ああ…とても良い…。今楽しくても、あと何時間後には帰路に就いていると言う寂しさが常にある。分かるなあ。
12月16日。僕もウィーンに行きます。
舞台は観客の想像次第でどこまでも行ける。
全てが美しい…。人生はドラマだ。
死がいるから生が美しく儚いものになっているのかもしれない。
こんなにも観客の想像力を掻き立てるとは…。その人の苦労はその人しか分からない。生き様カッコ良かったな…。
一族が崩壊するのって3世代が通例なのかね。ゴッドファーザーもそうだったし。
主人公、あまりお誂え向きの動きはしていなかったけれど、内的な動きはとても良く見えた。
会話は相手がいるからこそ成り立つ。引っ切りなしに喋る人や定型文しか喋らない人って何なんだろう。
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みな自分の筋と言うか考えと言うか、とにかくそういう類いの物を持っていて、勇敢だった。
悲劇の中にも喜劇性があって、その一瞬一瞬に笑ったり涙するのはいつの時代でも変わらないんだな。
みな何かしらに悩んでいて、でも各々立ち向かって行く姿に感動した。
壁がどんなに高くても、ドンと来い!
「出来るだけのことはやった。幸せだ。」
静かな一言に全てが詰まっていて、感動した。
要るプライドと要らないプライドの見極めが大事。
あと昔の映像は白黒でしか見られないけど、当時の人達にはこの世界がどういう風に見えていたんだろう。
その人の意見とその人自身を関連付けるのは少し違うんじゃないかなと思った。
何にも起きないけど、2人の間では何かが起こっている。会話を楽しむってこういうことなんだな。
このレビューはネタバレを含みます
死ぬほど面白かった(笑)
北大路欣也さん、どっしりした口調の中にも感情の起伏と会話の目的が見えて、すごいなと思った。江口洋介もうまい。