Megurootsさんの映画レビュー・感想・評価

Meguroots

Meguroots

映画(83)
ドラマ(2)
アニメ(0)
  • 83Marks
  • 9Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

デリシュ!(2021年製作の映画)

4.0

フランス革命前夜のレストラン誕生の物語。
電気ガス水道のない当時の調理場のライブ感や調理人の感性と感覚によって生み出される色とりどりの料理に釘付けになった。
ただ作るのではなく相手のことを思い喜ばれる
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

全くまっさらな気持ちで観ることをおすすめします。

これぞジブリの世界、映像の美しさにぐぐっと惹き込まれて、
登場するキャラクターがとても愛らしくて、
不思議な世界に迷い込んだ感覚が子供の頃わくわくし
>>続きを読む

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.5

これは、誰が犯人かは関係なく、
刑事としての真の正義やそれに対する苦悩や葛藤を
過去に闇のあるベテラン刑事と若手の有能刑事が一連の連続殺人事件を
共に捜査する過程で描いている作品。

捜査に没頭するあ
>>続きを読む

特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.0

キャストもスタッフも総入れ替えという事前情報を理解した上で鑑賞。
今までのカールとアサドシリーズとは別物だと言い聞かせて。

"知りすぎたマルコ”というタイトルとストーリーがミスマッチ。
結局マルコは
>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.0

先日ティボーガルシアの来日コンサートに行ったことをきっかけに鑑賞。
期待はずれだった。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

とにかく情景描写が美しく、
観る者を物語の世界へぐんぐん引き込んでいく。
災害をテーマにしたロードムービー。
日本に古くから伝わる要石伝説のことを初めて知った。
日本神話ともリンクする設定でおもしろか
>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.9

今回も最高でした。
深い信仰心は、時に倫理観を鈍らせる。
一見無愛想でぶっきらぼうで口下手なカールだけど、
本当は真の愛を持つ人だと思う。

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.8

このシリーズ通して欧州のシリアスでダークな感じと
復讐劇がとても合っていておもしろい。
カールとアサドの絶妙なコンビが観ていて安心感がある。

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.7

自称捜査すること以外脳のない元殺人課の刑事と
楽観的な補佐のちぐはぐコンビが
お互いの足りない能力を補い合いながら
未解決事件を追っていくシリーズ。

今回は復讐劇。おもしろかった!
全般的に暗く、細
>>続きを読む

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

海を挟んですぐ隣で起きていることとは思えない北朝鮮の実態。
3Dアニメだから受け入れられたと思う。

過酷な状況でも人間性と人を思いやる気持ちを、
忘れずに希望を捨てない。
悲惨な物語の中にも心が温か
>>続きを読む

ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

3.8

これは、えぐい。
けど実際に起きている社会問題なんだって
この映画を観て知ることができた。

東南アジア産の魚介類が安く手に入る背景に、
こういった強制労働、殺人、乱獲が恒常的に起きていることから
>>続きを読む

イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

3.8

何かを始めることに歳は関係ないんだと思わせてくれる。

そして、人生には限りがあるということを改めて認識し、
後悔のない生き方をしたいなと思う。

イーディーの表情がどんどんイキイキとしていく様子は
>>続きを読む

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.6

地位や名誉、金に権力、世継ぎ問題に翻弄される
当時の人々の様子が鮮明に伝わってきた。
ヘンリー8世が築いた絶対君主にどれだけの人が振り回され、
命を落としたのだろう。
個人の幸せは蔑ろにされ、戦略的に
>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

3.8

ストーリー展開早いのが否めないが、
五代友厚という幕末から明治の日本の大きな変化の中で、
西洋列強に負けない日本の礎を築こうとその身を捧げた英雄の人生を
垣間見るには十分な内容だったと思う。

「夢の
>>続きを読む

わが名はキケロ ナチス最悪のスパイ(2019年製作の映画)

3.9

このご時世、ヨーロッパ諸国の歴史背景を知る目的で鑑賞。

冒頭から衝撃的なシーンで始まるが、
最後は希望が持てるストーリー。
第二次世界大戦下、イギリス、ドイツ、トルコの三国間の情報戦の数々に
観てい
>>続きを読む

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

4.0

今まさに繰り広げられているロシアとウクライナの戦い。

恥ずかしながら今回初めてソ連時代に
ウクライナがどのような仕打ちを受けてきたのかを知った。。
言葉では言い表せない程の苦しみと悲しみがあり、
>>続きを読む

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

4.0

実話であることが信じられない。
アパルトヘイト時代の人種差別が色濃く残る時代、
勇敢に社会に立ち向かった若者たちの脱獄ストーリー。

脱獄といえば、穴を掘ったり、崖からジャンプしたりというのは、
過去
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

