ボルトさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.9

アクションとニンジュツとピザ。ポップコーン片手に友人とワーワー言いながら観るにはもってこいの映画だと思う。この場合ピザか。ピザ食いながら観ようぜ。

雪山のジェットコースターアクションシーンが特に好き
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.1


3分間しか戦えない事ぐらいしか知らなかったけど、めっちゃ面白かった。
「ウルトラマンですら太刀打ち出来ない状況になった時、人間はどうするか?」というテーマが終盤ら辺に出て来るけど、そこが個人的には1
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

途中何度か整理する為に止めながら観た。
SF小説とかのタイムパラドックスのお約束が分かってる人なら一度目で「あーね」ってなるかもしれん。私にはムズかった。

物事が元通りになっていく様子や、過去もしく
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

こういうの凄い好き。オチっつーか怖がらせ役もすげぇ好き。
しかもこの作品、説明のつかない超常現象というものがあんまり無い。ちゃんと後半で明かされる真実に沿って何某かの怖がらせる現象が起きてる。
だから
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

犬は無事です。

出所したばかりの殺人衝動を抱える男が、無関係な一家を殺すだけ。
映画によく居るような殺人鬼などではない、普通の男なので、殺す時の手際が悪い。その焦燥感と、殺している時の激情が綯い交ぜ
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ヴィンセント(1982年製作の映画)

4.0

ヴィンセント・プライスに憧れ、フランケンシュタイン博士の実験をやってみたくて、エドガー・アラン・ポーなどの小説に読み耽り、自身の中にある悩みに常時捕らわれている。そんな「ダークな」世界に浸り切っている>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

制作当時はまだ漫画の方が終わっていなかったそうで……(だいたい四巻辺りが世に出た時)
ストーリーが何処と無く宙ぶらりんな印象を受けるのはたぶんそのせいだと思う。五巻、六巻は物語の核となる話が収録される
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.3

元祖である為か、余計なゴテゴテしたものが全く無い。サメの恐怖や人間達のエゴの醜さを素のままに味わえて良い。
BGMや表情での緊張の緩急がしっかりしてて、海上でのシーンはずっと画面から目が離せなかった。
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ヴァン・ヘルシング(2004年製作の映画)

3.7

ユニバーサルスタジオ配給だから出来たユニバーサル・モンスターズ(っぽい奴ら)総出演のファンタジーアクション映画。
ストーリーは王道。映像は、CGっぽさがどうにもならなかったのを誤魔化すような派手な演出
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フランケンウィニー(2012年製作の映画)

4.2

愛犬のスパーキーを不慮の事故で亡くしてしまった、孤独な少年ヴィクター・フランケンシュタイン。
その後、悲しみに暮れながらも受けた科学の授業で、スパーキーを取り戻す為のヒントを得る。
実験は無事に成功し
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

ひぇえ、と思わず声が出るくらい構図が完璧過ぎる。三輪車に乗ったダニーの背中を追い掛ける低い位置からの長回しのシーンが一番好き。
言う事なしの名作だなぁ、と改めて観て思いました。

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.0

ゴッホの晩年を追った作品。
黄色い家から拳銃自殺を図るまでの期間について、彼自身しか見られない視界も交えながら描き出す、美しい映画。

鬱になり掛けていた時に観たけど、じんわり沁みた。ゴッホの事が大好
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

確か公開初日に観に行った思い出。バットモービルのエンジン音が脳ミソ痺れるぐらい良くて、それをもう一度浴びたくて二回も観に行った。
その後ネトフリに配信来たからもう一度ゆっくり、時々整理しながら観たら少
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武器人間(2013年製作の映画)

4.0

POV形式のスプラッター映画。
途中で脳みそがぽろりんちょしたりツンツンされたりするシーンあり。四肢が落ちてたりもする。

見どころはなんといっても武器人間。フランケンシュタイン博士の孫が、人間と武器
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妖怪大戦争 ガーディアンズ(2021年製作の映画)

2.1

父に連れられて観に行ったことをふと思い出したので記録。
前作が凄い好きだったので、今作があんまりにも面白くなくて眠くなった思い出。たぶんコレ単純に自分がターゲット層じゃなかっただけだと思う。

羅生門(1950年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後に語られた事が事件の真実である、と判明した瞬間に本作の本当の主題を理解した。それまで私はミステリーとして観ていた、なにせとある殺人事件について関係者が証言するとあるので、どうも勘違いをしてしまった>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画版『トゥルーマン・ショー』みたいな……

どっかで観たなっていうお化けやクリーチャーなどが一堂に会する事で有名なヤツ。あの全てのガラス箱が動き出すシーン(ポスターにでめちゃくちゃ盛り上がった
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

