おたくさんの映画レビュー・感想・評価

おたく

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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.0

お金のかかった作品にお金を払って観る。ここまで映画館で観るべき映画も珍しい。
砂漠の行き過ぎた純粋さに生と死を感じる最高の映画体験だった。

無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.8

自分の無意識的な差別感情を引っ張り出された気分。彼女にとって障害と呼ばれるものは所詮個人を形作る1つの要素でしかないのにそれに対して可哀想とか障害が無ければとか口が裂けても言えない。
オールタイム・ベ
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虹色の朝が来るまで(2018年製作の映画)

4.3

男か女どっちが好きかではない。愛した人の性別なんて些細なこと。
今の社会が不寛容だから我慢を強いるのもなんか違う気がする。
ストーリーもシンプルでメッセージも物凄くピュア。最後華が泣きながらあゆみが好
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.9

オープニングの棺を引き摺って歩く後ろ姿に完全にやられた。カッコよすぎる。
ただガトリングガンてあんな弾の出方したっけ?

キャッツ(2019年製作の映画)

3.5

あの主人公猫が妙にエロスを漂わせてるからあるのかどうかわからない話が更に入ってこない。
建物の縮尺がおかしいのはあの猫人間達のサイズ感を猫に合わせてるって事でいいのよね。あとあの生き物のシーンは気が狂
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.5

楽しい!面白い!笑える!かっこいい!そして上映時間が比較的短い!(ここ重要)
犯人を挙げるか、チキンを揚げるか!
チキンみたいな映画だった。

his(2020年製作の映画)

4.3

ゲイカップルと法廷が絡むのでチョコレートドーナツが思い起こされるけど同性愛と社会の関わり的にキャロルも近い気がする。
ラストで迎える結末がただ良かったねと安心出来ない。見た後に議論が自然と生まれるよう
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

ナチスに対する熱狂をビートルズの曲に乗せて表現するオープニングでいきなりグッと掴まれた。
それに常に子供の目線だから優しくてポップ。時々カミソリで切るような痛々しい演出もあったのでその時代にあったこと
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.9

自分の姪っ子みたいなぷにぷにの肌してあんなに危険な場所に行かれると親気分というかおじさん気分で見てしまう。
そしてあの絵柄にあの描写でギャップを楽しめる。グロさと倫理的なエグさ、たまらん。
変な性癖に
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.8

4DXの本気を感じた。OZの世界の中で自分は相手と闘い、自由に動き回る感覚を映画館で感じられた。
身内の不幸があった時に悲しいはずなのに腹が減る、息を引き取った日、通夜の後に飯を食って大変な時を皆で乗
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リンドグレーン(2018年製作の映画)

3.7

自分が母親なのに子供に認めて貰えない悲しさ。
無責任な男にはなるまいぞと強く決心させられる。

ラストレター(2020年製作の映画)

4.1

あの家の壁になってずっと広瀬すずと森七菜を見守っていたかった…。二人の時間が尊すぎる。
気持ち悪いなあと冷静になりながらも画面全体の雰囲気と役者の演出でグイグイノスタルジックな気分にさせられて最後はう
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.5

旧作での子殺しの瞬間のあの切なさが今回のリメイクにはないんだよな〜…。個人的にはそこに尽きる。
最初は隣人の家に死を予感させるアイテム(銃、剥製、亡くなった奥さんと写った白黒写真、あと何個かあった気が
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.1

全体的に会社でちょくちょく言われることを思い出させられる映画だった。
FBIの捜査方法見てて最近仕事で新しいやり方試してる時期に先輩に基本忘れてるよね〜って言われたのをなんとなく思い出したし、何かやら
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.7

壮大なエルファニングのMV。歌うますぎ
インタビューでアルバム出したいって言ってたし是非ともやってほしい。

カツベン!(2019年製作の映画)

3.6

主人公の子供時代で映画を見に行くシーン、好きなセリフを一言一句間違えずに話すシーンに俺はまだまだ映画好きとは言えんな…と何故か負けた気分になった。

シライサン(2020年製作の映画)

3.8

シライサンのビジュアルと特徴だけでかなりいいとこまでイけるホラー映画。
何人かぶっ殺してそろそろシライサンの顔みたいなーって時に見せてくれる上にめちゃめちゃ怖いもんだから思わず声が出た。

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.9

新しいものとか独創的なものが持て囃されるなか500年の歴史を持つ伝統的な漁師の歌は十二分に新しくて独創的なものとして数えていいんじゃないかな。唯一無二だよね。

KING OF PRISM ALL STARS プリズムショー☆ベストテン(2020年製作の映画)

3.0

カウントダウンTV形式でこれまでのシリーズをおさらいしてくれるから初心者に優しくベテランには懐かしさを感じ取らせるつくり。
ただ本筋の話は全く進んでないのでただLIVEを見に行ったのと同じ。応援上映だ
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.6

とにかく過去作を観たくなるんだけど新しいものはあまり感じとれなかった。
それでもこのシリーズが辿ってきた歴史を感じて泣ける。
子供の頃からシリーズをかじってたから劇中の回想シーンでホッコリさせられた。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

IMAXで観たからレースシーンの興奮半端ない。特にエンジンの爆音にやられた。あんなんされたら車カスタムしたくなる。
しかし熱い男の映画だったなー、エンジン音、交差するレーサー同士の視線、コースを見つめ
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.2

シンプルな絵で多くを表現出来てるのは映像処理の取捨選択が上手いからだと思う。
伝わる最低限を選んでる。

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

1.0

現代を象徴するテーマを扱った映画で傑作がこれだけ出ている中よくもまあこんな悪魔的駄作を作れたもんだ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

今年これ以上面白い映画探す必要ない。
人生で初めて二回連続で観た。

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.6

オリジナルには勝てないんだけど改変されてる何箇所かは好き。ガラケーからスマホに変わった弊害もあるよね。
アレサ・フランクリンで曲の筋を1本通してる理由が知りたい。

トスカーナの幸せレシピ(2018年製作の映画)

3.7

幕の内弁当みたいな映画?って言うのかな、王道を真っ直ぐ来てくれるからこっちも真っ直ぐ受け止めたくなる。

だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2位なのに1位を取った映画。
見たあとの清々しさがたまらない。

EXIT(2019年製作の映画)

4.3

おもしろすぎる…名作パニック映画の要素を取り入れてちゃんと自分の作品に仕上げる力量が素晴らしい。しかもこれで長編デビューは才能ありすぎ。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.7

何も知識入れていかなかったら最後までこいつが有罪なのか分からなかった。なんでだろうなと思ったけど婚約者の視点から描いてるからなのかな。しかもザック・エフロンが魅力的過ぎるように撮ってるから観客がこいつ>>続きを読む

マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年製作の映画)

3.8

バッキバキの画面作りに打ちのめされた。
アクションのもっさり感はあるけど主演の存在感や映えっぷりで高得点出てる

コマンドー(1985年製作の映画)

5.0

人生で三番目くらいに観てる映画なんだけど何回みてもよく分からん。
シュワルツェネッガーギャグを映画館で味わえるとは思わなかった。
応援上映の一体感も最高。

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.3

三部作かくあるべしと言わんばかりの構成。子供の頃にアニメを見てワクワクする感覚がこの年になってまた味わえるとは思わなかった。なにより各キャラクターに対する愛情が終わったあとの寂しさを倍増させてる。また>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.5

年始からいいモノ観た。
現代的アップデートを果たしながら過去のロマコメの香りを漂わせてる。
シャーリーズ・セロンがヒロインって言うのにもしびれた。強さを見せつつたまにくるキュートさのギャップにぶっ飛ば
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