人慣れしないオタクを弄びつつ、自分の元を離れていくと悲しくなり、罪悪感を捨てきれないところ、とか、、、、
原爆被害の表現、直接的に描かなくても良いんだなという斬新な思い。被害者側だけではなく、生み出した側の罪と贖罪、実行する側の思惑があったりと、立場によって視点が分裂していくのを感じた。
人種の偏見、あるある、押し付け、当事者たちの間にしか分からない空気を創作を通して感じられることはありがたい。コメディがほんとに面白くて、最後の最後でひっくり返った
ネオがひたすらにカッコいい。ホストみたいな金髪スーツ、尊大な態度に見合う実力、圧倒的な強キャラ霊媒師に感謝。続編欲しいよ
薄気味悪い日本家屋ホラー。顔面の白い女の原点はここにあった。猫の鳴き声に不穏要素を作り上げた元凶。
ひたすらに苦しく、これが実際に起きたことであるという事実がよりいっそう辛い。天井からのカメラワークの意図が判明したときには頭がグラついた。この映画が、法律を変えるきっかけとなったことを覚えておきます
save me, hot french lawyer…
（吊り目で、鼻筋が通っていて、唇薄くて、顎が細い、白髪混じりの無造作な髪の弁護士が、恋慕を断ち切れなかった相手のために弁護をする構図）
あの頃のノスタルジアを感じ取る映画だと思ってたら、ラストの怒涛描写に口開いた。最初に訪れた夜は…って考えるとゾッとする。どうかしていたんだ、で済ませられたら強いよ。絵が捨てられてたのって、そういうこと>>続きを読む
色が少なくて冷たい映画。若いことと痛いことは不可分だなと思う。遊ぶように人を殺す残酷さ、命は軽いという尖り、世間知らずで知識不足で自意識が肥大する中学生って、美しくて狂っているな。最後の爆発のCGは何>>続きを読む
慌てる岡田准一vs冷静な綾野剛だと思ってたんだけど、実際のところドチャクソに慌てまくる岡田准一vsもっとドチャクソに慌てまくる綾野剛だった
悪霊が人間に取り憑き、感染していくゾンビパニックホラーのような、恐怖の連鎖が続いていくチェーンメールのような怖さがあってとても楽しい。救いがマジで無くて、本当に絶望すぎる。家族や友人の形が素敵であれば>>続きを読む
キャラクター構成がもう鉄壁すぎて恐ろしい。真面目で世話焼き、暗い過去を持つリーダー、ヘラヘラしたお調子者、軽薄、やるべきことはこなすヘウォンメクの布陣が完璧すぎて平伏した
芸人が出ているから見てられるけど、あまりにも酷い。これを本気で制作しているとは思えない。どういうつもりなの
意表をつかれるどんでん返しを控えているんだけど、それ一本槍な印象を抱く。怪異のモチベがよく分からないし、襲い方も単調。結局はみんな死ぬって分かってる状態で見ても焦燥感に欠けるな。キャラクターにもっと愛>>続きを読む
キャンプにきた礼儀のない大学生集団が、悪態を散らして観客にヘイトを溜めさせ、制裁を受けることによって爽快感を得る、よくある構図だと思っていたらやられた。裏切られた。陰キャの妄想がここにある。これが好き>>続きを読む
死が騒ぐことなく静かに背中合わせにある。映画というジャンルで括るにはあまりにも惜しいから、いち芸術作品として在らせたい。寺島進と勝村政信のコンビ良すぎて泣いてしまった
なんか、幼稚でバカみたいな喋り方をして、性にしか興味がない頃が好きだった、みたいなことを男が言い始めたり、自分の体をどう使おうが自由だ、みたいな女性へのエンパワメントを感じた。幻想的な世界で女性の成長>>続きを読む
