stさんの映画レビュー・感想・評価

st

st

映画(96)
ドラマ(0)
アニメ(0)

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ厳禁映画の2作目、前日譚ということでなかなか難しいところを相手家族もサイコパスにして、エスターにアンチヒーロー的な魅力を持たせたのが巧いなあという映画。普通に面白いですが、前作は見たほうがいい>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.4

楽しく見れるドタバタスプラッターコメディ。余談ながらアメリカといっても地域により色々だなあと強く思います。

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

タイトル通りにとにかく暗くて邪悪、望み無し。怪異の正体も、因果も謎で、当然解決策もない。なので物語的にはやや単調なのは否めないですが、毎日恐怖シーンが必ずあるのでダレるほどではないです。

継承が雰囲
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.6

コメディとして見るとそこまで…という感はあるもののメタな構造のゾンビ映画として見ると画期的。構成の勝利。

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

爽やか青春ホラーと思いきや、最後はやや無理矢理ながらシリアスな展開。全体的にはよく出来た映画なのですが、無難感も否めず。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

どう受け取るかが難しい映画。一般的な意味でのストーリーはほぼなく、出来事の因果も不明。何を描きたかったのかも難解。ただ、何かあると思わせる。また、静謐な雰囲気にも惹かれます。オチの迫力や意外性もなかな>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.1

怪異のチート2週目、という発想とオチは面白いですが、演出、ストーリーともに粗さが目立ちます。惜しい作品。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

非常に雰囲気もあり、演出もジャンプスケアリーに頼らず演技で圧倒する感じで迫力あり。クライマックスもよい。ただ、モキュメンタリー形式は一長一短で、最後のインタビューとかはよかったですが、映像どうやって回>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

悪夢として形容される映画は多そうですが、なかなかこれ以上ない悪夢の世界に没入できます。じわじわ来る映画。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

素晴らしい奇譚。演技も凄い。映像ももちろん美しい…ですが、ストーリーが奇抜なのでちょっと情報過多かなと。最上級の素材が喧嘩気味。

あと、二代目ベラ作ったり外科医は明らかにヤバいやつなのになんとなく大
>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.2

最低限観させる映画ながら、やはりアンジェリーナ・ジョリーを抜きに考えるとあまり見所に欠けると感じてしまいました。

呪詛(2022年製作の映画)

3.8

アジア的湿り気に派手さも乗って抜群に怖い一本。2回目を観たくは無い映画。

ミスト(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

格調高い宗教的なパニックホラー。時代的に仕方ないとはいえ、モンスターの造形が少しチープ(最後の巨大なやつはよかった)で、パニック部分が少し全体の流れと調和してない気も。とは言えそのおかげで飽きずに見れ>>続きを読む

ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

3.3

手垢に塗れたゾンビものに何とか目新しさを加えようと頑張った映画。ただ、核心的なネタはもっと活かせたような気も…

パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

素晴らしい映像。ストーリーはもっと突き抜けても良かったかなと思いますが、上手いバランスです。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.7

モキュメンタリーホラーの元祖?だけあってめちゃくちゃ良くできています。シンプルだけどいい映画。

Significant Other(原題)(2022年製作の映画)

3.0

かなりやり尽くされたネタを再利用した感は否めない映画。普通に楽しめる出来ではありましたが、わざわざ観るべきという感じでは全く無い映画。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

しっとりとした質感は魅力。ただ、施設に出はいり自由だったり、死体を載せて検問スルーしたり、謎な設定が多いのが残念。また、社会的な文脈でも核心的なとこは避けてしまっているように感じました。

スマイル(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

途中までは良い演出と不気味さ。ただ、ラスト付近、怪異の実体を出す必要はなかったし、その方がかえって怖かったかなという気がする。

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

5.0

一度見たら忘れないエネルギーと映像。不朽という言葉がこの作品以上に似合うものはないのでは、という感じです。

Kunstkamera(原題)(2022年製作の映画)

2.7

これはあまり点数で評価するような映画では無いかなと思いつつ、あえて評価するならあまり…という感じ。氏の熱心なファン向け。

オールド(2021年製作の映画)

3.6

分かりやすい設定に飽きさせない展開、サクッと観れるスリラーです。その分、深みや目新しさには欠ける印象も。撮影がかなり大変そうです。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

臨場感あるゾンビもの。演技や演出に見どころが多く、オーソドックスなストーリーながら単調にならず最後まで楽しめます。ただ、噛まれてからゾンビになるまでの時間はちょっとご都合主義が過ぎるかなと…

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

青春映画的な要素が強いホラー。なので雰囲気は明るいですし、最後はちゃんと怪異を撃退します。が、冷静にストーリーを見ると主人公たちの境遇はかなり悲劇的。しかし、ペニーワイズの過剰なまでの個性も相まってエ>>続きを読む

荒れ野(2021年製作の映画)

3.3

絵作りの美しい怪異の実態があやふや系ホラー。ストーリー的には子どもの成長譚難易度maxでもあります。伴ってメッセージ性も強いですが、どこまでをメッセージの為の比喩的な表現として捉えるのか、どこまでをホ>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.6

渋いSF映画。序盤がかなり地味で、中盤以降も跳ねる感じではないです。ただ、かなり丁寧に作られていて、アメリカらしいメッセージ性は感じられます。自由は何物にも変え難い。

スペル(2020年製作の映画)

3.3

痛そう度高めのホラーサスペンス。なかなか面白い設定はいいのだけれど、無理に痛そう感を出したいからか、中高半の流れがどことなく悪く残念感は否めないです。ストーリー的にも生い立ちの呪縛を打ち破る、ともとれ>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

縦穴版スノーピアサー的なお話。直球の社会風刺で、かつ非常に宗教的なニュアンスを感じます。謎解き的なタイプではなく、雰囲気と心理描写、会話劇で魅せるタイプの映画。凄惨なシーンもあり人を選びます。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

演技は言うまでも無く、画面の絵作りや音楽のクオリティが非常に高いです。リアリズムを追求したストーリーは好みが分かれそうですが、かえって一周回ってジョーカーの神秘性を増している様に思いました。あと、劇中>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.9

だだ滑りギャグ全開、かなり支離滅裂な展開、と、とにかくナンセンスな映画。しかし、その過剰なナンセンスさは全てが意味を持ってしまう現代への(特に映画への)強烈なアンチテーゼに感じました。コメディ、怪獣映>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

マトリックスは個人的には選択と自由、支配からの解放がテーマの作品だと思います。それだけに、序盤の混沌やブラックジョークは魅力的ですが、後半の過去の感傷に浸る様なニュアンスはやや残念。やはりマトリックス>>続きを読む

>|