ノースさんの映画レビュー・感想・評価

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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

キャリー・マリガンに惚れる気持ち、わかる。

ビリー・ザ・キッド/21才の生涯(1973年製作の映画)

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毎シーン、1秒後には何が起こるかわからない、ペキンパーならではの緊張感。
ジェームズ・コバーンの快作。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

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脚本テクニックでよく言われるキャラクター・アークを否定するような作品。
それでアカデミー脚本賞を取った。
テーマは「乗り越えることのできない罪の意識もある」。

ルームメイト(1992年製作の映画)

2.1

気持ち悪い映画だった。

主人公がお人好しすぎる。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

息もつかせぬピンチの連続で、パニックものアクション映画としてはたのしめた。

子供、妊婦を助ける主人公といったありふれた同情のしかけを使っているのは、いただけない。

SHINOBI(2005年製作の映画)

2.1

最初から最後まで、センチメンタル一本やりの展開。いくらなんでも、コンセプトが古すぎた。

夜のバッファロー(2007年製作の映画)

3.7

セリフではなく、sex中のジェスチャーでその時々の男女の心のなかを描き分けた、秀逸な作品。

お父さんのバックドロップ(2004年製作の映画)

2.5

この手の人情話は、またかよ、と思いつつも、観ているとホロリとさせられてしまう。

だからといって、「もう、こういう映画はゴメンだ」という気持に変わりはない。

フォー・クリスマス(2008年製作の映画)

3.9

某シナリオHowto本に良い題名とコンセプトの見本として取り上げられた映画。

海を感じる時(2014年製作の映画)

1.0

雑誌で脚本を読み、DVDで観るのを楽しみにしていた。

始まって2番目のシークエンス、部屋のなかの2人。いつまで経っても動かない。この男女の胸中に何がめぐっているのか、想像するすべもない。数十秒後、女
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4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

4.0

日本の映画、テレビドラマは妊娠中絶について否定的な倫理観で書かれたものが圧倒的多数。すったもんだのすえ、結局産むことになりましたーーハッピーエンドみたいな。

たまには、こういう映画を観て、感覚をリセ
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ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.8

この映画に出てくる、エレン・ペイジのようなシッタカ系の女の子って、10人にひとりぐらいはいるような気がする。

エレン・ペイジは好きだけど、目の前のシッタカちゃんは、持て余す。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.2

DVD借りて、はじめは「失敗した」と思いました。我慢して、小刻みに1週間ぐらいかけて見終えました。

1年以上経った今でも、この映画のことは、時々思い返します。絆とか思いやりとか、そうした《人間らしさ
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.0

どうしても、それを止められない男を描いた作品。『存在の耐えられない軽さ』(1988)もそうだけど、こういう題材の映画は男心の本質に迫るかのようで、好感が持てる。

それにしても、キャリー・マリガン演じ
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.6

芥川の『地獄変』が芸術至上主義宣言だとすれば、この映画は映画至上主義宣言。もちろん、園監督らしくアイロニーを込めて。

君はゾンビに恋してる(2011年製作の映画)

4.0

これはオリジナティ溢れる良作。主人公・女子高生の個性、セリフとも皮肉が効いて面白かった。

Z~ゼット~果てなき希望(2014年製作の映画)

1.0

マンガが面白かったので観てみた。
これは脚色がヘタすぎ。素人が書いたの?

原作の乾いたユーモアのテイストはまったくなく
あかりのセリフは70%泣き声混じり。

大菩薩峠(1960年製作の映画)

5.0

これは凄い映画だ。
市川雷蔵、中村玉緒の演技も素晴らしいが、
それを引き出した脚本も見事。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

最初はpc、2度目はiPadで観たけど、小さな画面環境でも、最後まで見通せた。ストーリーは直球だけど、ディテールの作りこみが良い。

俺達に墓はない(1979年製作の映画)

4.7

松田優作主演映画のベストだと思う。
脚本が既存のバディものを超えている。
助演女優のキャラクターも秀逸。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.8

もう少し編集を頑張って、短くしてくれたら、良い映画になっていたのに。

人類資金(2013年製作の映画)

2.2

ムリのあるキャスティング、つぎつまの合わないストーリー。
監督は国連本部の総会場での撮影ができたことを自慢していたが、そのシーンが最も白ける。

日輪の遺産(2010年製作の映画)

3.0

映画での回想サンドイッチ形式流行の末期近くの作品。
ユースケ・サンタマリアが好演。

リプリー(1999年製作の映画)

4.0

アンソニー・ミンゲラ『リプリー』(1999)。
アラン・ドロンの人気を不動にしたルネ・クレマン『太陽がいっぱい』(1960)と同じく、パトリシア・ハイスミスの小説の映画化だが、リメイクというには、脚色
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.5

Vol.1より、こっちのほうがドラマっぽく仕上がっている。エンディングが意表を突いて素晴らしい。
ラース、バンザーイ。

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

5.0

ジム・トンプソンが大好きな僕としては、絶賛したい映画。

ついでにジェシカ・アルバも大好きになってしまった。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

なんだかワケがわからないことが、快感になってくる不思議な映画。

たしか、蛭子さんお薦め。

インポート、エクスポート(2007年製作の映画)

4.5

ザイドルの傑作。
冬のウクライナ、原発のある風景ですら美しい!

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