凛さんの映画レビュー・感想・評価

凛

CUBE(1997年製作の映画)

3.9

この映画最初から説明なしでいきなり始まるのが面白い。登場人物たちがどうしてそこにいるのかも分からないし、自分自身も気づいたらCUBEにいたみたいな感覚を味わえる。それがこの作品の魅力のひとつ。

そし
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ドールハウス(2025年製作の映画)

4.4

日本製アナベル。めちゃくちゃおもしろかった。

長澤まさみ演じる佳恵は幼い娘を亡くした悲しみからなかなか立ち直ることのできない母親。ある日、骨董市で日本人形を見つけて家に持ち帰るが、それをきっかけに、
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ラブ・エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.9

80分でサクッと見れて面白いのに評価低くてびっくり。派手な映画じゃないし万人受けはしないかもしれないけどこういう静かな心理サスペンスでドンデン返し好きな人にはぶっ刺さるやつ。

最後まで「本当の愛」か
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

スピルバーグらしくテンポがよくて視覚的にはめちゃくちゃ楽しい映画だった。80年代・90年代カルチャーのオマージュやゲームネタが詰め込まれていてよかった👾ᩚ

ただ、"仮想空間を中心にする生活"にはなら
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1

ジョン・ウィックの脚本家が関わってるだけあってアクションはもちろん、ストーリー運びもすごく上手かった。最初と最後がつながってる演出とか最初の1週間の無機質な描写も良くて"この人ただの地味なおじさんじゃ>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.3

静かで不気味な田舎の風景の中に、女が長年受けてきた「罪の押しつけ」がじわじわと浮き彫りになるホラー作品。

1周目では🍎=アダムとイブのイメージで罪とか罪悪感が関係してるのでは?くらいに思ってたけど2
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コンパニオン(2025年製作の映画)

3.9

この手の映画で主人公が暴走するアンドロイド側なのって実はかなり珍しい?だからか物語にリアルさや緊張感が生まれていて最後まで目が離せなかった。

主人公が"理想のパートナー"として手に入れるのが、自分に
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レプリカズ(2018年製作の映画)

3.5

神経科学者のウィリアム・フォスター(キアヌ・リーブス)は、家族を交通事故で一度に失ってしまう。しかし彼はその悲しみに打ちのめされる間もなく、家族をクローン技術と意識転送によって蘇らせようとする。生命倫>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.3

ジョン・ウィック好きな人には絶対刺さる内容。平凡な会計士の裏の顔は裏社会の掃除屋。スマートな殺しが見てて気持ちがいい。

この映画が私たちに突きつけてくるメッセージの一つは、「才能や個性は、環境によっ
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タミー Tammy(2014年製作の映画)

3.3

正直に言うと、笑えるとこやユーモアを感じるシーンはあったけど、めちゃくちゃ面白い!ってわけでもなかったかな。

主人公タミーは仕事をクビになって、車を壊し、家に帰ったら旦那が浮気してて…っていう最悪な
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キング・オブ・トロール 勇者と山の巨神(2017年製作の映画)

3.0

一見すると「北欧版ゴジラ」的な怪獣映画だけどそこにノルウェーの神話や自然観を織り込んだことで他のモンスター映画とは違う独特な味わいを出してる。

CGのクオリティは高く、トロールの巨大さや質感、大自然
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6

殺しの衝動が抑えられないサイコパスのお話。

主人公パトリックは美意識が高く容姿端麗なエリートビジネスマンである一方で異常性癖を持っていたり、行きつけのレストラン、名刺のフォント、紙質でマウントを取り
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スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)

5.0

フォロワーさんにおすすめしていただいたキアヌ作品。やっと観れた> <

1ヶ月間の切なすぎるラブストーリー。

広告マンのネルソンが自分とは正反対の女性サラに惹かれてしまう。私の"11月"になる?と割
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キャットウーマン(2004年製作の映画)

2.9

映画館で観ていたら爆死してたであろう映画。

ヘデア・ビューティーで働く主人公ペイシェンスは自身の会社の陰謀を知り、口封じのため殺されてしまう。しかし"キャットウーマン"として特殊な力を持ち、生まれ変
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

当時飛行機で目的地までにちょーどぴったり観終えることができ脳汁が出た映画。

任天堂、そして大好きなイルミネーションの共同制作。マリオの英語表記MarioをMar10と読めることからファンの間ではMa
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.2

年代も相まってめちゃくちゃエモい映画。ヒューグラントの色気が爆発してる。クズ男なのに沼ってしまう感じがいい意味でハマり役。ラブラブでキャピキャピなラブストーリーじゃなくてこういうのを求めてた。リアルな>>続きを読む

L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。(2018年製作の映画)

3.4

友達とギャーギャー騒ぎながら観た。シンプルかつ王道なラブストーリーって感じ。当時予告編を見た時からやばい設定だなと思ってたけどひとつ屋根の下で横浜流星と杉野遥亮に取り合いされる世界線ってどこですか?

