世界観が作り込まれ過ぎていて、入っていけませんでした。
大泉洋の無愛想な演技は嫌いじゃないのですが、大泉洋である必要があったかと言われたらそうではないと思います。
ミュージカルに忠実。見てる人みんなクリスティーヌにさせられちゃう、音楽の天使の力。
邦題と映画の世界観があってない。
シンプルで間延びすることなく見られたと思う。主人公の父親とのやりとりが心に残る。
最初からうっすら漂う気味の悪さが後半にかけて明らかになってずっとそれに支配され続ける感じ。気持ちいい映画じゃないけど、見入ってしまった。
映像の美しさによって辛気臭さ感じませんでした。主人公の奥さんが切なかったです。