Nanakaさんの映画レビュー・感想・評価

Nanaka

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どうにかなる日々(2020年製作の映画)

3.8

クリープハイプの主題歌、劇中歌を目当てに鑑賞。

性的マイノリティがあたりまえのありふれた日常として描かれていた。
なんだか不思議で、最後は口元が緩むような優しいお話だった。

きっといつか、愛しい思
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.4

コーヒー1杯の時間だけ時間を移動することができる。過去は変えられなくても心は変えられる。
後悔してきたことを声に出して伝えられる。
それだけで、現在に戻った時に気持ちを動かすきっかけになる。後悔のない
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

脳死は人の死なのか。
家族が脳死になった時、心臓を動かしている姿を見て死を受け入れる事ができるだろうか。
難しく、正解がない。つらく、心苦しくなる作品。
最後の心臓移植を選択した薫子の顔はとても強くか
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街の上で(2019年製作の映画)

4.4

映画館で笑い声が聞こえるのは初めての体験だった。

5人が鉢合わせて「彼氏だ、彼氏じゃない」のやり取りはおかしくて、笑えた。

青がイハの家で恋バナするシーンが凄く身近に感じて、すきだった。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.3

大野の普通が分からない、普通を身につけようと奮闘することで成長する姿に秋本が恋心を抱いている事に気づき置いていかれるような表情がせつなかった。

また、ラブコメ映画だったのでところどこらクスッと笑える
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.4

序盤はおひとり様を楽しむみつ子が楽しそうで羨ましいとさえ思った。でも自分は一人で出掛けても帰れば家族がいる。それに対してみつ子は家に帰ると孤独だと感じていて、すごくネガティブな感情が多かった。その部分>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

ヤクザだけど、そんなこと関係なくみんな必死に生きてて最後みんなが幸せになる方法はないのかと悔しくなった。
それから、舘さんに頭撫でられるシーンの綾野剛と最後の綾野剛が刺されるシーンの市原隼人の泣き方が
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.2

映像も声も音楽もすごく素敵な映画。

何かを信じて行動する。
笑われること叩かれることもあるけど、そんな人のためにも自分が示すことが大切。
下を見てもふらつくだけだから上を見よう。

ルビッチの父親の
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

音楽、小説、映画、エンタメ、考え方、カルチャーに対する価値観が一緒だからこそ自然に惹かれあった二人でも環境が変化する中でカルチャーを今なお変わらず大事にするきぬちゃん、自分の中のカルチャーが消えてしま>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

「心底惚れるってその人が例外になるってこと」
恋愛は男と女ではなく人と人、性別なんてなんの関係もない。
成田凌の思いの強さがすごかったな。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

常に笑顔でおもしろくてうるさくて、周りを明るくしてくれる佐々木も二人になると少し本音を出してくれるようなそんな所が愛しくて、「お前らがいつも脱がしてるんだろ」って言って涙を溜める所を見るのが苦しかった>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最終的には、永くんとさきちゃんは別れる事を選ぶが、それぞれが変わるきっかけとなり、最後に今まで永くんが出来なかった相手を褒めることを演劇で伝える姿に切ない気持ちでありながらもハッピーエンドだったように>>続きを読む

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ハルとレオは序盤は歪み合っているところから入り、結成からラストライブにかけて、お互いがお互いに尊敬し、大事にしていることが伝わりながらも気持ちが通じ合わない姿にもどかしい気持ちになった。最後、解散にな>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.5

今まで見た映画で一番忘れられない。
最後の鶴瓶さんが演じる秀丸が憔悴し切った姿から生きようと足を踏み出す姿が心に残ってる。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

最後までハラハラドキドキ。
エンドロールが流れるまでどうなるか分からない感じがドラマから引き続きおもしろかった。
最後にマンションに集結してこれまでのネタバラシをするシーンで振り返り、騙され、驚き、笑
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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

映画の冒頭でタイトルである「罪の声」について意味を知り、最後までキーワードとなっていた。そして、「罪の声」が弱く小さなものたちの将来を変えていく。
どんな理由でも周りの関係のない者たちを巻き込む事で、
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