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.1

本当になんなんだこれは。
初見ではナニコレ珍百景すぎる。

映画を観たというより激ヤバ宗教のドキュメンタリーを観たかのよう。後味は良い悪いで言ったら最悪。そして不快。同じ映画を観た友達と感想を共有した
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

ハリウッドが描く日本ってなんというかこう、ネオンだよね。キアヌの日本語可愛すぎて悶える。

現時点でchapter 5が制作中であるというのを耳にしたけど4作目である本作を観終えた時点でもかなり満腹感
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SING/シング: Thriller(2024年製作の映画)

3.1

マイケルジャクソンのスリラーを何かに取り憑かれたように踊る一行。少し不気味ですが妙にキレキレなダンスがシュールだった。1、2で登場したキャラが全員なのかな?出ていたので結構アガった。短編なのでストーリ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

なんだこの濡れ雑巾みたいな映画は!(褒めてる)

思ってた話と180度違ったけど昔の映画にしか出せないこのジメジメ感が最高だったし好みだった。

本作はサイコスリラーの金字塔であり、羊たちの沈黙、つま
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.3

とんかつもフロアも"アゲ"られるDJになるべく奮闘する揚太郎のお話。

公開当時、予告編を見た時から何だこれは!と気になっていたので5年越しに鑑賞。キャストが豪華で真剣佑と伊藤沙莉のワンカット友情出演
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白雪姫(2025年製作の映画)

3.9

公開初日に字幕版で観てきましたー^^

結論から言うとかなり良かった!!
予告編からレイチェル・ゼグラーの発言から何からことある事に炎上してきましたが作品自体はさすがディズニー。他のお客さんも感動し
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ブーガルーとグラハム(2014年製作の映画)

3.8

何ともユーモアのある作品でした。

ブーガルーとグラハムとは子供たちが手塩にかけて育てるニワトリたちの名前🐓⸒⸒
1978年、宗教対立と内戦真っ只中の北アイルランドのごく一般的な家庭でのお話。家の外で
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おもちゃの国(2007年製作の映画)

4.2

タイトルだけ見るとメルヘンな感じがしますが観終わえた後のおもちゃの国という言葉の残酷さ...

ナチス統制下のドイツが舞台。ユダヤ人である親友一家が収容所に連れていかれることになるが母親はまだ幼い息子
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

🐴!!!?!?!!?!!?!
またまた追う側から追われる側に

このシリーズはなぜか血までも紳士的。そこがいい。1.2作目と比べて盛り上がりは少し落ち着いたかなという印象。この感情は"慣れ"なんだと思
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.2

アニメーション映画を観たい欲が出てしまったので実写映画は一旦お休みして鑑賞しました。:°ஐ

辻村深月さんの原作小説も映画化されていたのも知っていたけど観れてなかった作品。小説を丸々読み終えた満足感が
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

Fortis Fortuna Adiuvat
"幸運は勇者に味方する"

なんと1作目の復讐劇から5日後の設定。
殺し屋には気の休まる暇もない。

本作のパッケージにはジョン・ウィックという男の全てが
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.4

記念すべき300本目のレビュー💐✨
ジョンウィックを鑑賞しました!何気にボイスアクティング(トイストーリー4のデューク・カブーンなど)を除いては初キアヌです。キアヌ作品おすすめあれば教えてください⸜🙌
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.4

体重272キロ、孤独な男性の"最期の5日間"

117分もの間アパートの1室で物語が展開する室内劇。薄暗い部屋、思うように体を動かせないもどかしさ、そしてスタンダードサイズの画面にまるでなにかに捉われ
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メリーおばさんのひつじ(2023年製作の映画)

2.2

『プーあくまのくまさん』の制作陣が手掛けた映画ということで鑑賞。

未解決事件を取り扱うラジオ番組で聴取率の低下のため番組の危機に陥った主人公カルラは話題性のある"ネタ"を求め行方不明者が相次いでいる
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

4.0

『人生を変えるヒント』

絵本のようなパッケージに惹かれて鑑賞。案の定小説が原作の映画だった。

14歳にして飛び級でハーバードに入ってしまった少女の天才ゆえの苦悩のお話。

マイ・インターンと同じプ
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A-X-L アクセル(2017年製作の映画)

3.4

終わり方すごい好き。今までの記憶や思い出をcloudに保存してる描写、そしてあえて感動の再会を見せないってのが粋ですねー。強いて言うなら殺戮マシーンというくらいだから実際にその用途で使われているところ>>続きを読む

ズーランダー(2001年製作の映画)

3.2

モデルが殺人兵器に!?

ポップで好き。
カメオ出演盛りだくさんだった。
頭空っぽおバカモデル、ズーランダーが大統領暗殺のための洗脳をされてしまう。手遅れになる前にズーランダーらが過去にあった同様の事
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.1

あなたの昔大事にしてた人形、今どうしてますか?まさか捨てたりしてないですよね?って話。

トイストーリー3でバズ達が闇堕ちしてこうならなくてほんと良かったね。1のシドのおもちゃ達の反撃を彷彿とさせる映
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.6

これたまらんわー՞߹ - ߹՞
こんなに感情移入できるとは思ってもみなかった。これ系に弱い私は深夜に涙ぐんでしまった。

簡潔に言うと、1台のロボット警官がギャングの手に渡ってしまい、改造されてそっち
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