yotsuさんの映画レビュー・感想・評価

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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.2

もはやファンタジーだな、と思いながら、おじいちゃんから目が離せません。
次回作も必ず観るから!

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

色々と確認したくなって原作にあたる。
なるほど、脚色あっての映画でした。
はじめから海外を意識してないと、設定を広島にはできまい。
長尺を飽きさせない絵づくり。
岡田将生くんがよい味。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

これだから映画は……
知らないこと、見えない世界を教えてくれる。
たった1人の時間を容赦なく写すのに、そこには強い意志があって、社会や自然やに立ち向かう姿も写っている。
映像と音楽が美しいので救われる
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

佐木隆三『身分帳』の時代から、現代に設定を変えたご苦労、すべて報われて、今を生きる私たちに多くを突きつける。

役所さんはもちろん、キャストの豪華さがこれまでの紡いできた実績。

個人的には梶芽衣子さ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.6

クリスマス、かつ公開初日に。
思えばこのミュージカル観たのがコロナ直前の2月頭だった。
その下地があったので娘も楽しんでたけど、初見だとどうだろう?要集中。

MVっぽい映像美が楽しめる。
ときどきハ
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.7

家族3人で観に行って和んだのでよし。

自分に見えていないものや気づいてないことを、娘がたくさん知っていて、、だらっと観ていてはいけないな、と自戒。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

ジャンプアニメとはこういうものか。
突飛な設定も、力技でぐいぐい惹き込むから、飽きずにラストで持ってかれました。

直前にアニメ見ておいて良かったし、続く楽しみもまだあるのが嬉しい。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

戦艦大和がいかにして出来たのか、悲劇であり美談であり、宿命であり。
こんな戦争映画も、考えるきっかけに。
アクションなくてもここまで魅せるのは、菅田将暉の演技に尽きる。
大和や太平洋戦争にまつわる映画
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

一歩間違えればこの事態。
10年前にここまでリアルに想定してた事に驚き。一つ一つに徹底的なリサーチと人間や世界の本性が描かれてる。

最後に感染源発生からの伝播が明らかに。
それはどこまでいってもフィ
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

「毎日が好い日、そういうことだったのか」
主人公の台詞がストンと入ってきた。

こんなご時世(コロナウイルスで一斉休校)だからこそ、一日一日を大切に丁寧に、感謝すべきで。時はあっという間に過ぎ去ってし
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

たった100年ちょっと前の史実の、たった一編を切り取ることで、ここまで伝えられるなんて。

技術と演出の境目が分からない、美しさと残酷さの境目が分からない、真実と想像の境目が分からない、演技と素の境目
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

予備知識を極力入れずに観る映画。
重いテーマを軽いタッチで描いて、クライマックスに持ち込んだら力技で、ねじ伏せてくれた。
役者が上手くて、辛いとこ面白くする効果が絶大!

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

華麗なる名場面集を堪能できたものの、現代の物語には入りきれず、満男と共にただただ懐かしむばかり。

老いと向き合う存在、親子の切れない縁、人生の課題はマドンナ泉に押し付けてしまった感。でもそうか、これ
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.5

重いテーマだし、自分にとって共感とかいう言葉は一つも当てはまらないので、太賀くんが頑張ってて(もっと評価されるべき役者)、羊さんが覚悟決めて臨んだ映画なのかな、という理解に留めておきたい。

でもやは
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

痛いし怖いしうるさいし、その熱量に圧倒されるんだけど、その強めなとこが後からジワる。
役者たちの気合いには賛辞。井浦さんはじめ脇役たちが漫画を想像させる熱演。

「Do you remember?」が
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

終始不穏なストレングスの音色とともに、心が揺さぶられた。
ホアキン・フェニックスの演技が圧巻、オンステージ。そこにデニーロがあの役で、っていう映画的な趣向も。
アートとして、エンタメとして、格差や社会
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1日1ドルで生活(2013年製作の映画)

4.4

リアルな貧困体験記であり、貧困により選択肢を持てない子どもや女性たちの声を届ける映画。
知らなかったことを知ることができる映画の力を信じている若者たちにもエールを贈りたい。
イベント会場で大勢の人と一
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.9

