菓子味屋さんの映画レビュー・感想・評価

菓子味屋

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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.3

再視聴

何度見ても本当に最高。

この映画を見るまでは知らなかった深見泉三郎を大泉洋の快演で垣間見、脇を固めるキャスティング、そして柳楽優弥の凄まじいたけしっぷりは言葉にできない。たけしの大ファンの
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.1

三谷幸喜の本作のオマージュ作品は見ていて、前々から興味があって満を持して初鑑賞。

理知的な密室劇

各キャラクタの個性、道徳的なものの考え、ロジカルシンキングによってマイノリティがマジョリティになっ
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.7

再視聴

名優がどんどん死んでいき、話が展開されていく。

出世や富や名声に目もくれず、自身の大切なポリシーを貫く大友が見どころ。名台詞の「きむら、帰ろう」が印象的だしかっこいい。たけしの一挙手一投足
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.8

再視聴

お笑い芸人だからこその緊張と緩和の、緊張感だけを抜き出したような仕立てでエンターテイメントとして飽きずに見られる良作。

エグいシーンもあるので、ドキッとしちゃう。

監督、脚本、主演なのに
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら、今更初鑑賞を…

アニメシリーズ、序、破、Qは、過去に一通り見ていたが、本作は難解の極みだった。

ハッピーエンドの解釈、第3村の話、マイナス宇宙でのヤマト作戦、SDAT進行による各話
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

以前から気になっており、面白かったら続編にも期待し初鑑賞。

時間を目一杯使い伏線を張り巡らせ、どんでん返しを繰り返し真相解明→解決&良い人が罪を着ないいわゆるハッピーエンド。

よく練られていて、展
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

三角貿易か、もしかするともっと前からそうなのかもしれないが、アメリカが形成されていく上でしっかり向き合い正すべき内在する黒人差別に触れたおはなし。

いっけん最後に釈放されサクセスストーリーのようにも
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

たくさんのゾンビと
たくさんの新感染が
新幹線でたくさんの展開

女性と子どもが生き残り、男たちは犠牲になっていく思想賛美が反映された作品に感じた。

韓流は、どこか想定外のラストになる残虐さが特長だ
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

マーゴットロビーのプロモーションムービーかな…

そういう意味ではヒロインもかわいかったし、ウィルスミス好きだし、詐欺がテーマなのも面白いと思う。犯罪の監修も本格的だとか。

ただ伏線回収が不十分な点
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.3

時系列で視聴して、本作にたどり着くも、洋画を見たったのに、なんか半分邦画だった。

スピンオフ的な扱いに感じるが、話をややこしくしてさいごはレースで解決という点は、良くも悪くもお決まりのフォーマット。
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

この名作をこれまで見ていなかったことを後悔…

人を殺したり、大規模なテロを防いだり、壮大な宇宙を旅せずとも、王女のおでかけだけでこれだけ作品として仕上がるのだから、すごい。

そして何よりオードリー
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

日本では特に、程遠いと感じられる戦争。

ただそれは、想像することもできるし、これまでも戦争映画でも見たことがある。でも、そんなもんじゃない、と言うことを本作は教えてくれる映画だと思う。

緊張感、目
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.7

再視聴

この映画は好きで何度か見ている。

典型的なサクセスストーリーのようで、そうではないようで…なにをサクセスとするかは、作中ずっと語られてたテーマという印象だ。勝ちか、高額契約か、シャンパンフ
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.9

倫理観もリアリティも多様性も常識も、どれも振り切れててぶっ壊れているけど、エンタメとして、これはこれでいいと思うし、シリーズ通して構図を統一させたり一貫したメッセージ性があって面白かった。

祖国を誤
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

タランティーノでブラピとレオだから、面白いに決まってる。

実際にハリウッドであったシャロンテート事件をモチーフしていたり、映画全盛からニューシネマ時代に移り行く俳優の衰退など、いろんなパロディ?オマ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

IMAXで鑑賞

今作をIMAXで見ていなかったら、本当に後悔していたかもしれたいくらい最高で圧倒的な映像体験になった。

本作の世界観を映像と音響で、これでもかってくらい表現されていて、好奇心を駆り
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

part2鑑賞のため、入念な予習をし視聴。

壮大な世界観と映像美、様々な人々の思惑と重厚なストーリーテリングに圧巻される。

固有名詞や組織名や用語が多い上に複雑で難しくとっつきづらい側面はあるけど
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

今年に入ってちょうど50作目ということで、久々に再視聴。

やはりものすごく面白い最高傑作だと思う。

刑務所に慣れ、覚悟を決め、脱獄を実行する工程のどれも完璧で、分かりやすいたくさんの伏線回収は見応
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで鑑賞

