よく実家に帰るとホームビデオで幼少期の奇行を鑑賞させられるのだが、襲ってくる地獄ハード羞恥心に耐えるために、今の自分に至るプロセスを死ぬ気でふり返ることがある。
「人はこんなにも生まれ変われる!すべて>>続きを読む
次回はゼッタイ必ず劇場で…
iPhone14の画面でさえ興奮する
超感覚の音楽×映像だったなあ。
ジミーヘンドリックス風のギタリスト蜘蛛男からドラマーであるグウェンに繋がるのが良かった。“規律への>>続きを読む
すっかり重力から解放された。敵の惑星の文明描写よかった。ブヨブヨとか。途中のテレタビーズみたいなのも良い。カメラワークが新しかった。スパイキージョンみたいで。ワンカット長回しメンバー紹介キルシーンも良>>続きを読む
映画には体感温度があって。なかでもフィンチャー作品は心地いい。
ヒッチコックの『裏窓』のような、横から俯瞰して情報が集まっていくオープニングシーン〜Smithを流しながらの暗殺。この流れを何度も見返し>>続きを読む
"ジブリ版スターウォーズEp.IV"
- 少年よ、仲間を集めろ。-
涙を呑んで過去と別れ、使者に導かれ新たな世界へ立ち向かう。古今東西の神話から『スターウォーズ』『ロード・オブ・ザ・リング』辺りの名>>続きを読む
アニメに燃えた手塚治虫。
彼は"マンガの神様"なのだと思った。
淡白なテイストながら、壮大な背景にストーリーが躍進していく。手塚作品らしい。シーンよりもテンポで動かす。これも手塚作品らしい。しつこい>>続きを読む
まだ知らない恐怖だった。
ふと見上げると屋根に隊列を組んでいる。あまりに表情のない眼の奥には、人間の理解を超えた虚無があるようで、ばつの悪い不安に引きこまれる。この生き物に対して潜在的に抱いていた、>>続きを読む
キム・ダミの無垢で透明な少女感がいい。そこから中身はウィッチになっちゃうのもフェチ味があっていい。実はSM女王だったみたいな。
いつかどこかで使えそうな表現。
壁から出てきてオールスター集合。
季節は冬。大切なものを失う物語。
劇中常にどこか寂しい空気感が好き。
自分が冬の映画を好きな理由。
乙骨だけでなく五条も、決別をして覚悟を誓う物語だと思っている。現代最強と言われる怪物の戦う理由は、>>続きを読む
傷ついた少女の思い出が、生涯彼女を苦しめ、生涯彼女を輝かせた。自信がなく愛が足りなかったからこそ、誰もを愛しつづけた。
25歳、ウルっときちゃいました。
ピクサーはなんでも擬人化しておとぎ話にできるのがすごい。考えなしになんでもやっちゃう感じも含めて。(エレメントとか、大陸とか。)
現実的に考えること自体ナンセンス>>続きを読む
革新的な表現に惹かれるので
ホラーのジャンルを壊しているのがよかった。怖がらせてくる存在に一矢報いようとするのはワクワクする。
そいつが犯人だったか!の意外性はあるけれど、積み重ねてきたものがカタル>>続きを読む
ソリッドシチュエーションとして、シチュエーションはユニーク。どう人間の意図に繋げるのかワクワクしたけれど、雑に着地した感じがして不完全燃焼。「そのパンナコッタは、伝言になるッ!」のジョジョ感は好きでし>>続きを読む
ジョーダンピール監督らしい、ホラーという1つのジャンルには括れない恐怖体験。
映画においてストーリー・映像体験の新規性を楽しみたい人間なので、恐怖対象が「空の異生物」という設定や、その意外なフォルム>>続きを読む
ドラゴンが飛び交う空中戦と
地上で展開される連なったストーリーと
わりと複雑で立体的な感じだった
気がする。さっき思い出した。
「アート・ホラー」は良い。場面写のように語られていく、緻密に意味を込められた恐怖。飲みこみやすいのに、無限に咀嚼してしまう。(暗闇やおどかしに依存しないので、現実生活にも支障がなくて助かる)
“美>>続きを読む
自らの世界を掴んだ子は、
もう二度と家族に還らない。
夢を掴もうとする姿に感動するだけじゃない。同時に少女が大人になってしまう姿が見えて、もう帰ってこないような寂しさを感じた。
親は子を導くと同時>>続きを読む
何処から産まれて、何を考えているのか。全く見当も付かないからこそ、エイリアンへの恐怖の内に、どこか知的好奇心が漂っていたのだなと気づいた。そこが1作目の名作たる所以というか。グロテスクの内に神秘性を探>>続きを読む
1973年のフランス映画に、
手塚治虫を感じた。
異形のシチュエーションに人間たちを置いて、そこで起きる喜怒哀楽と利益の奪いあいを、神の目線から俯瞰するだけ。キャラクターに感情移入するのではなく、実>>続きを読む
こういうのでいい。ドラゴンボールを続けてくれれば、それでいい。
ドラゴンボールの世界が続いていること。どんな形であろうと、その幸せは揺るがないよ。
あれだけ殺しあったフリーザが友達みたいになってて、ドラゴンボールの空気は変わったなと思う。どんな強敵が現れても、世>>続きを読む
この時代の映画にしかない、独特な空気があると思う。『プラダを着た悪魔』とか『ホリデイ』とか。軽やかで、甘ったるくて、都会的で。映画にハマり始めた中学生の頃、そんなのばかり見てたせいか。深くない2000>>続きを読む
平和なラブコメかと思ったら、サスペンスに転調するのが良い。そこまで含めて一話にしてるのも良い。YOASOBIの曲も良い。
「映画じゃなくて試合です。」
誰かがテレビでコメントしてた。本当にそう思った。「おもしろい」じゃなくて「負けられない」なんだよな。選手たちの過去が戦う理由になってて、それを知ってしまうとタダの試合じ>>続きを読む
朝8時の映画館には「大きなお友だち」しかいませんでした。むしろ大きすぎる。評論家風の初老男女が、みんなで集まってネコちゃんアニメを眺める。平和ですよね。
『シュレック』シリーズ、前作『長ぐつをはいた>>続きを読む
多元宇宙の次は、量子世界。マーベルはクリエイティブの征服者だと思う。人類未到達の表現世界への、飽くなき開拓精神。いつでも俺達を少年に戻してくれる。好き。
娘のキャシーが良い。可愛くて、危なっかしいほ>>続きを読む
コントとホラーは紙一重だと思う。
アリ・アスター監督の恐怖には、「変」を限りなくリアルに描く不気味さがある。第三者の声(ツッコミ)がなく、淡々と進んでいくコントのような。ジョーダン・ピール監督にも似て>>続きを読む
なんで俺はこれで泣いてんだ。
エンドクレジット、意味不明な涙が恥ずかしくて、笑いながら泣いていた。
たぶんタイミングが良かった。いまの精神的なコンディションが、物語に共鳴しすぎてしまった。家族の死、>>続きを読む
死がこんなに素敵ならいいのにね。
死を知った人間。恋を知らない死神。2つの主人公・ストーリーが絡まっているのが独特。最後にちゃんと収束されていくのが上手い。