ちきさんの映画レビュー・感想・評価

ちき

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

『チーフエクソシスト(罪深い過去がある)と、若輩神父(やる時にはやる)のバディ』ものとして、とても好きな映画だった。
特にラスト20分の展開が熱い!!

実在の人物を題材にしているだけあって、ファンタ
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

大小問わず人はみんな心に怪物をかっていて、生きてる限り他人の怪物に心身を痛めつけられたり、対峙したり、あるいは自分の怪物と向き合っていくしかないんだなと思った

この作品を強烈に勧めてきた知人がジャン
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

歌はとても良い。それは重々伝わった。
この歌に完全に身を委ねられる人にとっては、大絶賛の映画なんだと思う。

自分はイマイチ入り込めなくて、他人事感が拭えなかった。ノットフォーミーだったかな

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観るタイミングを間違えた。

フィクションのコメディとしては凄く面白かったのに、どうしてもあの件が頭をよぎって胸が痛くなる…

ギャグ描写なのは理解できるけど、あんだけ各々ワガママいいたい放題して「こ
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.5

クライマックスになってもなんか釈然としなかったのが、マジの最後の最後でスッキリ😊

後味は悪いかもだけど、尺も短くて充実感はあった。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.2

原作読んでたから終始わかってたけど、うまく落とし込んだなーと思った
最後の10分のためにある映画(笑)

エンドロールの80‘s図鑑が地味に面白かった

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

何を期待して観るかで印象が変わるなぁ

密室ミステリーをうたう割には肝心のミステリ要素が物足りないと感じた。
登場人物だけが知ってる情報ばかりなので、観てる方は推理しようがない…

ただ色々キレッキレ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

勇気をもらいました。
こんなんでも世に出してお金貰って良いんだ!

つけた☆は俳優陣への弔いです。

情婦(原題)(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!
白黒映画は初めてだったけど、テンポも良いし言い回しのフレーズがオシャレでカッコいい。

「二転三転するクライマックス」と紹介されていたので何となく察してはいたものの、ミステリ部分も概ね満
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

キャスト良し、シナリオ良し、テンポ良し。
善人はとことん善人、クズはとことんクズなのが清々しくて観てて気持ちよかった。

伏線回収もあり、きれいに収まってた印象。満足度高し!

クリス・エヴァンスがこ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最後まで観て、重ね重ね惨めな気持ちになってしまった。

綺麗なBGMで終わらせてるけど結局はハニトラにかかっちゃった老人の話…(苦笑)

偽クレアがあまりにもヒステリックすぎて、オールドマンが惹かれて
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

素晴らしい脚本。映画オリジナルのシーンが多くあったけど、その全部が自然で違和感のない流れになっている。
むしろ原作の展開をより引き立たせていたようにも思う。

あと、とにかく聡実くんが愛おしかった…そ
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(2023年製作の映画)

3.4

ベネディクト・カンバーバッチの演技力よ…。
目線と表情筋だけの演技であれほどまで豊かな表現が出来るとは…

監督のファンなので義務的に観たけど、まぁこんなもんか感が拭えなかった。舞台セットは相変わらず
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

ウェスアンダーソン×ベネ様、オシャレすぎる。

同監督の他作品と比べると淡い色調で、より海外の古書っぽい仕上がりだった。
ヘンリーのスーツ、ホテルの部屋、カジノの受付などの色んなブルーが印象的。

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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

主演の演技力が凄まじかった。

いっそもう早く狂気に振り切って殺しまくってくれ……解放してくれ……と願ってしまうほどに、アーサーがまともでいようとする様が辛い。

ゴッサムシティの警察は大変やな…。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

原作の重厚なストーリーを、あの限られた時間の中で工夫して表現していたと感じた。
やっぱ推理シーンはいつ観てもグっとくる…

真上からのアングルが新鮮かつオシャレで面白かった。

アメリ(2001年製作の映画)

