電話かけるシーンと、灰原哀のリコーダーのシーン大好き。
面白い。派手なアクションよりも、こういう感じの方が好み。少しかなしくて暗い雰囲気も好き。
上映中ずっと心拍数がおかしかった。それくらい圧巻だった。奇妙な世界と現実の重なり合うところ、絶妙な音楽と不思議な映像全てに心掴まれた。初めから終わりまで好き。
素敵な映画だった。ストーリーも、映像も、音楽も好みだった。山添が自転車に乗る、会社の上着を着る、たい焼きを買う。人が変化していく。散りばめられた優しさが良かった。穏やかな気持ちになれた。
どうにかしようとして、最悪の方へ引きずりこまれていくのか〜と思ってたら、そういう結末か。
キャストは豪華だが、そのせいかまとまりがない。ストーリーもとっ散らかってる印象。オリンピック後に不景気になり円の価値が大暴落、搾取される派遣、勝ち逃げしようとする偉い奴らという構図はそれらしくて良い。
前作の方が良かった。色々と詰め込もうとしたのか、ごちゃごちゃしていて盛り上がりにかける。でもカイジが相変わらずなところは好き。
後半の追い上げが好き。全ての人の願いを無限に叶えることが破滅を呼ぶ、というストーリーも刺さる。あと戦闘時の音楽が良い。