Hiroさんの映画レビュー・感想・評価

Hiro

Hiro

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.2

生きてるだけじゃダメなんだ。
ただ生きてるだけじゃそれは生きて無いことと同じことなんだ。

どれだけ死ねば済む?
いつまでこれが続くんだ!
我々は家畜じゃない、人間だ!


戦争が終わったのに何故こ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

でも人間だから…人間だけにできることが。
今私たちは、皆のために決断します。

飛行機の中で起こるバイオテロという逃げ場のない状況の中で戦う乗客と、その乗客を助けるために地上で戦う人達の物語。
窮地に
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.7

その無が負になる。

とにかくのゴジラが怖い。
でもその怖さがこの映画の質を引き上げているとも感じました。そこに掛け合わせられる直球のヒューマンドラマと駆逐艦や戦闘機、戦後余裕のない日本人の知恵と勇気
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

1,000回以上プレイした。知り尽くしてる。

グランツーリスモをやり込んだゲーマーが本物のレーサーになる物語。
いやほんとに、こんなに胸熱な展開はありますかってくらいテンション上がってたらまさかの実
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.4

あなた方がどんなに悔しがっても、私共の気持ちとは全く違う。
次元が違う。レベルが違う。

愛する気持ちを踏みにじられる人間が抱く憎しみとは、とてつもないもので…
誰もが加害者でもあり、被害者でもある状
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.8

弱くて当たり前だと、誰もが思えたらいい

原作を読んで整くんの名言に心打ち抜かれ、劇場に足を運びました。
サスペンスとして非常に良くできており、狩集家の隠された秘密が天然パーマを気にしてる整くんによっ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

殴っとくか。
死ぬと思ったら、降車ボタンを押せ。


前作から続けて、相変わらず恐い人たくさん出てきます。でもそれ以上にこわくて強いマ・ドンソクも出てきます。
マ・ドンソク出てくるだけでもう、もう安心
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

1人か?

まだ独身だ。


なんか当たり前のように刃物持ってる恐い人がたくさん出てきます。挨拶する感じで腕とか指とか切る方々です。
なんの躊躇いもなく拷問して、人殺ししちゃう方々をマ・ドンソクが骨と
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.6

長いこと誰かと血のつながりをもとめていた。
でもずっと、私のそばにいたんだわ。

最近のホラー映画はどうしても展開とかオチが見えてしまって、如何にそこに行き着くまでに楽しませてくれるのかに期待をしてし
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劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

3.5

だって、期待すれば恥をかく。
叶いもしない夢を見るのは馬鹿げたことだと思ってたから。
だけど、願いは 口にしないと叶わない。


楽器の一つ一つが丁寧に描かれてますし、キャラクター一人一人の感情の表現
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.7


大切に育ててきたもの…
皆に愛されるように
自分らしくいられるように
大いなる責任を果たせるように


1作目を超える映像革命。
色んなスパイダーマンの世界が一つ一つ絵のタッチが異なり、そんな世界線
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

現実は つらく苦しくいいことばかりでない
でも現実の世界でしか味わえないんだ
上手いメシは


初っ端でヴァン・ヘイレンかけてきてくれていきなりテンション上がります。
分かってますねスピルバーグは。
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

高度2800フィートで両エンジンを失い、緊急不時着水した、乗客155名を乗せて。
我々はそのような訓練を受けていない。誰一人。

パイロットの咄嗟の決断力、行動力にただ感服させられる作品でした。
バー
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.1

家族はいつでもそばにいる。
ショルダータッチって知ってるか?

まるでカラフルな漫画に飛び込んだような錯覚に陥る革新的なアニメーションで描かれた親愛なる隣人。
それだけでも興奮するのに、色んな世界線か
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.1

でもわかんないわよ?
人って思ってもみない風になるんだからね。

最初の青春と最後の青春。
うららと雪さんの友情が育まれるこの映画を鑑賞していると、なんとも言えない多幸感に包まれます。
2人のやり取り
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

SF要素を取り込んだジョーダンピールのスリラー映画。
この手の映画は敵の正体が見えるまでがワクワクして、終盤に少しガッカリすることが多いのですが、最後まで楽しめました。
中盤までゾクゾクする場面もあり
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.4

過去は決して死なない。過ぎ去りさえしないのだ。

古い時代を舞台にした映画なのかなと思いながら鑑賞していたところ、怒涛の展開でたまげました。
人種については色々なテーマで語られますが、人間が捨てようと
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

君の物語は人々を飛び立たせる。


いいですねー、負け犬チームが一発逆転するヒューマンドラマってだけで胸が高鳴っちゃいました。

仲間全員を巻き込んでの大きな賭けは、もちろんハイリスクハイリターンです
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.8