内容は会話劇で難解だったが事前に予習してたため、大筋で内容理解はできた。ノーラン独特の時系列の使い回しやモノクロシーンを用いた表現が特徴的だった。

被爆国ゆえ、どう見るかは複雑だと
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

優しさが溢れるハートフルなお話で、実話という点がグッとくる。フィクションだったとしたら、この感動は少し違ったかもしれない。

最近よく海外映画を見るので改めて感じるのが、人種差別や貧富の差。こういった
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.2

ずっと避けてきたが、意を決して初視聴

20年以上前の作品だが、これが今に至るまでの様々な映画やアニメやゲームの世界観に多大な影響を与えたんだなー、とずっと感じながら見ていた。映像は終始壮大。

ただ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.4

再視聴

生命力と諦めない力を感じさせてくれる映画だと思う。

ただ宇宙という環境下で、リアリティのない設定や進行がかなりあり気になる仕上がり。見せ所を入れ込みすぎて、ポイントが飽和している印象。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

再視聴

行儀の悪い白人と、品格ある黒人。

アメリカ1960年代の黒人差別をテーマに取り上げ、シリアスな問題なのに、正面からポップに仕上がっている名作。

・シャーリーに「返してきなさい」と叱られる
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

口が悪く無愛想な地域の厄介者…
が、番人で愛されたお話。

アウトプットは個性で大切なのは本質
こういったご近所付き合い、とても素敵
「助けたいと思う人がそばにいる方が幸せ」はグッときた
シボレーとフ
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.7

年始頃に友人に勧められ初視聴

切なくて、日常ではなかなか感じない感覚を覚える内容だった。どれだけ普段、健康や普通を当たり前に感じているかを考えさせられる。もしかすると映画の価値は広義で、こういう感覚
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

意を決して挑んだが、初見では所々難解すぎて少し困惑する映画だと感じた。

時間の順行と逆行の設定なのに、本編のシナリオが常に一方方向に進んでいる点や、その上でそれぞれの時間軸で相手との会話が成り立たな
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.2

これまで避けてきたけど、ゲームが面白そうだったので、映画がおもしろければプレイしよう思い初視聴。

ただ、それは少し難しいことかもしれない。

人が軽く死ぬ割に、奥行きがなく、大量の続編を見続けるのは
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.7

どんどん破茶滅茶になっていく。

あまりにもリアリティが損なわれすぎている点を除けば、引き続き面白く見れた。

ただ乗り物は車に飽き足らず戦車に飛行機が登場し、ゴリラみたいなおじさんをたくさん出して闘
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

再視聴

やはり素晴らしい映画だと感じた

貧富の差や純愛をテーマにしつつ、世界観や史実を用いたストーリーに、素晴らしい音楽、そして当時の技術の最高峰のカメラワークなど、まさに最高傑作の映画だと思う
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

潜入捜査官から犯罪者になって、派手な展開でハチャメチャな感じ

さすがにフィクションだとしてもやりすぎ感はあるが、アメリカのアクション映画ぽくて楽しめた

仲間集めるあたりオーシャンズシリーズみたいで
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.7

沈黙の艦隊を見て、原潜に興味を持ち視聴

短絡的な設定やシナリオがやや物足りなさを感じたが、わかりやすく作られてて面白いと感じた。

世の中はもう少し複雑で難解だと思うけど、こういう映画もあっていいと
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.4

こんなに最高な映像体験ができて幸せです。

もう40年近く前に、こんなに凄いことやってできちゃうアメリカはやっぱり本当にすごいと思う。

スーパースターたちが集められたこと、素晴らしいパフォーマンスで
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.3

時系列順で見たため、公開順とズレてしまった。

ストーリーや展開は変わらず面白いと思うけど、ジゼルの吹き替えの声が作品全てを台無しにしてしまっていて残念

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.6

ポールウォーカー以外のキャストが新しくなった以外は、カーチェイスや潜入捜査など前作の焼き回し感が強い。

ただ普通に見てられるし、楽しい。

前作のヴァンディーゼルが良すぎたので、その差が出た印象

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.3

再視聴

何度見ても名作は名作

色々な見方ができると思うが純愛作品だと捉えている

ナタリーポートマンの快演がとにかく印象的で、今だともう製作できないであろう子役が主演の最高傑作だと思う

でもおじ
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今まで敬遠していて見たことないシリーズを初視聴

結構前の作品だけど、車やレースの話はさておき、潜入捜査という点が面白かった

借りを友情として締めくくる部分は、興奮した

レース見てたら、手汗ヤバい
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