計画性の無さに終始モヤモヤしていたらいつの間にか終わってしまった。
公開当時、評論家からチープなCGなどを痛烈に批判されていた記憶があるが、私にとってはシリーズ中2番目にお気に入り。
シリーズで一番重く悲しく、ひたすらに暗い……当時の絶望感たるや。part2も連続で観ないと心がもたない。
何度観ても(小説を読んでも)最後のオチはイマイチ納得できていない。
小学生当時、現作小説を読む前に観てしまったがために展開についていけなかった記憶がある。
このレビューはネタバレを含みます
シリーズで一番好き。
子ども時代の無邪気な冒険譚は幕を閉じ、暗雲が立ち込める過渡期を、「若さ」で駆け上がって行くハリーたちが眩しく脆く映る。両親世代に感情移入する歳になってしまったなあと思う28の冬。