人間のヒリヒリ感を描くのが上手で、監督には期待してる。羊さん相当追い込まれてた。

土地感が壊されてない気がする。行ったことないけど、いわゆるハワイのイメージとは一線を画す。海に囲まれた島という点で、
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.7

インド映画のイメージがアップデートされた感。映像がキレイで技術面でのストレスはないのですね。

内容が突っ込みどころ満載なので、素敵な環境で数人で見たので、その場で思ったことを話せる、聞けるのがちょう
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

吹き替え版にて鑑賞。
笑える場面は多いし、キャストの達者なことで、なんでもおもちゃに都合良すぎ問題は難なく忘れられる。
ウッディの失ったものの大きさや喪失感の余韻は、尾を引いて後からズシンときそう。
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.4

いろいろと考察したいけれど、映画として惹きつけられる画作りが素晴らしいと思いました。

監督同様に同世代の若手カメラマンと照明さんだったとのこと。日本映画もまだまだこれからいける。
役者さんは助演男優
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

レイティングが付いていない、Gとは極めて信じ難い、映倫の倫理観を疑ってしまった。
冒頭から、ただヤグザの集まりというだけで背景が描かれないままの大量殺戮に唖然、せめて悪事を暴いて欲しかった。
命乞いす
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

日米ともに予習不足。
一度見ても忘れてしまう習性を忘れがち。
詳しい旦那と行ったので、ツッコミどころを共有できたし、細かい事聞いたりで有意義な体験に。一人だとつらかったかも。
議論ができる映画は良い映
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アラジン(2019年製作の映画)

4.8

「アラジン」が素晴らし過ぎた。映画らしさ全部入りではないか!今年イチの座に。

ジャスミンが素敵で力づよくて、不覚にも涙。いま時点の実写版として、一番の見せ場と受け止めた。

ウィル・スミスも良いけど
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.0

くんちゃんの声が、ぜんぜんダメだった時点でもうアウト。相性の問題だから、許して。イライラしか残らなかった……。

誰ターゲットなのかも不明。今どき風にしてみた家族設定に難あり。

空母いぶき(2019年製作の映画)

3.8

監督が誰なのか最後まで知らなかった、というと、役者や原作頼みの映画であることは否めないが、
「沈まぬ太陽」の若松監督か、と分かれば、なるほど飽きさせない吸引力があった。
男だらけの所に女性を散らしたい
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キングダム(2019年製作の映画)

4.1

役者の使いどころが適任だなぁ、と惚れ惚れ。
原作漫画未読ながら。
映画ならではの、アクション本気度とか心意気みたいのが漲っているのがいい。

楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(1992年製作の映画)

4.3

92年版のムーミン、世界観の要素がギュっと詰まっていて最高。岸田今日子版と遠くなくて、このアニメーションはかなり記憶にしっくりくる。
やっぱりスナフキン。ハッとするセリフもあれば吹いてしまうセリフもあ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

字幕版でおっさんピカチュウを堪能。子ども向け映画でも飽きずに見られる。

日本発コンテンツをここまでしてくれると単純に嬉しい。

父を探して(2013年製作の映画)

4.0

逗子海岸映画祭にて、野外鑑賞。
砂浜の大きなスクリーンで、より美しさが映えるキレイな映像で、独創的なアニメーションを堪能できました。

ブラジルの歴史や経済問題を知らなくても我々にに通じる世界も多分に
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

視線の交錯が語る、登場人物の心の動きが、印象的。演劇的な空気の演出も。
役者さんが皆良かったけど、若葉竜也さんが良くて、つい泣かされた。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.9

ティモシー・シャラメ祭りの気分を良い意味で裏切られた。振り幅が広い、繊細な表情に引き込まれてしまう。
薬物依存の見せ方も感傷的ではない所がリアル。複雑な家族関係はもはや普通なのだな。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

ティモシー・シャラメの演技に驚き。もはや少年とも言い難い色気を自由自在に使いこなしている!
天性のものなのか、努力の賜物なのか、なんにしても才能の塊。
北イタリアと時代と設定と、集めた上での切り取り方
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