野洲栗東バイパスさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

野洲栗東バイパス

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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.6

人間の美醜すべてをひとまとめにして軽快な音楽とともに堪能する作品。

公開から8年後にユーゴスラヴィアという国名は消滅しているので、「この国を語り継がなければならない」というメッセージは鮮烈。

ラス
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

4.2

午後ロードとかでやってたら頭空っぽにして観られる映画。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

うーん、これはなんだろう……

痛みを失った人類が自身を生きた人間として繋ぎ止めるために、自身または他人の身体を傷つけて血を見る、臓器を見ることで慰め合っている世界なのか?

作中でも「身体にメスを入
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

退屈はしないけど劇的な面白さも感じられなかった。

立った靴のシーンが何の比喩なのかわからなかった。作中で言っていた「最悪な奇跡」のことかな?

【2023年8月21日追記】
立った靴のシーンは200
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

理解の及ばないものを怖い、気持ち悪いと感じるのは正しい。登場人物たちのように。

私は文化人類学、呪術の観点から見れば結構面白い内容だと思います。

ホルガの夏至祭も倫理的な問題があるとはいえ、内容は
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.8

クライマックスで何故か涙が溢れてしまった。

初めて劇場鑑賞したジブリで、初めて感動の涙を流した。

たぶんこの作品は製作作業が親類、仕事仲間、弟子達を呼んだ監督・宮﨑駿の葬式で、観客の我々はお別れ会
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

ライアン・ゴズリング演じるアームストロング船長の映画。アポロ計画の当事者の心情にスポットを当てている。

仕事一筋で家庭よりも仕事仲間と過ごす方が楽しげだが、それは娘を亡くした悲しみを家族に味あわせた
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