Powさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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雨に唄えば(1952年製作の映画)

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とにかく陽気な映画。
カラフルな色使いと軽快なリズムのミュージカルやタップダンスが楽しめる。
そしてそれぞれの役のキャラ立ちもはっきりしていて物語も分かりやすい。ラストでは勧善懲悪のカタルシスもあり。
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

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億万長者と結婚する方法。
富める男をゲットしたい、という古今東西における女性の願望を映画化したものであるが、今現在ではもっと生々しくなりそうな題材なところ、この映画では主題は、やっぱ金よりも愛さ、とい
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初体験/リッジモント・ハイ(1982年製作の映画)

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ハイスクール卒業間近の高校生たちの日常。この時期は大人になる手前で、期待と不安が入り混じる。見ていてそんなこともあったよなと感慨に浸る。この時期は一歩間違えればエラいことにもなりかねないし、慎重さが求>>続きを読む

LOVE GOD(1997年製作の映画)

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ストーリーはあってないようなもの笑 ピルでイカれてしまった男の精神錯乱がロックンロールに乗った疾走感のある画質の荒い映像と細切れのシーンが続く。随所にサイケデリック× グロテスク。とこで、あのモンスタ>>続きを読む

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

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仮想にのめり込む、といった所。VHSの時代にはまさにビデオにのめり込みまくった人はいたようだ。
あのテレビデオ、というのだろうか。あれをムチでしばきまくるあのシーン。個人的にあれは良すぎた。ツボだ。こ
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街の上で(2019年製作の映画)

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Netflixで何気なく見てみたら思いの外、良かった作品。
下北のあのユルいスローライフ感と少しほろ苦いけど重すぎない恋愛模様にあ、いいなあと思わされる。城定イハちゃんにはすっかり魅了されてしまった。
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月のキャット・ウーマン(1953年製作の映画)

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月に麗しのキャットレディ達。
その妖艶さと上品さ。
ロケット開発を進め出した時代の映画で、まだ宇宙が見えてきていない時代のSFなので、インスピレーションがありますね、このお話には。
創造性が。SFは今
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

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続編を作るのにあまり乗り気ではなかったジョーダンテ監督に「何をやってもよい」という異例の条件で作られたとされる本作。
往年のホラーなどのパロディ満載で監督の遊び心がふんだんに効いていて、ストーリーとは
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クリープショー(1982年製作の映画)

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序盤はまさにアメコミホラーを切り取った感じでアメリカンポップな部分も少し感じるけど、三本目くらいから物語のクオリティが上がってきて、それだけで一本の映画が成立しそうなほどの物語が展開される。やはり最後>>続きを読む

不滅の物語 オーソン・ウェルズ(1968年製作の映画)

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今夜5ギニーを稼がないか。
虚構を現実とする。それは映画を撮ることと同義だ。ウェルズは映画制作に何を見ていたのだろう。FAKEと同様、虚構がテーマとなっている本作。そしてその虚構を不滅の物語として語ら
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不意打ち(1964年製作の映画)

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これはただのパニックスリラーではなく、人間社会の縮図が巧みに表現されている良作。高貴な文明とその底に潜む人間の原始的な野。そのコントラストは度々映画で描かれているし、永久不滅に抱えていく問題なのだろう>>続きを読む

エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

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子供の頃には探索欲がある。自分の住んでいる町を徘徊し怪しげな廃墟に立ち入ってみたり、秘密基地なるものを作り出そうとするなど。子供が子供達だけで遊ぶ時にはそんな探索欲が刺激されることを好むし誰もがそんな>>続きを読む

華氏451(1966年製作の映画)

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原作を読んだ上で鑑賞。
原作と比較すると多少、簡略化されている感は否めない。
映画ではテンポ良くストーリーが進んでいくが、原作にはもっとモンターグに葛藤があった。為すべくして為したこと、行き過ぎた管理
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アメリカン・パロディ・シアター(1987年製作の映画)

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深夜のテレビで低予算の映画を見た経験をパロディ化したとされる本作。テレビをザッピングするかのように整合性のない短編のストーリーが紡ぎあわされていく。コントやCM、映画内映画、など、どれもがギャグやブラ>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

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D・クローネンバーグによる「蠅男の恐怖」(58) のリメイク作品。
変態空想化学なホラー。クローネンバーグ監督の事を町山智浩さんの書籍にて知ったが、この監督はあきらかに何かをこじらせている笑 先の展開
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インナースペース(1987年製作の映画)

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童心を持ったまま大人になった人が作ったSFサイエンスといった感じ。宇宙目線のマクロで見たら地球に住むミクロとしての人間はまさに微生物のようなものなのかもと考えたり。体内の微生物みたく、宇宙という枠の中>>続きを読む

オーソン・ウェルズの フェイク(1975年製作の映画)

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最高にクールでシニカルな映画だった。オーソンウェルズの映画映えするルックスといったら。語り手としても味わい深いキャラクター。フェイクをフェイクとして見ても尚、我々はそれをフェイクだと認識できなければそ>>続きを読む