どうか、顔を上げて。
あなたは心に大きな翼を持っているのだから。
その翼で私を導いてくれた。いつだって背中を押してくれた。
心の翼で、あなたはどこへでも飛んでゆける。


ゆるふわ系口悪女子が拝めると
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13人の命(2022年製作の映画)

3.8

見返りは求めずに、皆さんの心にあったものはただ一つ…子ども達への愛です。


世界が固唾を飲んで見守ったタイの遭難事故。
救出に向かったダイバーはもちろん、その裏では冠水を防ぐため水道技師が町の人々と
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

我々のような人間から
世界は変わるのかも

キューバ危機の際、家族のため、そして世界のために裏で活躍した二人を描く濃密サスペンス映画。
スマホなどがない時代の機密事項のやり取りはハラハラして見応え抜
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.7

これが仕事だ
歯を食いしばり 最後までやり抜く
へたばったら負け
イカれたもん勝ちだ

才能に溢れた未熟者が成長していく王道ストーリーはやはり良いです。
人は人と関わる中で成長していくんだと改めて感じ
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

人生はおとぎ話ではないんだし
世の中は残酷なのよ
それを学ばなくては たとえ傷ついても

オフェリアが悲しくて虚しいお話ですね。小さな子どもは辛い現実から目を背けるために幻想に飛び込んで行く。
オフ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.4

麻薬の常習犯は、イカれてて死ぬ気で相手に飛びかかる。
彼らが選ばれた理由を?

テンポもよく、脚本も面白いし、何よりキャラが立っていて楽しさ満点でした。
会話や細やかなシーンの伏線回収も見事です。
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.4

世界はえらいスピードで進んでいるんだ。ついて行かなきゃ。でも、サヨナラも言えないほど早くはないよ。

太陽みたいな佐々木は悠二にだけ陰った部分を見せていましたね。
天変地異が起こったり、誰かに殺されそ
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

僕に感謝の一言も無いんだ!

可愛い髪色で童顔の深瀬さんが役にハマりすぎててゾクゾクしました。
殺人って2日間寝込むくらい体力使うらしいです。
固執する人間の醜さと恐ろしい衝動性を描いていて登場キャラ
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

全ての葉を失っていくようだ…

アンソニーホプキンスの演技が素晴らしすぎてドキュメンタリー観てるみたいです。
認知症患者の視点で物語が進んでいくので、話についていくのが難しくて難しくて…いや、つまりこ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

さっきも言ったが、俺は金については寛大だ。

ファッションセンス高めなイケおじ達が悪いことしてます。おじさん達の一挙手一投足が非常に紳士的で素敵です。
自分が優位に立っていると思っている時こそ、1番足
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

報道が仕えるべきは国民だ、統治者ではない

記者たちの熱い戦いを描く中に一人の女性の成長譚を織り込んだ素晴らしい作品でした。
国家も色んな事情の中で機密にするのでしょうが、果たしてそれが国のためになる
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.5

僕は何を信じれば、怖く無くなるでしょうか。

生きることと死ぬこと、とても深いテーマをクローンの男の子が訴えかけてくる作品。
死ぬのも怖い。でも永遠に生きてるのも怖い。死があるから生き甲斐を見い出せる
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

私ほど子供を愛してる親はいない

果たしてこれは親が子に向ける愛なのか、考えさせられる作品です。
人間の執着から来る愛情は恐ろしいものがありますね。
ダイアンとクロエの演技が迫真過ぎて見入ってしまいま
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

私、行ってくる!
好きな人のところ!

はい、岩戸鈴芽という純なヒロインに浄化されて参りました。
大臣が可愛すぎてもうマジ大臣です。
環さんにはどうか幸せになっていただきたい。相手を責める本音があっ
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

一緒に闘おう。

アラバマで実際に起こった冤罪事件。
人種差別が人を殺すと言っても過言では無いと痛感します。

人の絆と言えば聞こえは良いですが、排他的な思考に偏りがちになるのが人間ですよね。理想だけ
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.5

マイルズ・テラーが出てたので軽い気持ちで見て見ましたがこんな結末は聞いておりません。
山火事を専門として闘う男たちの生き様は手に汗握ります。
あんなにも火の引火スピードが早いなんて…
あの時ブレンダン
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.1

トムホランドのアクションがひたすらに鮮やかでかっこいい作品。
トムホランドは映画が変わってもピーターパーカー感がありますね。
ピーターパーカー感が出てないトムホランドの映画があればぜひ観てみたいですね
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.7

若い頃のトム・ハンクスが想像以上に好青年でした。
大人になるとなんでこう、頭固くなってつまらなくなるんでしょうね?無駄に賢くなってしまうと、汚くもなってしまうし視野が狭くなるのかもしれません。
主人
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