みぎさんの映画レビュー・感想・評価

みぎ

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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

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変な映画だなぁ!
ふざけてるのかこれは。でもやっぱり面白いデパルマ。映画とミステリってそんなに相性良くないと思うが、ミステリとしても映画として上手く面白い作りにできてる。
どうしても下世話になるのがデ
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人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

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押井守はやたらセリフ多い。ウディアレンやタランティーノみたいに気持ちのいい会話劇じゃなく、政治と哲学の話を勝手に話しててちょっと眠くなる。戦前と全共闘を合わせたような内容で面白い。押井守は体制側の人物>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

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とても面白いが、身勝手な振る舞いをしてひとりで大人になったつもりになってるそこそこ子どもな人の話に思えた。
登場人物が一部を除いて悉く主人公にとって良い人で、周りは常に自分の面倒を見てくれ、成長し良い
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Pearl パール(2022年製作の映画)

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Xの方が好きかな。パールがおかしいことを最初に提示してるから、それ以外に話の請求力がない。Xだけだと「この老夫婦は、時代と環境のせいで狂ってしまったのか…」と想像させたが全然そんなことないのが面白い。>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

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変な映画!A24のオシャレ感サブカル感というよりもちゃんと当時のアングラな感じが出てるように思える。若さへの固執が恐ろしい。悪魔のいけにえミーツブギーナイツ。

どら平太(2000年製作の映画)

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再鑑賞。
スタイリッシュ殺陣かっこいい。役所広司だけ現代人の話し方で可笑しい。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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長めの上映時間ながら途切れない緊張感。ミステリではなく夫婦と親子の関係性についてのドラマ。非常に多いセリフと一つのシーンの長さ、何を事実としてどこをぼかすか。とても優れた脚本と演出でした。わんちゃんは>>続きを読む

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

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王家衛を連想するネオンカラーな都会に住む若者の孤独をワンシーンワンカットで描く。登場人物をより魅力的に描けていれば、同じ内容でも緩慢さは抑えられたのではと思う。主人公の行く末があまり気にならない。
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ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

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ご都合主義だし途中から展開が同じだが、大掛かりなセットを作らなくてもロッタちゃんの町が絵本の中のように柔らかな空気を作られているのがとても良い。可愛くて可笑しい。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

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ガイリッチーとステイサムが組むとやけにドライになるな(後半)。ニコケイの『マッシブ・タレント』と似てるが、ジョシュハートネット可愛い。もっとスッキリさせて欲しいところだが、楽しくてよかった。

こうい
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

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グダグダでくどいし編集にも難があるけど、いつものぶち上げバカアクションが見れたしまぁいいか。
『ロストシティ』からの『ナイト&デイ』かと思いきやあの映画へ。
サムロックウェルの夢小説。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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もっと短くできるんじゃないかなとも思えるが気楽に見れて楽しい映画。なんちゃって日本が生成AIみたい。無駄なカメオが多すぎる。昔のタランティーノ-ロドリゲス(あるいはガイリッチー)感。デヴィッドリーチは>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

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最初期の異様なドライさから一転、死への願望をより有機的にストーリーに押し込んで久石譲の音楽も追加で湿っぽさが増してる。序盤の複雑すぎる編集を自分で行なってるのだが凄い。面白かった。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

過去作にあった詩情性や抽象性は鳴りを潜めていて、明快なストーリーだがこの内容でノスタルジーに浸らず映画と魂の奇跡を信じる後半に痺れました。
思い返せばエリセは映画についての映画を撮り続けてたのね。

悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

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なんじゃこれなスリラーを作らせたらピカイチのデパルマ先生最大のなんじゃこれ映画。

(デパルマは身体障害やトランスジェンダーや解離性同一症をエクスプロイテーションのネタにしてしまうところがあるよね…)

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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とても反応に困る…。
独特の映像と演出、巧みな演技は魅力的だけど既に古臭い内容。フェミニズム映画に間違いはないがこの次元の内容でいいのかと困ってしまう…。主人公ベラの成長を現実の女性に当てはめるのは相
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

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テイタムとブロックのステレオタイプの男女観をうまくかわすことでできる絶妙な可笑しさがとても良かった。

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

なにも良いこと起きないのに多幸感を味わった。2人と1匹のの愚直なまでの愛らしさと社会と戦争への悲しみ怒りに感じ入った。
あと「妹です、信仰上の」とか面白ワード満載です。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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実写版と同じくマリオとルイージはニューヨークの人なのね。既存曲の多用はファンタジー世界にちょい微妙だし、ゲームの設定を合理的に落とし込まずそのまんまアトラクションにするのもなんだかなとは思うが楽しめた>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

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子供の頃にハムナプトラやナショナルトレジャー見てたから楽しめた。インディージョーンズやナショナルトレジャーみたいに考古学者だからという大義名分がないから粗雑でちょっと困惑。マークウォールバーグ(のキャ>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

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美しい撮影、美術、衣装に巧みな演技。今の時代にスター映画をこれだけ力を入れてやるのはすごいが、特に面白くない。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

5.0

心地の良さとスリルを両方味わえる。
主人公たちの人間関係が良い。
会話劇じゃないのにセリフがとてもいい。主人公のお人好しさも好き。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

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美大に行ってたので懐かしい感じ。
ホンチャウのキャラがいい。

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