予想のつかないストーリーで終始ハラハラして面白かったし、個人的には光の使い方が超好みで影による表現やシルエットの格好良さに痺れた。アクションシーンもテンポが良いから爽快感すらある。

終盤で無事に色々
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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

3.6

ストーリーに関してはよくあるヒーローもの。はいはいまた主人公の恋人が狙われるのね……って感じで別に目新しさは無かったかな。トドメ前の会話とかしてる暇あるのか?っていつも疑問に思ってしまう。
とにかくバ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

言葉を話せない掃除係と、捕われた魚人のラブストーリー。

2人の恋路も然ることながら、私はストリックランドの『良きアメリカ人』を体現するかのようなコテコテの環境がとても良いと感じた。もしかして父の影響
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

初のジョーダン・ピール作品。
めっちゃ面白かった。あと随所に様々な有名映画へのリスペクト、敬意みたいなのが表れていたけど、舞台設定のおかげかあまりクドくなかった。AKIRAの金田スライドは思い切りオマ
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呪詛(2022年製作の映画)

3.5

子供が犠牲になる系は嫌だ……子供が犠牲になる系は嫌だ……と心の中で繰り返し呟きながら観ていました。ドゥオドゥオ可愛い、可愛いからこそ観てて辛かった。たぶん助かったんだと思うんだけど……そうだと思いたい>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

大尉、ていうか戦場で指揮を務める者ってだいたいが情とかそういう感情による曖昧なものを切り捨てているんだよね、そう教育されてきたから……。
赤子をオフェリアから取り返したのも、"優秀な"息子に育てる為で
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ソウ(2004年製作の映画)

4.2

デスゲーム系ってあんまり興味無くて観てなかったんですが、ネトフリで今日までだったので「ワン監督だしなぁ」と思って観てみました。

観てなかったのを後悔しました。終盤約30分、ずっと口開きっぱなしになり
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.9

ビックリ要素は多くなく、ストーリーは謎解き要素があって面白い。ホラー映画に慣れてない人、あとホラージャンルが好きになり始めた子供には向いてると思う。
ただ、デル・トロさんが携わってるからか、モンスター
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.3

今も昔もずっと好き。ナイトメアやチョコレート工場よりも先に観たから、ティム・バートンといえばこの作品、って私の中ではなってる。

ワナオトコ(2009年製作の映画)

3.9

注意
この映画は罠による怪我が凄く痛々しいのと、犬猫が死にます。しかもショッキングな死に方だから、犬猫好きな方は観ない事をオススメします。あと虫苦手な人も。




以下は感想
ワナオトコさん、マスク
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.9

なにこの……なに???

ただひたすらニコラス・ケイジが襲い来るロボ達を叩きのめすストーリー。サブにロボが殺すようになった経緯とか、高校生達が襲われるのとか、街の秘密とかがある感じ。
ホラーに慣れてる
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

MARVEL分からないからって観ないのもなぁ……と思って、自分の好みに合いそう且つシリーズ1作目で探した結果、この作品に辿り着きました。

アイアンマンに関して何も知らないままで観ました。精々スーツの
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

TFシリーズに関してはなんにも知らないです、ごめんなさい。

B-127、もといバンブルビー。仲間があとから来るから、それまでは隠れてろと言われて地球に来たは良いものの、着地地点が悪かったせいで軍に狙
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.5

デルトロ監督の作品、今までは「宗教が元凶」とか「嫁ぎ先にヤバい奴がいる」とかしか観たこと無かったんだけど、これはそのどれとも毛色が違う作品。
次元の歪みが海底に開き、そこからKAIJU(怪獣)が現れて
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


ヴィランだからってみすみす死なせて良いやつ一人も居なくないか?って思ったけど、まあアメコミのヴィランだしな……しれっと別世界線では生きてる事にできるから「死なせてもOK!」みたいになったんだろうか。
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ゲームの補完的な……チャン先生とレイの掘り下げがあったのは凄く嬉しかった。ゲームは横スクロール形式だから、手元で何かしているとか、横向いているキャラクターの視線の先に何があるのかとかは分からないんだけ>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

これってホラーだったんだね。確かにシェフは異常だったし、途中で挟まれたあの料理も結構びっくりしたけど、ホラーかと問われれば首を傾げる。あ、でも主人公の連れはある意味でホラーかも。色々な意味で連れも異常>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

バイオレンス要素を除けば、まあカルト集団の形成と同じ過程……なのかな?
「これをやれば燻ったままの平凡な自分じゃ無くなるかも」って気持ちとか、「クソみたいな今をどうにかしてえ」って気持ちをタイラーは上
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはこのバージョンの『フランケンシュタイン』も好きだ。この場合における別バージョンは、原作、つまり小説の『フランケンシュタイン』を指すことを明記しておく。
すまない、まだこの作品以外の映像化作品
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