来

役者陣すごい! どのキャラも素晴らしいけど、アシリパさんが特にパーフェクトな再現度に思えました

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

王道のロードムービー

尺、脚本、演技、演出、画面の色、全体的にとってもしっかりしてて優等生的な作品

ドクターのはにかんだような、ちょっと幼さもある笑顔がステキ

メメント(2000年製作の映画)

3.8

有名すぎて時系列を逆行するって手法は知ってたけど、ラストのドライな感じにはとてもシビれた!

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.8

どこからか来て、なにかを為すがどこかへ去っていく
どうしようもないかっこよさ!

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

サン・ラーの世界観を描いた作品、ちゃんとした骨子のある展開なんて必要無いんです(一応、ある程度見やすいストーリーはあるんだけど)。
よくわからない存在がやってきて、よくわからないことになって、去って行
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バウンティー・ファイター(2010年製作の映画)

3.3

王道のロードムービー。尺もちょうどよく、全体的に優等生的にパッケージングされてる作品でした。ビッグ・ショーが最後に試合を決める技が意外だった!

マスク(1994年製作の映画)

3.6

みるのは3度目。
オトナになって改めてみると、映画「ジョーカー」に重なって思えて結構怖い。ブラックが強めのコメディだったんだなぁと思いました。でもわかりやすくて楽しみやすい脚本とキャラクターやアクショ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

コスプレ衣装が欲しいと願う病気の女の子のために父親が奔走する。この設定ならハートフルな作品にもできたはず、なのに……。
かなりブラックで救いの無い話だけど、ラストシーンはミニマルで気だるい美しさがあっ
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カルト(2012年製作の映画)

3.5

ジトジトしていて嫌悪感をジリジリ煽ってくるタイプのジャパニーズホラー

なんだけど、後半はヒーローモノみたいになってきて……?
入り口と出口が違いすぎて、評価は分かれるかもしれないけど、ホラー映画もエ
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燃えよドラゴン ディレクターズ・カット版(1973年製作の映画)

3.7

ブルースリーって目とか表情が狂気じみてる! カッコよくてアブナイ感じ、だから口の端を上げてちょっと笑っただけで色気が出るし、シリアスな時にクレイジーな目つきと雄叫びで無二の緊迫感が出るのかな?
ブルー
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ひとつ歯車が狂って、全部がズリズリと食い違ってゆく話
夫婦のことが、とことんふたりで決められず、最後までいってしまう
関わったすべての人に新しい日々が来るんだけど、ふたりは言葉も視線も交わすことができ
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