3.3

オシャレ映画ここに極まれり。
物語的なエンタメよりも全体の雰囲気を楽しむのが正しいと思った。

好きな人はめっちゃ好きなタイプ。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.1

驚いた。正直ナメてた。
語り継がれる名作って、マジで面白いんだ…。

あまりにも有名タイトルすぎて、いまさら観て楽しめるかと不安だったが全くの杞憂だった。

現代シーンでの日常のアレコレが(当たり前だ
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.9

飯テロ×ほっこり映画の極み。
過度な演出も芝居臭さを感じるセリフもない、究極に自然体な映画だった。

途中出てくるおにぎりが死ッ…ぬほど美味しそう

ドクターが好き。ヘラヘラしててお酒ばっか作ってるの
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.9

2分間ノーカットのシーンが何十回も続くが、役者さんたちの演技がとても良かった。

全体の脚本やSFのリアリティを追求するよりも、ループ中のリアクションでクスクス笑うタイプの映画。

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.5

ただ怖いじゃなくて、キャラが成長するための伏線回収があってホラー映画として新鮮だった。
ストーリーは途中察してしまったけど、無難に面白かった。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

ひたすらに『好き』を共有して同じ目線で楽しんでる光景がとても眩しい。

劇中のうららちゃんの行為全てに共感の嵐で、雪さんや周りの人たちの優しさに自分まで救われた気持ちになった…

好きの原動力ってすご
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4

期待値が高すぎたかな…ストーリーはよくある感じだった。もっと尺短くても良かったかも。

演出面でところどころ安っぽい印象を受けたけど、その分ロボットやミーガンのクオリティは高かったと思う。

ただその
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.1

異色のバディに古典ミステリ、ホラー、アクション。
全ての要素が過不足なく完璧に噛み合っている。

己の欲望に支配され、因習に振り回され、立ち向かう勇気もなければ死にたくないと命乞う…
人間共々の“弱さ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

DCファン向けの映画という印象。

壁をすり抜ける所や光速を越えた先のCGが素晴らしく、ここは映画館の大きいスクリーンで観たら圧巻だろうなと素直に感動した。

一方でDC作品を全く観たことがなかったの
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

ループものの定石を踏みつつ、本作独自の展開もあり、かつ82分と無駄のない尺。
キャラクターに共感できる部分も多く、笑いあり涙ありの暖かい映画でした。

部長にパワーポイントでプレゼンするシーンが最高。
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

相変わらずどのシーンも絵になるなぁ。
10年前の映画なのもあって画質が若干荒く、キャラクターたちが身につける60年代の衣装がレトロポップでオシャレ。

ストーリーはよくある子供の逃避行だと思いきや、割
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

支離滅裂なはずの脚本が、マッドハウスの描く緻密な作画と絶妙にマッチしていてとてもクセになる。

やっぱり今敏監督と平沢進のタッグは最強ですわ。
究極!

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

綺麗な景色を、不快な人間と不快な演出でサンドイッチしたドラッグ映画。

全てが鮮明すぎて観たくないものも4Kで浴びせられるが、もはや一周回ってそのキモチ悪〜!が気持ち良い。

部外者から見たカルトの不
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

絵が美しく、雨音が心地よかった。
途中出てくる料理シーンが飯テロすぎて、それだけでも観る価値がある。

物語ウンヌンよりも、エモい雰囲気を浴びて目で味わうタイプの映画。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

色彩がポップで見飽きない、お気に入りの画集を眺めている気分。
安っぽいCGの宇宙人👽がとても愛らしかった。

脚本は…正直起伏がなくてずっと平坦な印象。
それでもウェスアンダーソンの世界観が好きなので
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

それぞれの人にそれぞれの問題や葛藤があるけど、それが重すぎないように描かれていて、映像も明るくて観やすい。

デニーロ演じるベンが本当に素敵。こういう風に歳を重ねたいと思えるキャラクターだった。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.7

出オチ感満載ながらも、消えた記憶の真相がどんどん明かされていく展開が面白かった。

バカバカしく荒唐無稽な話だけど、こういうので良いんだよこういうので。

そこをエンディングに持ってくるか!うまい!絶
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

作中にある「全私生活が崩壊するよ 昇進の時期だ」というセリフが印象深い。

事実、ミランダがまさにそのセリフを体現している。
彼女は厳しいし思いやりも優しさも全くない悪魔のような上司ではあるが、裏を返
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

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これは評価する作品ではないなあ…

史実として、あるいは教訓として受け止めた。
月並みな感想だけど、食べるものに困らない平和な時代に生まれて良かったとしみじみ思った。

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