ずっと気になっていて、ようやく鑑賞。

良い意味で予想を覆されて面白かった。
半地下に暮らす家族とIT会社社長の裕福な家族との物理的描写は
格差がありぎてとてもリアル。
でも双方の人間性は、どちらの家
>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

終始釘付けに!ハラハラドキドキおもしろかった。
ヒュージャックマン演じる父親の形相が目に焼きつく。
娘を思う強い愛が度を超えて、アレックスがかわいそうだったけども。。
ジェイクジレンホール演じるロキ刑
>>続きを読む

乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)

3.6

ストーリーはさておき、情景の美しいこと!
19世紀山間の小さな村、小麦や果実を栽培し、
自給自足で慎ましく、たくましく生きる女性達。
衣装も素敵。
当時の暮らしぶりを垣間見るのには素晴らしい作品。

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

19世紀デンマークの小さな漁村での人々の暮らしぶりは、
慎ましくも逞しく、新鮮でいて懐かしい。
信仰を重んじるばかりに、素直な感情を表に出さない人々が、
バベットの一流フランス料理を堪能するシーンには
>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.8

人は見た目で判断できないと言うが、その通り。
その人が本当はどのような人であるかは、表面上わからない。
その言葉や態度の背景に心を寄せてこそ理解が深まる。
恋愛を含む全ての人間関係に通ずるなと感じた。

インターステラー(2014年製作の映画)

3.0

SF作品としては素晴らしいと思うのだけど、、
個人的に現実主義者の私には、SFは向いていないと実感した。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

よくありがちな夫の妻殺しかと思いきや、展開は思わぬ方向に!
ハッピーエンドのようで、バッドエンドなお話。
アリバイ調べたら絶対捕まるはずだけど、、
と思いながら少しモヤっとが残る。
夫婦である前に、人
>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

4.0

実話であることの重みが伝わってくる。
もし自分がこの母親の立場であったら、
彼女のように勇敢に戦えるだろうか。
理不尽で悲しく悔しい状況でも一人の女性の強さと優しさが、
観る人の心に響いてくる作品。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

2008年、実際にムンバイで起きた同時多発テロ。
テロリストである若き少年たちも首謀者に洗脳された被害者で、
その残忍なテロの被害に遭った人達もまた被害者で、、
誰も報われない惨劇。

仮面の男(1998年製作の映画)

4.0

三銃士をちゃんと知らずに見たけど、
ストーリーはわかりやすくて、中世の世界観が伝わっってくる。
ディカプリオの美しさが際立っていた。
父、息子の絆が芽生える場面はぐっときた。

パピヨン(2017年製作の映画)

4.0

まさかの実話とは!
折れない精神力に心打たれた。
3回目の正直というのはこのことか。
ラミとの間に芽生える友情も心温まる。
あきらめたらそこで終わり、という感じが生々しい。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

これはもう絶対観るべき作品!
”音楽が世界をひとつにする”を成し遂げた永遠に語り継がれるバンド、
Queen。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.8

物議の多い原発問題だけれでも、
この映画を通して、あの日あの現場で何が起きていたのか、
現地、東電本部、官邸のスッキリしないやりとりや、
死を覚悟して奔走する作業員の方々の様子を垣間見て、
感謝と労い
>>続きを読む

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)

3.6

穏やかな映画かと思いきや、小説ドリーマーなおじさんの変態好奇心が溢れでいているストーリー。最後のオチはかわいそうだけど、面白い。
ストーリーはさておき、ノルマンディーの爽やかな情景や美味しそうなパンに
>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.8

なかなかおもしろかった。
終始釘付けに。最後の展開は見もの。

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.8

日本でいう江戸時代中〜後期に、ヨーロッパでヴァイオリンの名手として名声を博したイタリアのニコロ・パガニーニ。

何かに秀でる人は、一方で何かに欠落している。
当時の新聞がいかに庶民に大きな影響を与えて
>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.8

一人の黒人男性の人生を軸に、アメリカの黒人差別の歴史や、激動の時代背景を描くストーリー。
1960〜1980年代の歴代大統領7人のもとで執事を務める。
それぞれの大統領の人となりを垣間見ることができて
>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.6

B級の極み!
前半と後半の世界観のギャップがありすぎて笑えた。
全てコントロールされているという設定が、トゥルーマンショーと似ている。
結局最後に、人類はどうなったのだろう。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

お互いのバックボーンに関係なく、本音で話せる仲って良いな〜。
とてもオススメしたい映画。

>|