このレビューはネタバレを含みます
サクサク快く進むミステリ。
これは完全に好みですが、移民がおいしいところ全て持っていく、ダークなミステリの方が今は自分的に気分だな、と思ってしまいました…心がささくれだっているのでしょうか。笑
重い社会派かと思いきや、はじめは痛快な「乗っ取り」モノ。
個人的に一番ビクビク、ドキドキしたのは、元家政婦がピンポンと訪ねてくるところ。あの、「なんだかよくわからないけれど、今から恐ろしい何かが始まっ>>続きを読む
「自分が世界を鳴らすのだ」という少女が決めた覚悟の美しさ、そしてそれをあの立ち姿で魅せる松岡茉優に乾杯。
わかる、わかるの連続。古今東西、内気な思春期の少年少女の悩みって変わらない。頑張るけどいまいち突き抜けられない、これじゃない、思うようにいかない、の連続。主人公の煩悶具合が一生懸命で、かわいらしい。重>>続きを読む
印象的だったのは、演奏する主人公を乗せて円盤が回り続けるシーン。彼の興奮、焦燥、悲しみ、怒り、そういうものが一緒くたになって映像と共に迫ってきて、こちらを圧迫してきた。これが映画…映画館で観て良かった>>続きを読む
おシャレ映画。昔独特の、黄色っぽい暖かみのある色彩の画面を愛でる映画。恋愛模様は相変わらずのウディ・アレン節。