松本祐輝(Brero)さんの映画レビュー・感想・評価

松本祐輝(Brero)

松本祐輝(Brero)

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花とアリス(2004年製作の映画)

4.1

最後まで楽しんで観れた。スラップスティックなのもたまにはいいかも...
我爱你、よかったです。
逆光も変調的な露出も取り込んだカメラが印象的だった。

永遠と一日(1998年製作の映画)

4.7

ゆっくりとした時間の流れと命が美しい作品。時間の中を自分も流されていくようだ。循環バスのシーンは自分の見てきた映画でも一番好きなシーンのひとつ。

北京の自転車(2000年製作の映画)

4.5

なんと鮮やかな映画なのだろうか。
タイトルの通りネオリアリズモにオマージュされた形式が問題なのではない。その中に生きる人々がなぜああも鮮やかなのか。あの雨の降る道路に制服に自転車の二人の高校生が他愛
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ある海辺の詩人 小さなヴェニスで(2011年製作の映画)

4.7

期待通り、とても美しく面白い映画だった。画面やドラマの美しさだけでなく、移民問題についての目線も鋭い。あくまで移民から見たイタリアではなくイタリアから見た移民、という目線だが、いい映画だった。

藍色夏恋(2002年製作の映画)

2.5

いくらなんでも不器用過ぎるだろと思ったり思わなかったり。恋愛の日常の一部dけを切り出したようなここまで素朴なストーリーは確かに日本には少ないかもしれない。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

話題作だったので鑑賞。なるほど流石に面白い。高校生達の等身大の描写には驚いた。特に映画部には共感できるところとか、俺も確かにこう言っちゃうなみたいなところが多くで笑ってしまった。少し残念なのは、映画部>>続きを読む

旅芸人の記録(1975年製作の映画)

4.8

旅芸人というアウトサイダーの視点、インタビュー形式で語られる「体験談」、そして象徴と暗喩の中で語られるアンゲロプロス自身の視点。この3つの角度からの記憶と当時を知っていた観客自身の記憶が重なりまるで川>>続きを読む

青い塩(2011年製作の映画)

3.0

シンーセギョンが可愛かった。塩田の美しさもポスター通りよかった。ソンガンポとシンセギョンいう二人を知ることができて良かった。セギョンはこの映画が一番きれい。

初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.5

チャンツィイーが可愛い、風景が綺麗。音楽が美しい。だから好きになってしまった。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.3

自分の人生がこの主人公達のようだったわけではない。それでも確かに自分の隣にあることは痛いほど分かる。何より凄いのはこれほど醜い人生をこれほど美しい映画へと昇華させたこと。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.5

ヴェンダースで一番好きな作品。映画の雰囲気もそうだけど天使の心の動き、決意が好きだった。今回の自分の映画の構造を練るひとつのきっかけにもなりました。To be continued!