身につまされ、感動するストーリーではあるけれど、それで安っぽくなりすぎることを周到に避けていてふう。
アメリカにおける黒人の歴史を紋切り型に悲劇や英雄譚にしてしまうことに蟠り持っている作家が主役のピンとこないない映画。
トムクルーズがバタバタしたところでどうにもならんぜこれは。
やや叙情的すぎるかなと思う場面もありつつこっちもその気なので沁み入る。台詞がなくても成り立つのが良い映画だったと思い出させてくれる作品。
アクションのリアリティとかはもとから関心が薄かったが、それがそういうリアルな感じであり続けていたとしても安っぽくなってませんかね。
2023年最後の映画鑑賞にしてすっごく期待していたのになんだかなー。
船には、錨を収納する小部屋があることを知ったけどすぐに忘れた。
たくさんの人を映し回しながら個々が粒立つ感じが凄い。最後はやや説教くさいか。でも好き。2時間くらいにしてもらえるとよりハッピー。
最初から釘付け。いつのまにか森の奥で何かが変化していくシームレスさも、ストーリーだけ聞くとややファンタジックな展開も全くもって素晴らしい。ふたりが話している場面で、似てるなーというショットと、やはり別>>続きを読む
ちょっとムズムズするけど、とっても良い。ニュー台湾ニューシネマ。インコも良い。
こういうつまんない映画がを見たり見なかったりする休日があって良いと思うの。
セックスは午後3時。慧眼です。カサヴェテス味もあり。とても良い映画だった。
どうということのないシーンがいちいち格調高い。全然知らなかった。本で車を覆って弾除けにするのは実際のエピソードっぽい気がする。
いろいろあるけれど、意気込まないでこういうのが見たかった。
ツッコミどころはたくさんある。辛いタレを入れてなにを食べていたんだろう。獅子舞的なやつの目に朱を入れるのはなぜだろう。
ドキュメンタリーにありがちな、制作側の意図を隠すようないやらしい本当らしさを感じない堂々とした作品。すごーい。