KMAYさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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レインメーカー(1997年製作の映画)

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急な移転を持ちかける話の最中に、移転作業のシーンが挟まる演出が印象的。2つのケースが同時進行する。敵の保険会社が悪党過ぎる。新米と落ちこぼれ親父が汚いおっさんベテラン集団をぎゃふんと言わせる爽快感。テ>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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静かでいて激しい。安易な抑圧とか差別描写は無く内面と向き合っていた。観た後でこちらまで澄まされる感覚になる。

ぬけろ、メビウス!!(2022年製作の映画)

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主人公が可愛い。不器用で応援したくなるかなり等身大の20代。帰国子女家族のうさんくささもメビウスの輪を切るくだりも振り切ってチープなほどにシンプルで清々しい。コンプレックスを認めてくれる人がよい、お金>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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創作へのコンプレックスの透けた、自前の仕事論は持ってるプランナーとか広告クリエイターっぽいノリ。上申制度やタイムループのプレゼンのくだりは面白かった。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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ババアが死を眺める精霊で、2つの死が確定してて、親友とその妹を助けるために、結末を聞いていたコルムが災いを避ける為に親友と話してはいけない契約で憎まれ役を買った説。寓話的。

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

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死んだら別次元ループしてる設定はセカイ系っぽくてそれはなんか観たことあるって感じでがっかり。アイオリジンズを思い出す死生観SF。宇宙的恐怖を期待していたので装置を付けるところが最高潮だった。病んだアイ>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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現代極道。最近の極道はハイテクでインターナショナルだけど権力下にあってカオス。サイコな二世も時事的な納得感。男同士の社会性を瓦解させつつヤンデレ系のブロマンス。オチはしっかり虚しい。会話のテンポ感、鉄>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

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ヒロイズム映画。こういうときにこそ力は必要。事件は一瞬で、それまでの半生が描かれる。

ドリームプラン(2021年製作の映画)

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ブレなさ過ぎる父親の話

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

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ポール…接し方がわからなかっただけでいい奴だった疑ってごめん

RRR(2022年製作の映画)

4.6

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壮大なブロマンス。のっけの群衆を押し除けるラーマの登場のとこからもう面白い。温厚な民族だが群れを守る"羊飼い"の設定がカッコ良い。パーティでのナートゥダンスもストーリーに沿っていて挿入に納得感もあり今>>続きを読む

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

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むりやりハッピーエンドだったが、人生がスキップされていくほん怖みたいな怪談。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.3

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時間が巻き戻るのかと思ったら、本人だけ17に戻る。子どものために人生の方向転換を決意したところからやり直そうとするところまで主人公には終始好感を持てて応援したくなる。くすっと笑える軽さもあって観やすく>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

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女友達の立ち位置が良い、綺麗なグラスの破り方、フレンチトーストが焼けるようになった父親、象徴的にエレベーターで隔てるラストが印象的。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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男らしさを問う文学的な作品。嫁いですぐの晩餐会での地獄みたいな雰囲気が印象的。性的指向を押し殺した有害な男らしい男が母を取り戻そうとする中性的な少年によって救済ともとれる父殺しに合う話。「剣と犬の力か>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

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反・有害な男らしさ
それにしても敵が弱過ぎる

スカーフェイス(1983年製作の映画)

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冒頭とラストが鳥肌もののかっこよさ。周りを信用できない無頼漢がパラノイドになるマフィアの盛者必衰モノ。妹の反撃とラストの機関銃での殺戮は名シーン。

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

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ネルソンマンデラの高潔な魂とスポーツ政策。ポテンシャルを愛国心で引き出すリーダーシップ。雄々しいの牛ように組み合うスローなスクラムが印象的。これまで南アのことを全く知らなかったことがわかった。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

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最前線の泥沼の近接線が見れる。毒ガス、戦車、火炎放射器と第一次世界大戦の神器が勢揃い。ゲームセット間際の死が戦争と殺人の境界を曖昧にする。プライドを捨てきれない将軍による悪足掻きの不条理、ガチョウの肉>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

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新海ism 田舎の夏が美しく懐かしかった
ワンモアタイムのMVみたいになっててわかりやすかった

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

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裏切り者の血エリックの件だけで一本分ある。ブロマンスと自由を尊ぶ反骨精神、青春、各父親の言葉の無い許し、いろんなグッとくる要素が詰まっている。ネクタイをほどくラストがわかりやすくも秀逸。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

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27歳の病んだ女性とお得意の天気と東京の描写が素晴らしい

クラッシュ(2004年製作の映画)

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差人種差別の群像劇 空砲と透明マントの伏線

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

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なんでシャワー男女混合なんだ
割とグロい

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.0

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国境を越え、宗教を越える 声を出せるようになるおちは読めるのに泣ける 不器用なほど誠実なおじさんに好感度MAXだしハヌマーン神に興味が湧く

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.0

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スケボー御三家だけでなく、周りのキャラも立っていて特にシドやスキップがいいキャラしてる。雑誌に載ってイケイケになるところ最高。スケボー黎明期の栄枯盛衰を描く。バラバラになった3人が再び地元に会するラス>>続きを読む

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

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犬讃歌映画 頼み方の難しさと全能の虚しさは説得力こそあるが、とにかく犬でもたせてる

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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本質から逃げ捨てられる前に捨ててきた主人公が虐待の過去から本当の理解者としての友人兼擬似父親を見つけて回復する話。妻を語るショーンが最高で、画面越しにこちらまで治療を受けられる。ラスト、ウィルのいない>>続きを読む

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

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ロンドンギャングスターは静かにイカれていてかっこいい。序盤に出てきた敵サイドのボスの大物感すごかったがすぐ捕まった。同性愛統失ギャングも堅気になってほしい嫁も珍しい

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

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思ったより緊張感と鬱要素が強くて良い。DV描写に力が入っていて、怖がり方や誰かの視線の描き方がホラー映画に近い。外壁がコンクリートのデザイナーズハウスなのも劇中出でくる裏に虫のいる石を表現しつつ、所帯>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

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有害な男らしさとの闘いの中に真の男の姿があった 逮捕後の捜査官との会話がかっこいい

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

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戦争に適性がありすぎて、伝説的な記録を残し浮世離れしてしまった男の話。愛国心を利用された可哀想な男だとか、有害な男らしさだとかが描かれ過ぎることもなく、軸のブレない人間性と国の英雄としてのリスペクトを>>続きを読む