原作実写映画として本当に良かった。原作に無い要素も、野木脚本によって空気感が保たれていて、最後の聡実くんの『紅』を聞いたときには映画にしてくれてありがとう、という思いしかなかった。ただ綾野剛の面である>>続きを読む
いつものように車で迎えに行って、お前が出てこないかもしれない、みたいな言い回しが良かった。待ち合わせた天賦の才能を行使するよりも、運命の相手と添い遂げられることが幸せなんだというテーゼが受け付けられな>>続きを読む
学校やアメリカの国旗から、すぐに何が起こったかを理解してしまうほど、悲劇が繰り返されていることを実感する
主人公を好きになる要素が1ミリもない。弁が立っている低学歴コンプがネットで齧った知識と交渉術で成り上がっていくのが、物語の因果応報とかけ離れすぎててムカつく。サイコパワハラ&モラハラ男め。
イギリスコメディー。親友の嫁を好きになった彼の話がお気に入りかな。恋って成就した方がいいけれど、創作の中でそうとは限らないから。好きな相手の言語を覚えるのも、好きな相手のために音楽を習得するのも、好き>>続きを読む
何が言いたかったの？設定は面白かったけれど。上に立つものの横暴さとか、金は食べ物にならない、みたいな教訓めいたものを感じたし、粗探ししたらキリがない。感染症流行ったら一発で終わりだね
かっこいいヤクザはフィクションに溢れているが、これほどまでにヤクザの没落を描いている作品に出会えたことはなかった。同情も自業自得だと言ってしまえばそれまでだが、栄枯盛衰のなれ果てはひどく切なかった。あ>>続きを読む
人間関係不得意、対人能力ゼロ、“ここ”でしか生きられない人間の描き方が凄かった。ツチヤに投げかける西寺の目線が、過去の自分自身を透かしているようだった。面白いことは言わないけれど、会話が円滑に滞るよう>>続きを読む
仲原青というキャラクターに出会えたことがいちばんの喜び。自分と釣り合った感情が返ってこなくても、そばにいられるならなんだっていいと思ってしまうのは、不健全だ。そう言い切れなくさせてくる。好きな相手に「>>続きを読む
もの凄い面白かった。山崎賢人の目の揺らめきは、戦場から帰ってきてない男そのものだった。キャストに一切の不安がなく、文化的背景を丁寧に描き、肌の荒れ具合から傷跡までしっかりと再現されてて特にアクションが>>続きを読む
心の底から気色の悪い湿度ベッタベタの映画。そもそも自分が選ぶ立場であろうとする中年男もキモいんだけれど、女が度を超えて気持ちが悪い。生理的な不快感でざわつく。人物や場所が立ち所に入れ替わり、夢が現かぐ>>続きを読む
最後まで速度を落とさず楽しく完走できた。殺人の瞬間を一切描かないで進めた思い切りの良さが好き。ツッコミどころも多くて、両角の部屋が"ザ・サイコパス"って感じで笑ってしまった（深瀬の作品らしい）。あとは>>続きを読む
胸スカと勧められて見たけれど、全然胸糞。声帯を潰すという観点は新しくて感心してしまった。ヒューヒューという音が苦しくて狂いそうなる。娘の幻影を最後まで見続けていて、拷問に走る狂気の中に確かな愛を感じら>>続きを読む
愛だけじゃ生きていけないよ、と思う。終わり方もモヤモヤしたまま。実際娘の人生にとって親からの愛は絶対に必要だし引き離されるのは辛いけれど援助の存在もまた必要だよね。リタの「子どもが大きな間違いを犯した>>続きを読む
人の優しさに触れられる映画。睦まじくてたまらない。あとはエロジジイがいた
生活の在り方に選択肢を持つ余裕がある人があえて選んでいる感じと、一般的に汚いイメージを持つ仕事内容の徹底的な美化（現実東京のトイレなんて汚いはずなのに）迷子の母親や妹を通してトイレ清掃を見下す視線あり>>続きを読む
